流れに身を任せて！ 勢いで結婚しちゃう漫画５選0 Pt.

結婚式場で出会った優里と一真は、お互いに婚約者に振られ、結婚が破談になったことを知る。一真は式場のキャンセルに訪れていたが、キャンセル料に200万がかかると聞いた優里は、「すぐに離婚すればいいから」と榎に結婚を提案。かくして出会ったばかりの二人は、勢いで仮初の結婚式を挙げることになる。しかし、一緒に過ごす時間がとても心地良く感じていた優里は、このままではいけないと思いつつ、離れることも気持ちを伝えることもできないまま新婚生活を送っていく。

さゆり鍼灸院に勤めるリタは、ライブハウスの一角で不思議な歌を歌う男を見かけ、翌日にその男を車で轢いてしまう。森田と名乗ったその男は、リタを気に入り、彼女の鍼灸院に通い詰める。その後、居候先を追い出されてしまった森田は、成り行きでリタの家に転がり込み、リタも森田のことを意識するようになる。そうしたある日、森田からサイン済みの婚姻届けを手渡されるリタ。どう扱えばいいか分からないまま、彼女はモヤモヤとした日々を過ごしていたが、森田のシャイな一面を見て衝撃が走り、勢いで婚姻届に判を押すのだった。

ルームシェアをしていた友人が突然結婚することになった八重は、引っ越し資金を貯めようと意気込むも職場は経営不振に陥り、家も職も同時に失ってしまう。雨の中、途方にくれる八重が偶然出会ったのが、幼馴染の匠だった。一級建築士として成功をおさめ事務所を構える匠は、家が無いならウチに住めばいいと話を持ち掛ける。女遊びをしすぎてそろそろ身辺整理をしたかったと言う匠は、八重にニセの嫁役を提案。強引に合鍵を渡された八重は、次の職と家が見つかるまでと嘘の嫁役を引き受けてしまう。嘘の関係から始まったふたりの距離は、一緒に過ごしていくうちに徐々に近づいていくことになる。

父親の「実家に戻れ」コールにストレスが爆発した晴日は、居酒屋で憂さ晴らしをしていた。酩酊状態に陥った晴日は、このまま誰かと結婚すれば実家に戻らなくていいと、その場の勢いで客の一人と入籍してしまう。翌日、酔いから覚めた晴日の前にいたのは見知らぬ男性。春原永人と名乗った彼は、仕事を辞めて名古屋から東京に出てきたばかり。これ幸いと酔った晴日が家に連れ込んでいたのだった。東京で仕事を続けたい晴日は、このまま同居を続け父親を説得するため実家について来てほしいと春原に頼み込む。春原とは別に憧れの男性がいた晴日だが、同居を続けるうちに、先輩より春原が気になってしまうのであった。

28歳独身の茅原咲穂は、同僚や友人たちが次々と結婚していくことに焦りを感じていた。未婚仲間であった親友の容子も、ついにお見合いパーティーで出会った男性と結婚することを知る。そうして自棄になりバーで酔いつぶれてしまった咲穂が目を覚ましたのは、知らない部屋。しかも服を着ていない。そんな咲穂の前に現れた男性が、サイン済の婚姻届けと契約書を持った各務由貴だ。焦った咲穂は婚姻届けの存在を忘れ、そのまま帰宅してしまう。各務の思惑で婚姻届けを提出されてしまい、各務と同居することになった咲穂だが、次第に彼への気持ちが恋だと自覚していく。しかし、各務にはその気持ちがないと考え、想いを伝えることに躊躇してしまう。