猫の手も借りたい！「働く猫」オススメ漫画５選92 Pt.

忙しい時には猫の手も借りたい！　そこで今回は、様々なお仕事をする「働く猫」が活躍する漫画をご紹介！　こんな猫たちの力を借りたいと思うこと請け合い！

本作に登場する働く猫の職業は“探偵”。主人公のレイモンド・シャーマンは探偵業を営む、ハードボイルドなシャム猫だ。普段はズボラな生活を送っているが、事件となれば、見事な推理で鮮やかに解決する。そんなレイモンドが、人間の女の子であるロゼットとコンビを組み、数々の事件に挑んでいく。彼らのもとに舞い込むのは、死亡事件から失踪者捜索、消えた宝石の捜索まで様々だ。シャム猫であるレイモンドはもちろん、テナガザルやセントバーナードほか、様々な2足歩行の動物が人間のように生活している都市・オールドヨークも魅力的に描かれる、サスペンス・ミステリーだ。

本作に登場する働く猫の職業は、“冒険者”だといえる。主人公・とらじは、魔法のねずみによって、「猫mix」と呼ばれる存在になった猫だ。猫mixとは、人間のように服を着て2足歩行し、言葉も喋る不思議な猫のこと。本作には、猫だけでなく、「犬mix」「猿mix」と、様々な動物の「mix」が存在する。とらじは、子猫の時に猫mixになった。見た目はとても愛らしく、人間の子どもほどの知能を持つ。また、猫だけあって、ねずみにはめっぽう強い。ねずみが人間に化けていても、臭いで察知し、すみやかに退治する。勇者パイ・ヤンは、そんなとらじと、「魔法のねずみ」に連れさられた息子を探すための旅に出る。パイ・ヤンは、王のもとで戦いづくめの人生だったため、真面目な性格で社会常識に疎く、奔放なとらじの一挙手一投足に驚かされることもしばしば。ロマン一杯の冒険と、子猫の可愛らしさを存分に堪能できるファンタジーだ。

本作に登場する働く猫の職業は、話ごとにさまざまだ。主人公・猫山ロシ夫は、正しくは「巨大な猫のような何か」である。猫山は、直立した姿勢で2足歩行し、その身体は8頭身。人間の言葉を話して、現代社会に溶け込んでいる。各話ごとに職業や立場、性別すらも変え、なんでも卒なくこなしていく。猫山を取り巻く多くの人間は、彼（彼女？）が猫だということに違和感を持たない。一部の違和感を持ってしまった人々は、社会に溶け込んでいる猫山と、それを受け入れている周囲とのギャップに、ただただ戸惑うことになる。巨大な人型の猫である猫山が、ふと見せる猫っぽいポーズはとてもかわいい。そのギャップも魅力の、シュールな世界観のギャグ漫画だ。

本作に登場する働く猫の職業は、“ホスト”。舞台となるのは、ホストクラブ「レッド・アイ」だ。「レッド・アイ」は、人語を喋る様々なタイプの猫たちが、やってきたレディたちをもてなす店である。ナンバーワンホスト・嵐（ラン）は、巧みなキャットトークと極上の毛並みで、女心を掴んで離さないアメリカンショートヘア。まさに、ホストのお手本のような猫である。そんな店に、主人公のブサイク猫・ブチョウがスカウトされた。ブチョウは、独特の愛嬌と性格の良さを武器に、ナンバーワンまで成り上がっていく。登場するホストはすべて猫だが、その行動やキャラクター付けはリアルなホストというギャップが面白い作品だ。

本作に登場する働く猫の職業は、“ゲームショップの店員”だ。主人公は猫の3兄弟だが、人間のように服を着て2足歩行し、人語を話す。3兄弟にはそれぞれ特徴がある。長男・ナガシマはトラ猫で、ワイシャツにネクタイ、スラックスと、フォーマルな格好で店長を務める。次男・タブチはランニングシャツにジーパンの斑猫で、性格は凶暴。3男のクロマティは、Tシャツにジーパンの黒猫で、常に無表情で感情が読めず、エキセントリックな行動を連発する。そんな猫の3兄弟がゲームショップで繰り広げる、スラップスティックなギャグ漫画だ。