アクセルを強く強く踏み込め!カーレーシング漫画を集めてみた0 Pt.

格好良い様々なマシンが風を切って走り抜ける姿、どこで勝負を仕掛けるかというレーサーたちの心理戦など、魅力が満載なカーレーシング。今回は、そんなカーレーシングにスポットを当てた漫画を5つピックアップして紹介していく。

作成日時:2022-05-17 19:00 執筆者:マンガペディア公式

アクセルを強く強く踏み込め!カーレーシング漫画を集めてみた

出典:amazon


『GT-giRl』

『GT-giRl』

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主人公の女子高生が仲間と共に自動車ジュニアレースに挑む姿を描いた、女子高生×カーレース漫画。舞台となるのは、16歳で免許取得が可能となった世界。免許の取得可能年齢が引き下げられたことにともない、世間では高校生たちのカーレースが盛り上がりを見せていた。美浜女子高等学校に通う少女・佐藤陽葵(ひなた)もカーレースに情熱を注ぐ高校生の1人。彼女は女子自動車競技部の部長を務めており、女子自動車ジュニアレースに出場して総合優勝することを目標としていた。

自動運転アシスト技術の発展により国内の流通関係の事業が拡大され、結果として免許を持っているほうが職を得やすくなった。しかし当時、新卒の免許取得率は低く、仕事を得られない者が多発。事態を重く見た政府は、高校1年からの運転技術学習導入を決める。それにより、16歳になれば免許が取得できるようになった。レーシングドライバーの父を事故で亡くし、自身も後遺症が残るほどの大怪我を負ったという過去を持つ陽葵も、免許を持っている。彼女は後遺症という不安要素を抱えながらも、ジュニアレースに出て総合優勝するため、女子自動車競技部の部員集めに邁進することになる。陽葵は仲間を集め目標を達成することができるのか。女子高生たちの華麗なカーレースに注目しよう。


『RUN day BURST』

走るか死ぬかの過酷なカーレース「RUN day BURST」での主人公たちの活躍を描く、何でもありなバトルレース漫画。地球半周・世界各国・大陸横断という前代未聞の要素が詰まった異次元のカーレース「RUN day BURST」の開催が決定した。マタライ州セビレオ村で暮らす機械いじりが趣味の少年、バレル・F・レンチは、ひょんなことから出会った自称天才ドライバーのトリガー・F・スロットルと共に「RdB」にメカニックとして出場することになる。

バレルには大切にしているものがある。それは、亡き父の形見であるトラクターだ。バレルはこのトラクターを修理し、様々な改造を施した。けれど、バレルは運転ができないため、完成したもののトラクターのエンジンをかけたことがない。そんなバレルとトラクターに目をつけたのがトリガーだった。トリガーはバレルのトラクターで「RdB」に出場することを決める。「RdB」の優勝賞品は時価10億ギアの宝玉。そして優勝者とマシンの名は全世界に轟き、カーレース史に刻まれ続けることになる。レースのルールはただ1つ、タイヤで走ること。それさえ守れば何でもありだ。田舎の修理屋から世界最高のメカニックへと生まれ変わるため、バレルはトリガーと共に運命の一歩を踏み出す。


『MFゴースト』

『MFゴースト』

出典:講談社

世界中で人気を集めるレース「MFG」に挑むレーサーたちを描いたカーレース漫画。舞台となるのは西暦202X年。化石燃料を動力源とする自動車の生産が中止となり、自動運転システムを搭載した電気自動車・燃料電池自動車が普及した世界だ。そんな時代に、日本では公道をコースとして使う自動車レース「MFG」が開催され、世界中から注目されていた。ある日、そのMFGに参戦するべく、英国から19歳の天才ドライバー、カナタ・リヴィントンがやってくる。

MFGは、物語の世界では珍しい内燃機関を搭載した車を使って行われるカーレースだ。コースは一般人が入れないよう閉鎖された公道。アウトローたちが勝手に開催している危険なものではなく、合法的なイベントである。物語は、このMFGに参戦するために来日した19歳のドライバー、カナタを軸に展開される。カナタは日本人とイギリス人の間に生まれたハーフ。イギリスのレーシングスクールを首席で卒業した天才だ。彼はMFGで様々なドライバーと、様々なコースで激突する。コース用に整備されたわけではない公道を、いかに早く走り抜けるか。そこがレーサーたちの腕の見せ所であり、作品の見所でもある。前作『頭文字D』の世界観を引き継いでいるところも、本作の注目すべき点だ。


『ドライブ・ア・ライブ』

『ドライブ・ア・ライブ』

出典:小学館

仮想世界に迷い込んだ主人公が生き残りを懸けた過酷なレースに挑むSFファンタジー漫画。主人公は車嫌いの男子高校生・信輝(のぶてる)。彼が車嫌いなのには理由があった。信輝は小学生の頃、弟の隆広と共に自動車事故に遭った。その際、自身は軽傷で済んだが、隆広は左足を失うという重傷を負ってしまった。そんな悲しい過去を持つ兄弟に新たな災いが降りかかる。ある日、隆広が忽然と姿を消してしまったのだ。信輝はやりかけのまま放置されていたゲーム画面の中に弟の姿を見つける。

事故で左足を失い、以降薬を切らしてはいけない体になってしまった隆広。そんな彼が、薬を自宅に置いたまま姿を消した。手がかりを求めて弟の部屋に入った信輝は、そこで「ドライブ・ア・ライブ」という車ゲームのソフトを発見。テレビにはゲーム画面が映されたままで、信輝は隆広がいなくなる直前までこのゲームをしていたことを知る。ゲーム画面を見つめていた信輝は、ゲームの中に隆広らしき人物が映っていたことに気づき、コントローラーを手に取った。そしてゲームを進めているうちに景色が歪み、ふと気がつくと、彼はゲームの中にいた。どうすれば現実世界に戻れるのか。走らなければ生きていけない世界で、信輝は嫌いな車のハンドルを握りながら弟を助ける方法を模索する。


『頭文字D』

『頭文字D』

出典:講談社

峠道で自動車を高速走行させる走り屋の若者たちにスポットを当てた自動車漫画。主人公の藤原拓海は、ガソリンスタンドでバイトをしている普通の男子高校生。しかし1つだけ普通じゃないところがある。それは、13歳の頃から父が経営するとうふ店の配達のために無免許で車を運転してきたというところ。毎朝秋名山の峠道を走っていた拓海は、驚くべきドライビングテクニックを身に着けていた。1998年4月にテレビアニメ化。2005年6月に実写映画化された。

拓海が配達で使っていた車は、父のものである「トヨタ・スプリンタートレノ・AE86」通称「ハチロク」だ。ハチロクを雨の日も風の日も雪の日も毎日走らせていたことにより、拓海は卓越したドライビングテクニックを獲得。彼とハチロクの噂は走り屋たちの間で広まり、様々なドライバーが拓海に挑戦してくることになる。当時、ハチロクはすでに時代遅れな車だった。そんな車が拓海のドラテクによって生き生きと走り、遥かに性能が上な車を追い抜いていく様子は圧巻。迫力満点のドリフトシーンや手に汗握るデッドヒートは、車への興味が薄くなった現代の若者たちからも高い支持を得ている。自動車漫画の金字塔として名高い本作。ページをめくるたびに、読者はその魅力に圧倒されるだろう。


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