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どこまで本気で作ったの? 『てさぐれ！部活もの』

どこまで本気で作ったの? 『てさぐれ！部活もの』105 Pt.

シナリオ、脚本があるのは番組の前半のみ。あとは登場人物の（中の人・いわゆる声優さん）のアドリブに任せて作られたこのアニメ。ところが抱腹絶倒、この作品のキモはまさにそこにあった!!

作成日時：2016-09-05 10:00　執筆者：マンガペディア公式

出典：hulu

概要

作品第1期は2013年10月～12月。第2期の『てさぐれ！部活もの　あんこーる』が2014年1月～3月、第3期『てさぐれ！部活もの　すぴんおふ・プルプルんシャルムと遊ぼう』が2015年の4月～6月にて放送された。1期、2期は15分枠、3期のみ30分枠での放送である。なお、1期があまりにも人気だったため、速攻で2期が決まってしまった影響で、2期の1、2話は止め絵が使われたり、コンテの絵がそのまま使われたりとかなり「作品」としては可哀そうなことになっているが、そもそも作品の面白さは「声優たちのかけあい漫才」なので、そこまで影響はない。

ストーリーと見所

出典：Amazon.co.jp

ストーリーは「新しい部活のあり方を考えよう」をモットーに集まった女子高生4人組（3年生2人、2年生と1年生が一人ずつ）が、毎回、部活動をテーマに「この部はどんな感じの部か? 」を話し合った後、それぞれが「その部活の新しい姿」を考えて発表するもの。良くも悪くも、この作品に集まった声優の面々、西明日香（にし・あすか）、明坂聡美（あきさか・さとみ）、荻野可鈴（おぎの・かりん）、大橋彩香（おおはし・あやか）の4人の、パーソナリティというか、その個性的すぎる「ボケと突っ込み」が作品を支えていたといってよいと思う。特に自分たちで「中の人ネタ」を時に面白おかしく、時に自虐的に展開していく姿。ある意味「プロ根性」といってもいいだろう。この面白さは言葉では言い尽くせないので、少しでも興味を持った方はぜひとも、観ていただくことを強くお勧めする。この「てさぐれシリーズ」はアニメ放映に留まらず、ラジオ放送や、ついには「声優顔だし」のロケ番組までやってしまっている……。