SKET DANCE

SKET DANCE

開盟学園高校にある部活動スケット団のメンバー・ボッスン、ヒメコ、スイッチの三人が、生徒達の悩みやトラブルを解決するため奮闘する姿を描く。全体的にコメディを主体としながら、主要人物にはそれぞれ重い背景があり、シリアスなエピソードが展開される事もある。集英社「週刊少年ジャンプ」2007年33号から2013年32号まで連載。2010年、第55回「小学館漫画賞」少年向け部門受賞。2011年4月テレビアニメ化。

正式名称
SKET DANCE
ふりがな
すけっと だんす
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

藤崎佑助鬼塚一愛笛吹和義の三人は人助けを行うスケット団として活動している。校内ではただの便利屋のような評価を受けているスケット団だが、解決できる事件はいじめ問題から爆弾処理まで幅広く、学校で起こる出来事を解決するため奔走していく。

登場人物・キャラクター

藤崎 佑助 (ふじさき ゆうすけ)

スケット団のリーダーを務める、開盟学園高校の男子生徒。優しい性格で困った人を積極的に助けようとする。特技は集中力と、手先が器用な事と、スリングショット、「ものまね」だが、主人公の割に能力が地味である事をヒメコなどによくからかわれる。両親とは死別しており、実母の親友、藤崎茜の養子となった。 椿佐介が双子の弟と後に判明する。

鬼塚 一愛 (おにづか ひめ)

スケット団の副部長を務める、開盟学園高校の女子生徒。金色の髪と、常に咥えているキャンディが特徴的な少女。中学時代に大阪から東京に転校してきており、現在も関西弁で話す。友達の裏切りに会い、中学から高校にかけて「鬼姫」と呼ばれる伝説的な不良だったが、現在は明るく世話焼きな性格。 フィールドホッケーのスティックを武器に、荒事では無敵。次第にボッスンへの好意を自覚するが、卒業直前まで言い出せずにいた。

笛吹 和義 (うすい かずよし)

スケット団の書記を務める、開盟学園高校の男子生徒。眼鏡をかけており、肉声では話さず音声合成ソフトを通して会話をする。頭脳明晰で合理的思考を好み、オカルトには否定的。インターネットを通じてアニメやゲームなど幅広い分野の人脈を持つ。過去の事件で弟を失っており、自責の念から引きこもりになっていたが、ボッスンとの出会いで外へ出るようになった。 アイドル声優を目指す吉備津百香に協力し、次第に彼女から好意を寄せられるが、前述の事件の事から自身の恋愛感情を否定し続ける。

椿 佐介 (つばき さすけ)

開盟学園高校の生徒会副会長を務め、後に生徒会長となる男子生徒。生真面目で妥協を許さず、いい加減な部活動を廃止しようとしてスケット団と対立したが、次第に態度を軟化させ、共通の敵に対してはスケット団と協力することもある。実は藤崎祐助の双子の弟であり、出生時に現在の父母へ秘密裡に引き取られていた事が判明した。 空手とボクシングを嗜み、趣味はTシャツ作り。極度の近眼で校内では主にコンタクトレンズを使用している。

安形 惣司郎 (あがた そうじろう)

開盟学園高校の生徒会長を務める男子生徒。IQ約160という明晰な頭脳を持ち、入学時に厳格な校風に反発して生徒会入りし、大幅な改革を成した。普段は面倒事を嫌い、いい加減に振舞っている。生徒会メンバーなど仲間の危機には全力で立ち向かい、スケット団との対決でも度々頭脳の冴えを見せた。 妹のサーヤを溺愛しており、彼女の事になると高い思考力が暴走し、勝手に妹を中心とした複雑な人間関係を妄想し、スケット団や生徒会一同を困惑させた。

中馬 鉄治 (ちゅうま てつじ)

スケット団の顧問を務める中年の化学教師。ボッスン達がいる2年C組と、翌年度の3年C組の担任でもある。薬品作りが趣味で、スケット団を実験台にするか、杜撰に保管した薬をボッスン達が飲んでしまう事で、騒動になることが多い。妻と死別しており、娘をひとり育てていた。 後に美空レミと交際し、結婚に至る。プライベートではベント型のパイプをくゆらせている。

美空 レミ (みそら れみ)

ボッスン達がいる2年C組の副担任として中途採用された女性教師。元はタレントとして幼児番組に出演しており、「おねえさん」が通称として定着する。常に明るく、何事にも全力投球をモットーとするが、非常にそそっかしい。正担任の中馬鉄治に恋心を抱き、交際を経て結婚に至る。

山野辺 邦夫 (やまのべ くにお)

開盟学園高校の地理教師。サングラスにカチューシャ、口ひげという風貌の中年男性で、スケット団にしばしば相談を持ちかける。マイナーなスポーツやゲームに精通し、捕虫網のような器具を使う球技・「ジェネシス」、将棋に似たボードゲーム・「ヒュペリオン」、コンピューターゲーム・「スペシャルマリコブロークン」、カルタに似た「ファルケン」をスケット団に広めた。

吉備津 百香 (きびつ ももか)

『SKET DANCE』の登場人物で、日本一工業高校の女子生徒。伝説の不良「鬼姫」になりすまそうとした不良少女だったが、かつての鬼姫であったヒメコにそうとは知らず敵対し、改心する。声の可愛さを買われて声優を目指し、容姿の良さも相まって女優や歌手としても活動。元ヤンキーとも報道されるが、隠さずセールスポイントとする。 ヒメコを姉貴分と慕う他、声優デビューから協力してくれたスイッチに好意を抱く。

高橋 千秋 (たかはし ちあき)

開盟学園高校のソフトボール部主将であることから「キャプテン」と呼ばれる女子生徒。ボッスン達と同じクラスの委員長でもある。性格は明朗で優しく、周囲の人物に慕われ、男子に片思いされる事も多い。超人的な大食いかつ早食いであり、食べ物を吸い込む速度が音速を超えソニックブームが発生するという、食事のための技を編み出している。 スケット団がジェネシス世界大会に参加した際には、人数合わせで加わったが、短期間で覚醒し、世界最高峰の選手となった。

早乙女 浪漫 (さおとめ ろまん)

開盟学園高校の漫研女子部部長。絵は決して上手くないが少女漫画への情熱は強く、努力して商業誌デビューも果たす。万物をひと昔前の少女漫画的世界観で捉えており、しばしば周囲を少女漫画風の絵柄に変える。楽屋落ち発言が非常に多く、さらに、ページをめくって過去や未来を覗く、描き文字に座る、修正液を使って姿を消すなど多彩な能力を持つ。 ボッスンに好意を抱き「王子様」と呼ぶが、それを自分のキャラ設定と割り切っており、仲を進展させる気はない模様。

安形 紗綾 (あがた さあや)

安形惣司郎の妹でボッスン達とは同級生。ツンデレ、巨乳、天然ボケ、ツインテール、ニーソックス、妹という萌え属性の多さに、スイッチからは「全部盛り」と言われた事がある。ツンデレを直すためスケット団を訪れたが、次第にボッスンへの好意を強めていく。 ヒメコとは穏やかな三角関係が続いた。

集団・組織

学園生活支援部 (がくえんせいかつしえんぶ)

『SKET DANCE』の主な舞台となる、開盟学園高校の部活動。メンバーは藤崎佑助、鬼塚一愛、笛吹和義の3人。円滑な学園生活のために、困っている生徒の手助けを目的とするが、依頼がない時は部室でダラダラと遊んでいる。一度、ファルケン中に起きた火災を期に大幅な改造が成されたが、すぐに元通りとなった。

学園生活応援部 (がくえんせいかつおうえんぶ)

『SKET DANCE』に登場する、開盟学園高校の部活動。映像記憶能力を持つタクト、手品を使う紅一点のシルク、軽業師のスマイルの3人から成る。ボッスン達が3年生になった年の新入生で、スケット団を乗っ取りに現れたが、依頼の解決勝負で負けを認め、独立した部として結成された。

場所

開盟学園高校 (かいめいがくえんこうこう)

東京の私立高校。自由な校風のもと、生徒、教師ともに個性的な人物が多く在籍する。かつては生活指導に厳しい事で知られたが、安形惣司郎の代に生徒会が中心となって校則を大幅に変え、現在の校風となった。

アニメ

SKET DANCE

開盟学園高校の生活支援部、通称スケット団は、学園の生徒たちが楽しく高校生活を送るために人助けをする部活。このスケット団に所属するメンバーたちは日々、生徒たちの悩みや問題を解決するために活動している。 ... 関連ページ:SKET DANCE

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