小学生ながらも、本気の恋を楽しむ主人公「あずさ(あだ名:あずきちゃん)」。人気者の「勇之助」をめぐる同級生の「ヨーコ」とのバトルや、友人関係などのリアルな小学生ならではの悩みなどを紹介していきたい。加えて、家族や友人など、幅広い人間関係も関わっている「あずきちゃん」。小学生ならではの思春期の心境を含めたストーリーを伝えたい。
未だ人気を誇る、アニメ『あずきちゃん』。小学生だけど、大人顔負けの恋愛事情と、自分が小学生の頃を思い出させてくれるような家族や友情の話の紹介。
出典:Amazon.co.jp
小学生ながらも、本気の恋を楽しむ主人公「あずさ(あだ名:あずきちゃん)」。人気者の「勇之助」をめぐる同級生の「ヨーコ」とのバトルや、友人関係などのリアルな小学生ならではの悩みなどを紹介していきたい。加えて、家族や友人など、幅広い人間関係も関わっている「あずきちゃん」。小学生ならではの思春期の心境を含めたストーリーを伝えたい。
平凡な小学校生活を送っている「あずき」。本名は「野山あずさ」だが、同級生からはあだ名で「あずきちゃん」と呼ばれている。そんな「あずきちゃん」が小学5年生の春に、転校生がやってきた! その名も「小笠原勇之助」。
他の同級生と違って、ランドセルではなく手提げのカバンを持っていたり、運動神経抜群! 性格良し! のまさにモテる男子である。しかし「あずきちゃん」も負けてはいない! 同級生の「ケン」に恋心を抱かれているのだ。そんな「ケン」のアピール方法は、「あずきちゃん」へのスカートめくり。「あずきちゃん」にとっては迷惑この上ない行動だが、しかし、まさにその行動のおかげで、「あずきちゃん」と「勇之助」の距離はぐっと近づいていくのだった。
そんなモテる「あずきちゃん」だが、「勇之助」へ恋心を抱く者がもう一人現われる。その名も、最強のライバル「ヨーコ」。お金持ちの「ヨーコ」は、何かとどこかへ出かけるのに「勇之助」を誘ったり、腕組みをしたりとかなり積極的。そんな「ヨーコ」に比べて「あずきちゃん」は消極的。しかし、日に日に思いは大きくなり、また優しい「勇之助」が2人の時間を作ってくれたりと、「あずきちゃん」と「勇之助」はどんどん距離を縮めていく。そんな2人の距離は、交換日記を始めたことから大きく近づいていく。
交換ノートも必要がなくなるほどに距離を近づけた「あずき」と「勇之助」。ところがある日、事件に巻き込まれ、「あずき」は体を張って守ってくれた「勇之助」と2人で抱きしめ合う。その雰囲気のままなんとキスをしてしまうのだ!! これには驚いた方も多いのではないかと思う。そうして無事に両想いになった2人だったが、次々とトラブルが舞い込んでくる。「あずき」のおじいちゃんが交換ノートを知ったことから「勇之助」に会わせろ! と家族が2人の恋愛の中に入ってきたりとトラブル続きだったが、2人は逃げずに解決していく。
しかし、そんな2人の仲が気に入らない「ヨーコ」とのバトルは続く。「勇之助」は優しさの塊のような人なため、「あずき」がヤキモチを焼くことも多々ある。小学生とはいえ、その辺は女の子の方が精神年齢は高いのだろう。「勇之助」はそんな「あずき」のヤキモチもよそに、友達だからと「ヨーコ」からのアピールをシャットアウトすることはない。「あずき」のハラハラドキドキは、とまらないのであった。
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「あずきちゃん」の友人である「かおる」は、「あずきちゃん」に片思いをしている「ケン」に思いを寄せている。しかし、「あずきちゃん」のことが好きな「ケン」からは、アプローチも虚しくかわされることが多かった。
好きな人が自分の仲の良い友人のことが好きだなんて、胸が痛くなる状況だ。一見、か弱いように見えるキャラクターの「かおる」だが、「ケン」へのアプローチは諦めず続けていた。そんな中、「かおる」の努力はついに実りはじめ、徐々に「ケン」の気持ちは「かおる」の方へ向いていくのであった!
様々な恋愛事情が覗き見できて楽しめる『あずきちゃん』。しかし、やはりどれも小学生の恋愛。どこか懐かしく、「こんな気持ちを経験したことがある。」と共感できるはずだ。
『あずきちゃん』には、「あずきちゃん」の弟である「だいず」の登場回数も多い。「だいず」は部屋のノックをせずに「あずきちゃん」の部屋に入ってくるのだが、そんな「だいず」に「あずきちゃん」は「ノックをして入って! 」など、思春期まっただ中な発言が多い。それに加え、両親に知られたくないということも多く、あまり相談しないところなどにも思春期の女の子らしさが描かれており、小学生5年生という難しい年頃がうまく表現されている。
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