書記キャラが活躍する漫画おすすめ５選！優秀かつカリスマ性で生徒会を支える柱0 Pt.

「恋愛は告白した方が負け」という信条のもと、相手からの告白を引き出すべく、生徒会室でギリギリの心理戦を展開する御行とかぐや。富豪名家に生まれ将来は国を率いる人材が集う私立秀知院学園において生徒会の一員に選ばれることは天才の証。その超高校級の頭脳を明後日の方向でフル回転させ、日々高度な恋愛頭脳戦を生徒会室で繰り広げていた。しかしその水面下の攻防戦に全く気付いていない者が、生徒会室には存在した。天然すぎる書記・藤原千花である。天然ゆえのストレートな言動で、かぐやと御行の内心をかき乱しまくるのだ。無自覚な発言が二人の距離を縮めることもあり、その真意ははかりしれない。天真爛漫で人懐っこいキャラクターでありながら油断ならない存在だ。

本作の主人公は完全無欠のスーパー生徒会長・めだかだ。偏差値はまさかの90をマーク、スポーツにおいてもあらゆる記録を塗り替えるモンスターぶり。しかも、引く程の美人なのだから驚きだ。一人でも生徒会の業務を苦もなくこなすことができるほどの有能さを持つめだかだが、彼女のカリスマ性に惹かれるようにして、生徒会にはユニークすぎる個性的なメンバーが加入してくる。その一人が書記の阿久根高貴(あくね・こうき)だ。見目麗しいルックスとは裏腹に、柔道二段の腕っぷしの強さを持ち「柔道界のプリンス」と呼ばれている。中学時代は「破壊臣」との二つ名を持つほどの不良だったが、めだかとの出会いを通じて救われ、書記として生徒会に加わることになる。

「学園のトラブルは何でも解決」をモットーに活動するスケット団。一風変わった部活動は、メンバーも個性的だ。部長のボッスンは、お調子者でおバカに見えるが、行動力は抜群で頭にかけたトレードマークのゴーグルを着用すると驚異的な集中力を発揮する。副部長の鬼塚一愛ことヒメコは、かつては伝説のヤンキー「鬼姫」としてならした過去の持ち主。そしてスイッチこと書記の笛吹和義は、常に肩からPCを提げ、驚異的な情報収集能力を誇る書記にうってつけのキャラ。合成音声を通じて会話し、熱くなるボッスンやヒメコをよそに冷静沈着にふるまうのだが、涼しい顔で細かいボケを連発し、時には体をはったボケも披露。目を離せない存在感を放っている。

家が近所だからという理由で私立桜才学園への進学を決めたタカトシ。元女子高だけあって、まわりは女子だらけ。肩身の狭い思いをしていたところ、生徒会長のシノによりいきなり副会長に任命されてしまう。生徒会はもちろん女子ばかり。タカトシは紅一点ならぬ、白一点。生徒会の面々は容姿端麗で成績優秀な才媛ばかりだが、女子だけで自由にふるまってきたせいなのか、所かまわず下ネタを連発する悪癖の持ち主も。シノの親友にして書記としてサポートする七条アリアもその一人で、おっとりとした温和な性格ながらシノをも凌ぐハードな下ネタを天然にぶちまけることもしばしば。正真正銘のお嬢様で、モデルのようなルックスなだけに、その意外性の持つ破壊力は強力だ。

生徒会といえば、会長に副会長、書記に会計と役職はいくつもある。しかし、本作では会長の清士郎が書記も会計も庶務も兼任。書記として自ら生徒会新聞を執筆し、会計として予算案を考え、副会長の涼子とたった二人で生徒会を運営している。とはいえ清士郎は人のために働くのが好きなタイプ。楽しげに業務をこなしている。「レンタルアンブレラシステム」で傘の貸し出しを行った時は、自分の傘も貸し出してしまうお人よしだ。そんな清士郎にひっぱられるように、涼子も楽しんで生徒会活動を続けている。代が替わって、清士郎が卒業する日がきても、先輩となった涼子が、生徒会長兼書記となって後輩を迎え入れ、ふたり生徒会のおだやかな日々は続いていく。