あだ名付けちゃう系キャラ達集合!236 Pt.

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海賊を題材としたバトルアニメ『ONE PIECE』。その主人公である「モンキー・D・ルフィ」は、「海賊王」を夢見て仲間と共に海を旅する少年。天真爛漫で掴み所の無い性格をしており、良く突拍子も無い行動を取っては周囲や仲間を唖然とさせたり怒らせてしまう事が多いが、内に持つ信念には揺るぎが無くどんな強敵を相手にしても背を向ける事は無い。
常識外れな所や少々頭の悪そうな所が目立つ「ルフィ」は人の名前を覚えるのも苦手なのか、仲間や近しい人間以外の人物を名前で呼ぶという事が作中でも余り見られない。大抵は相手の特徴を捉えたあだ名で呼び、「アラバスタ編」に登場した「イガラム」をその特徴的な巻き髪から「ちくわのおっさん」、同じく「アラバスタ編」に登場した「トト」に対してはその瘦せ細った体格から「からからのおっさん」と呼んでいた。また、敵キャラクターに対してはあだ名を付ける頻度も多く、「リトルガーデン編」に登場した「Mr.3」の事を3の字を象った特徴的な髪方からそのまま「3」と呼び、「ドラム島編」に登場した国王「ワポル」を何でも食べる「バクバクの実」の能力で邪魔ばかりして来る事から「邪魔口」、「空島編」に登場した「エネル」を特徴的な耳朶を持っている事から「みみたぶ」と呼んでいた。センスがあるのか無いのか分からないラインナップだが、海兵である「スモーカー」の事を煙を操る「モクモクの実」の能力がある事から「ケムリン」という可愛らしいあだ名で呼んだりもするので、あながち全くセンスがない訳でもないのかもしれない。

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世界総人口の約8割にも及ぶ人間が、「個性」と呼ばれる超常能力を持った社会を舞台としたヒーローアニメ『僕のヒーローアカデミア』。そこに登場する「爆豪勝己」は、本作の主人公である「緑谷出久」の幼馴染みの少年。「爆破」という強力な「個性」や類稀な運動神経、優秀な学力を持っているが、自尊心が強く攻撃的な性格故に口も悪く見た目も粗暴な人物。
他者を見下す傾向がある為か、同級生であっても名前を覚える気が無いようで「雄英高校」のクラスメイトである生徒達をモブ扱いしたり、外見的特徴を捉えたあだ名で呼んだりと余り友好的に接する様子が見られない。また、幼馴染みである「出久」が「無個性」であった事から蔑称として彼を「デク」と呼んだり、クラスメイトの「麗日お茶子」を「丸顔」、「上鳴電気」を「アホ面」と呼んだりと彼の付けるあだ名は大概失礼なものが多い。その他にも「舐めプ野郎」や「クソナード」といった乱暴な蔑称も多々発せられており、これでは彼が周りからも作品のファンからも「敵（ヴィラン）ぽい」と言われるのも仕方が無いと納得してしまうというものだ。

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バスは2時間に1本しかないという田舎を舞台にした日常系アニメ『のんのんびより』。本作の主人公である「宮内れんげ」は、「のん」「なん」といった口癖が印象的な女の子で、長いツインテールに黄色いリボンという出で立ちが特徴の小学1年生。
小学生ながらも独特な感性の持ち主であり、挨拶の代わりに「にゃんぱすー」といった意味不明な発言をしたり、芸術として描く絵が少々奇怪で難解なものだったりと歳の割に奇抜なセンスを持ち併せている。また、作中に登場する数々の生き物や動物に独特な名前を付ける事が多々あり、野生の狸に「具」という名前を付けてペットにしたり、川で捕まえたカニには「お塩」、学校で飼っているカブトエビには「ひらたいらさん」、更に同じ「旭丘分校」に通う「一条蛍」が飼っている犬の「ペチ」に「ひざかっくん」と名付けるなど、あだ名の付け方は少々難解ではあるがなかなかに秀逸さを感じるものも多い。

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高校のバスケットボールを題材としたアニメ『SLAM DUNK』。本作の主人公である「桜木花道」は、不良であり全くのバスケ未経験者でありながら「湘北高校」のバスケ部に入部する事になった少年で、赤い髪と188㎝という長身が印象的な人物。
その不良然とした見た目と比例して性格も粗暴で気性が激しく、生意気な面が目立ち例え目上の先輩だろうとその態度は変わる事が無い。また、その生意気さはあだ名を付けるという行為にも表れており、自身が想いを寄せる「赤木晴子」やマネージャーである「彩子」などに対しては「さん」付けで呼ぶものの、部の主将である「赤木剛憲」をその厳つい見た目から「ゴリ」、副主将の「木暮公延」が眼鏡をかけている事から「メガネ君」、「陵南高校」バスケ部の主将である「魚住純」を「ボス猿」と呼んだりなど、失礼なあだ名を付けては勝手に呼び続けている。

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「京極夏彦」による伝奇ミステリー小説を基に制作されたアニメ『魍魎の匣』。そこに登場する「榎木津礼二郎」は、探偵を生業とする青年であり、秀麗な外見に加え頭脳明晰、運動神経抜群、おまけに旧華族の家柄出身という非の打ち所の無い人物。しかし性格は少々癖があり、社会的地位には無頓着だが自身が興味を持った事に対しては子供のように追求する面がある。
人の名前を覚えるのも苦手な彼は、付き合いの浅い人間の事をしばしば適当な名前で呼ぶ事が多く、親交の深い相手であってもあだ名で呼ぶ事が常である。旧友である「中禅寺秋彦」が営む古本屋の名前にちなんで彼を「京極堂」と呼んだり、「関口巽」が猿に似ているからと「猿」と呼んだり、幼馴染である刑事の「木場修太郎」に至ってはその角ばった顔立ちから「下駄」「箱」「四角」と散々な呼びようである。

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“死神”を題材としたアニメ『BLEACH』。本作に登場する「草鹿やちる」は、死後の世界である「尸魂界（ソウル・ソサエティ）」に住む「死神」の少女であり、幼い外見ながらも「護廷十三隊」の「十一番隊」副隊長を務めている人物。外見に見合った天真爛漫な性格をしているものの、時として相手を威圧する雰囲気を醸し出す事があり、やはり副隊長という肩書は伊達ではないという印象も抱かせる。
他人に対してあだ名を付けて呼ぶ事が多く、目上の相手である隊長格の「死神」に対してもそれは変わらない。常に行動を共にしている同隊の隊長「更木剣八」を「剣ちゃん」と呼んだり、主人公である「黒崎一護」を「いっちー」、六番隊の隊長「朽木白哉」を「びゃっくん」と呼んだりする事もあれば、「一護」の仲間である「井上織姫」をその豊満な胸から取ったのか「プルルン」と呼んだり、部下の「斑目一角」が坊主である事から「つるりん」と呼んだりとなかなかに失礼なあだ名を付ける事もある。

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橋の下で生活する人々の日々を描いたギャグアニメである『荒川アンダー ザ ブリッジ』。そこに登場する「村長」は、自身を河童と言い張り全身河童の着ぐるみを着た風変りな男性で、荒川河川敷で暮らすホームレス達を取り仕切っている自称620歳。
河川敷に住む人間は「村長」から名前を貰わなくてはいけないらしく、そこで暮らしているキャラクター達の殆どは彼が新たな呼び名を付けている。主人公である「市ノ宮行」にも、大学生ながらに多数の会社を経営していたからか「リクルート」という呼び名を付けているが、もう一つの候補として提示したのが「内定取れ太」だった辺り何とも適当な印象を受けてしまう。