まだまだ寒いこの時期に読みたい熱いスポーツマンガ5選!79 Pt.

熱気あふれるスポーツマンガ! その世界にどっぷり浸かって、寒い冬を乗り切ろう!!

「片瀬高校」卓球部所属、一年生ながらエース級の実力がある「月本誠」、通称「スマイル」は無口でストイックな選手。そして、「スマイル」とともに天才的な卓球の才能を発揮していたのがもう一人のエース「星野裕」、通称「ぺこ」。彼らは幼い頃から「タムラ卓球場」でその腕を磨いてきたが、性格はまるで違い、「ペコ」は自信過剰で格下相手に横柄な態度をとるのに対し、「スマイル」は卓球部顧問の「小泉丈」、通称「バタフライジョー」の無茶と信念に押し負け、日を追うごとに卓球の腕を上げていく。
県大会で「ペコ」はかつて「タムラ卓球場」出身だった「佐久間学」、通称「アクマ」に敗れ、失意から一時は卓球から離れてしまう。「アクマ」は「ペコ」に対しジェラシーと妬みを吐露しつつも、復帰するよう説得し「ペコ」の卓球人生に大きな影響を与えるのだった。かつての卓球のヒーロー「ペコ」は再起することができるのか、また「スマイル」の卓球にかける情熱が見どころだ!

昭和の一時代を築いたTVの花形、プロレスリングの世界で華々しく戦ったレスラーたちを、劇画タッチで描く快作。
兄弟レスラー「ザ・ファンクス」のハングリー精神や、かの有名なラリアットの使い手「スタン・ハンセン」の修行時代と必殺技ラリアットの破壊力。そして地獄突きの黒い呪術師「アブドーラ・ザ・ブッチャー」、ヒールとして生きることを決めた彼の努力とそのしたたかな頭脳に迫る。ほかにも、インドの狂虎「タイガー・ジェット・シン」の凶暴さと狂気の世界など、各プロレスラーの持つ魅力を存分に伝える作品だ。プロレスファンのみならず、男性なら多くの方が胸を熱くするであろう名作を味わっていただきたい。

「私立泥門高等学校」アメリカンフットボール部は、なんと必要人数11名に対して部員の数はたったの二人。そんな弱小アメフト部における悪魔のような主将「蛭魔妖一」が、驚異的な足の速さに目をつけ、無理やり入部させたのが、気の弱い一年生「小早川瀬那」だった。
部員以外を無理やり集めた初試合で、気の弱い彼の保護のため顔を隠すアイシールドを付けた「瀬那」はその恐るべき脚力を見せつけ、「光速のランニグバック」の二つ名を持ったエースとして仕立て上げられてしまう。本作は、そんなヒーローとして祭り上げられた気弱な少年「瀬那」が仲間やライバルとともに切磋琢磨し、やがて本物のヒーローとなってゆく姿が見どころとなっている。また、作品の中で数々のテクニック名が登場し、「デビルバットゴースト」や「悪魔の祝福パス」など、さまざまなネーミングが実に面白い。