3DCGアニメ作品5選147 Pt.

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今から遠い未来のこと。かつて存在した生物が、不死の身体をもつ人型の生物「宝石」となった世界。自身を装飾品にしようと来襲する謎の敵「月人」と「宝石」たちは、激しい戦いを繰り返していた。「宝石」たちの中で最年少の「フォスフォフィライト」（フォス）は、“硬度三半”と脆く、戦闘にもそれ以外の仕事の適性もなかった。そんな中、「フォス」は300歳を目前にしてやっと「博物誌編纂」という初めての仕事が与えられたのだが……。
本作のアニメーション制作は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』や『劇場版 マクロスF』のCGパートを担当した「オレンジ」である。「宝石」たちの美しい髪や光、「月人」たちとの幻想的なバトルシーンは必見だ。

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羽田空港の滑走路に、空から突如現れた謎の立方体が現れた。そしてそれは巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。偶然この旅客機に乗り合わせた外務省の交渉官「真道幸路朗」は、「ヤハクィザシュニナ」と名乗る人物と接触する。果たして彼は何者で、何が目的なのか。
「東映アニメーション」が、テレビシリーズの3DCGアニメを手がけるのは本作が初めて。CGではスーツや白衣の表現が難しいそうなのだが、自然に見えるよう調整したそうだ。特に「ヤハクィザシュニナ」のマントは現場では抵抗の声が多かったらしく、本作では様々な挑戦がなされている。

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この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」の「さばんなちほー」に住む「サーバル」は、ある日記憶喪失の迷子を見つける。「かばん」と名付けられた迷子は、自分が何者かを知るため、道案内を買って出た「サーバル」と小型のパークガイドロボット「ラッキービースト」と共にパーク内の「図書館」を目指すことになる。
アニメーション制作は『てさぐれ！部活もの』シリーズで知られる「ヤオヨロズ」。キャラクターは3D、背景は手描きである。動物の仕草にこだわりCGで表現し、独特の世界観を表現している。また、動物たちの和やかな会話と退廃的な背景のミスマッチもストーリーの伏線となっている。

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10年ぶりに日本に帰国した「一条東」は、訳も分からぬまま武装した男たちに捕えられてしまう。「東」を助けたのは、幼馴染みの「朝吹黄金」と右手の形をした武器「ブブキ」だった。自身も心臓の「ブブキ」使いだと知った「東」は、「黄金」をはじめとした他の「ブブキ」使いたちと新宿の地下に眠る巨人、「ブランキ」の「王舞」を復活させるために動き出す。
本作は「サンジゲン」10周年の記念作品。ロボットのような「ブランキ」を駆使して戦うシーンや、「ブブキ」を使ったキャラクターたちの勢いある動きが魅力的だ。また、3DCGではギャグ表現が難しいそうだが、本作では果敢に挑戦している。

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17年前のアフリカで、決して死なない存在「亜人」が発見された。以降、全世界では46体、日本国内では2体の「亜人」が確認されている。「永井圭」は、妹の病気を治すために医者を目指していたが、ある日トラックに轢かれ、その場で復活。自身が「亜人」だと知り、彼の日常は失われる。政府から追われる身となった彼を待ち受けるものとは……?
本作のアニメーションは、セル画で制作されたアニメのような表現が出来る3DCGの手法「セルルック」を最も多く手掛ける「ポリゴン・ピクチュアズ」が制作。何度死んでも復活する「亜人」の激しいバトルシーンが3DCGで描かれており、非常にハイクオリティーな映像を楽しめる。アフレコは音声のあとに映像をつけるプレスコで行うなど、普通のアニメ制作とは少し違う工夫がなされている。