2000年代~ディズニー作品47 Pt.

本記事では、世界的に有名なディズニー映像作品の中から2000年代~の作品を7つ厳選して見所・特徴を紹介する。

作成日時:2017-05-28 20:00 執筆者:マンガペディア公式

2000年代~ディズニー作品

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概要

様々なCG技術や劇場内での3Dや4Dといった新技術で、目まぐるしく変わっていく映画時代に、ディズニーとしての特色を活かした作品で時代を作り上げてきた映画を紹介。

『リロ&スティッチ』

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2002年に公開された作品。暴れん坊だけど、どこか憎めないかわいさを持つ「スティッチ」と、ハワイに住む両親がいない個性的な少女「リロ」の家族物語。「リロ」の元に犬(ペット)として迎え入れられた「スティッチ」。しかし、ただの犬ではなかった。その正体は、遺伝子実験で作られ、宇宙連邦から逃亡してきた危険エイリアンだったのだ! 宇宙から「スティッチ」を捕獲しようとする者が次々と現れ、大騒動へと発展。そのスリル溢れる展開には目が釘付け! また、地球の程度が分からず、手にを得ない行動ばかりをする「スティッチ」を決して見捨てようとせず、心の中から家族として向き合おうとする「リロ」にもご注目。「リロ」の幼さ故の純粋さ、優しさ、思いやりに心を打たれること間違いなし。家族の大切さを改めて感じさせてくれる作品だ。

『トレジャー・プラネット』

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2002年に公開され、「ロバート・ルイス・スティーヴンソン」作の『宝島』が元になっており、主人公の「ジム」こと「ジェームス・プレアデス・ホーキンス」が、宝の惑星「トレジャー・プラネット」を目指し、大宇宙へと旅立つことから始まる物語である。まずは、宇宙が舞台という、スケールのでかさに興味惹かれるが、あの有名な『宝島』を元として、ディズニーアニメーションより生み出された映像美と盛り込まれたファンタジー要素も魅力的。子供のみならず、大人も童心に返って冒険気分を味わえる作品である。

『ボルト』

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2008年に公開された『ボルト』は、ディズニーアニメーション独特のCG技術に加え、ピクサーの技術も使われている作品である。しかも、デジタル3D技術が使われている為、DVD鑑賞でもより臨場感いっぱいの雰囲気で楽しめるのだ。いわゆる中二病のような症状をもつ犬「ボルト」が、自分にはスーパーパワー(特殊な能力)があると勘違いし勢いよく飛び出したものの、現実世界の厳しさを知る。しかし、そこで落ち込まず、本当の世界と向き合い、真の勇気をもって、飼い主の「ペニー」を守り抜く、本当に勇敢なスーパーヒーロー犬になっていく。夢と現実の区別という点、現代の風潮をうまく取り上げ描いているようで、見るほどに深く考えさせられる作品だ。

『塔の上のラプンツェル』

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2010年に公開された『塔の上のラプンツェル』。原作は、グリム童話の『ラプンツェル』である。不思議な力が備わった長い髪を持つ少女「ラプンツェル」は、どこから昇るのか見ただけではわからない塔の上に住んでいた。しかし、育ての親「ゴーテル」より塔から出ることを一切禁止されており、外の世界に想いを募らせ18年間育ってきた。しかし、ある日、大泥棒「フリン・ライダー」こと、「ユージーン・フィッツハーバード」が偶然その塔を見つけ、試行錯誤で中に侵入したことで、物語は大きく動き出す。外の世界への憧れはもちろん、「ゴーテル」との約束との葛藤をするシーンは好奇心溢れる年相応の女の子の姿であり、目をきらきらさせた表情が可愛らしい。「ラプンツェル」は、プリンセスシリーズのキャラクターとしても人気が高く、本作以外にも、サブストーリーやオリジナルアフターストーリー、また、他の作品にも隠れキャラクターとして登場していたりと、活躍の幅が大きい。まずは本作で「ラプンツェル」を知ってから、他の物語にも注目してみよう。

『アナと雪の女王』

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2013年に公開された『アナと雪の女王』は、翌年の2014年に日本で公開され、その人気は社会現象にまで発展した。主題歌も爆発的に人気になり、ディズニーアニメーションに新たな歴史を作った作品。原作は「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」の『雪の女王』が元となっているが、あくまでもイメージを得たというだけのようで、原作とはだいぶ異なる話となっている。そして、本作では、ディズニー史上初、ダブルヒロイン姉「エルサ」と妹「アナ」で物語が展開されていくのが特徴的。ダブルヒロインによる、それぞれの視点や感情の描かれ方が斬新で楽しい。また、映像にもぜひ注目してもらいたい。雪や氷の一つ一つは、画面から飛び出してきそうなほどハイクオリティな描写となっており、その美しさには思わずため息が漏れること必至。他にも、作中ではディズニーの遊び心がふんだんに盛り込まれており、前述『塔の上のラプンツェル』に登場する「ラプンツェル」もこの作品のどこかに隠れキャラとして登場していたりと、何度見ても楽しい魅力が溢れる作品だ。

『ベイマックス』

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2014年に公開された『ベイマックス』。介護ロボットの「ベイマックス」が人間と関わり、人間の愛情について学んでゆく物語。本作は、「マーベル・コミック」いわゆる「アメコミ」と略されるマンガの登場人物として描かれていたが、存在すら忘れ去られていた。そんな『ベイマックス』をディズニーアニメーションが改めて構成し直し、且つディズニー要素を組み込み制作、そして生み出された。当初の原作アメコミの『ベイマックス』とは別物かも知れないが、ディズニーらしさが前面的に表現された愛情、温かみあふれるファンタジー物語である。

『ズートピア』

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2016年に公開され、大ヒットした話題の『ズートピア』。動物が人間のような生活をしている世界。この世界では、動物であるが故の2種類の大きなカテゴリー“肉食”か“草食”か、人種のように分けられる。その草食動物であるウサギの「ジュディ・ホップス」が、肉食動物が住む街で警察官をしながら、キツネの「ニック・ワイルド」と一緒に活躍していく物語。動物が主役の作品だが、差別や人権といった現代の社会問題を動物に置き換え表現しているようで、見れば見るほど何か気づきを得られる作品だ。自分という存在を見直し、ある行動にでる「ニック・ワイルド」には注目! 彼の行動力には思わず笑顔になれる。

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