大物歌手が楽曲を提供した名作アニメまとめ64 Pt.

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「月光町」には小学生の「カズマ」が元気に家族と暮らしている。場所を同じくして時を千年前に遡ると、そこには「ヘイアンチョウ妖精界」の貴族の子「おじゃる丸」がおり、ひょんなことから彼は現代の「月光町」へとタイムスリップしてしまう。そこで「カズマ」と出会うことで始まる子供向けコメディアニメ。このアニメではなんと演歌界の大御所である「北島三郎」が楽曲を提供している。「詠人」と「夢人」という楽曲がオープニングテーマに起用されており、優雅かつ力強い歌声が心地よい。日本の心の歌でもある演歌という分野をアニメに投入するという斬新なコンセプトでありながら全く違和感なく聴くことができるのは「北島三郎」の音楽に対する寛容さ、そして温かさがあるからだろう。

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現在もなお、高い人気を誇る『新世紀エヴァンゲリオン』。そのリメイク版という形でTVシリーズでは語られなかった真実を描く作品が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』である。全4部作で構成されているこの作品では、日本屈指の歌姫「宇多田ヒカル」が主題歌を担当している。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では「Beautiful World」（破ではREMIXバージョンで採用）、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では「桜流し」を提供。『エヴァンゲリオン』の大ファンであることを以前から公言していた「宇多田ヒカル」が好きだからこそ見える世界観を音楽に的確に落とし込み、見事に表現している。

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埼玉県は春日部市在住の幼稚園児「野原しんのすけ」が、家族や友達と巻き起こす面白い日常をコミカルに描いたファミリー向けアニメ。TVシリーズとは別に現在、毎年劇場版として映画を製作している『クレヨンしんちゃん』。最近の楽曲では人気が高まっている若手のミュージシャンを起用することが多いが、劇場版5作品目となった『クレヨンしんちゃん　暗黒タマタマ大追跡』では「チューリップ」として数多くの名曲を世に提供し、ソロとなっても「サボテンの花」が大ヒットした歌手「財津和夫」が担当している。「ひまわりの家」という楽曲を提供しているのだが、何気ない家族愛を温かく歌い上げるところが心をぐっと掴む。　

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人類が宇宙へと繰り出し、日常生活拠点が出来上がった世界。何でも屋として働く「宇田宙介（うだちゅうすけ）」は日常生活に欠かせなくなったアンドロイド「ワークボット」の旧式たちと共に様々な依頼へと対応していく。なんとこのアニメでは日本における「キングオブロック」の「矢沢永吉」がオープニングテーマ「Midnight Jungle」とエンディングテーマ「ミス・ロンリー・ハート」を担当している。あの「YAZAWA」がアニソンを担当するというのはとても意外に感じるが、子供達でも理解できるような優しいロックに仕上がっており、かつ「YAZAWA」のイメージは崩さないという素晴らしい名曲が提供されている。

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地球に住み戦いをこよなく愛する男「孫悟空」が迫りくる脅威や自分の力の限界を知るべく、拳と拳を交じ合わせて戦うアドベンチャーアクション作品。大人気アニメ『ドラゴンボール』シリーズの最新シリーズであるこの作品では、日本が誇るロックバンドで2016年に再結成した「THE YELLOW MONKEY」のボーカル「吉井和哉」が楽曲提供している。提供された「超絶☆ダイナミック！ 」は『ドラゴンボール』の世界観を含めながらもこれから始まる戦いへのわくわくする心を歌った爽快なロックナンバー。CDシングルにはカップリングとして初期の名曲「ロマンチックをあげるよ」のカバーも含まれており、『ドラゴンボール』ファンにはたまらない一枚になっている。

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高校生探偵として有名だった「工藤新一」。しかしある事件に巻き込まれ、犯人によりある薬を飲まされる。それによって子供の体に変化してしまった。その後「江戸川コナン」と名乗り、周囲で発生する難事件を解決していく大人気ミステリーアニメ。TVシリーズや劇場版で数多くの楽曲を提供しているのが世界に誇る日本最強のロックユニット「B'z」。記念すべき最初の楽曲は「ギリギリchop 」であった。難事件という極限の精神状態で挑む心をスピード感あふれるバンドサウンドと空を割ってしまいそうなほどのハイトーンボイスで歌い上げた楽曲はまさに神曲。アニメを見る前から心が昇天してしまう熱量を持っている。

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静岡県に住む小学生「さくらももこ（通称：まる子）」。彼女の家族や友達の触れ合いで起きる様々な出来事を面白おかしく描いたコメディアニメだ。2015年にはアニメ放映年数25周年を迎え、未だにその人気が衰えない大人気アニメであるが、現在のエンディングテーマ「100万年の幸せ!!」は「サザンオールスターズ」のボーカルであり、ソロでも沢山の名曲を作り出している「桑田佳祐」が楽曲提供している。何気ない日常が一番幸せで、それを皆で永遠に続けていこうという大きなテーマを歌っている。『ちびまる子ちゃん』を観て、笑顔になってまた明日を進んでいこうというメッセージにも感じられる素晴らしい歌である。