声優「吉野裕行」が演じたキャラ10選153 Pt.

やんちゃ系キャラを得意とする声優「吉野裕行」が担当した有名アニメキャラを10人チョイスしてそのマッチングを再確認してみよう!!

作成日時:2018-05-16 19:00 執筆者:マンガペディア公式

声優「吉野裕行」が演じたキャラ10選

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概要

サッカー大好き、アイドル大好き、声優以外でも活躍の場を広げる「吉野裕行」が演じた特徴的なキャラ10人をここに一気に紹介する!!

『ヴァンドレッド』より「ヒビキ・トカイ」

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この作品の主人公で16歳。小柄で短気で喧嘩っ早いが、元気の塊のような力強さとロボットに搭乗して戦闘する際のスキルの高さは超人的で主人公としての魅力を遺憾なく発揮している。SF要素、ロボット戦闘アクション要素、3DCG映像、女性に囲まれてハーレム状態のモテ要素、未来の管理社会のドラマ要素などが沢山盛り込まれたパワー溢れる作品で、視聴時の気持ちの高揚感が味わえる。そして主人公も当初は失敗やトラブルを繰り返すが、徐々に成長し、戦士としても人間としても成長していく姿がストレートに描かれていて気持ち良い。更に主人公の出生の秘密や見事なまでのハッピーエンドに王道展開ながらも納得と満足と充実を得られる良作・名作と呼べる作品になっている。そんな血気盛んな主人公を演じる「吉野裕行」が挑んだ初の主人公キャラで、声優のパワーがそのまま主人公のパワーと一体化しているのが感じられ、担当声優の後の演じるキャラの方向性を決めた貴重な作品でもある。

『バロムワン』より「木戸猛」

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マンガ家「さいとう・たかを」原作のヒーロー物作品で、特撮実写版が有名であるが、後にOVAアニメ版が製作され、より原作に近い、SF要素と社会派ドラマの要素を強めた作品になっている。そんな「バロムワン」に変身する2人の少年の一人がこの「木戸猛」で、大柄で考えるより先に身体が動いてしまう、いわゆるガキ大将タイプの小学生。知的で冷静な相棒「白鳥健太郎」とのコンビネーションで強さが変わる斬新な設定であるが、何より2人に「バロムワン」の変身能力を授ける宇宙の意志「コプー」の存在意義とその最終決断が物語のキーポイントとなっていて、アクション物でありながら、深く考えさせられ、大人の視聴にも耐えうる作品であり、予想外のラストに声を唸らす人も多い。他にもラスボスのデザインがどこかの元首相に似ているのは何かの比喩なのかご愛嬌なのか……自分の目で確認してみて欲しい。そして、やんちゃ系キャラとして声優「吉野裕行」の声は申し分なく、小学生の声も違和感なく演じ切っている。

『結界師』より「墨村良守」

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この作品の主人公で中学3年生。妖(あやかし)を退治する「結界師」の一族である「墨村家」の22代目を継ぐ者。自由気ままで勉強も好きではなく、授業中は寝ている事が多い。しかし、妖に対する敵愾心と正義感の強さとその戦闘能力は目を見張る物があり、結界の中での戦闘シーンは見所の一つになっている。幼馴染の「雪村時音」に仄かな恋心も抱いているが、結界師としての責務を優先し、中々その本心を打つ開けられずにいる。そんな少し古風で王道の主人公キャラであるが、何ら間違った所はなく、真っ直ぐで率直で純粋で頼り甲斐や男気もあり、悪い要素が見当たらない、ただし、当人の頭の出来以外は……。後に妖だけでなく、跡目問題や結界師同士の派閥問題なども発生し、物語は複雑さを増すが、やはり、この真っ直ぐな主人公でなければ綺麗な解決は成し得なかったであろう。見事なまでの優等生キャラである。ただし、勉強以外は……。そんな大人過ぎず子供過ぎない、わんぱくキャラを「吉野裕行」の声が見事にマッチしていて、この点でも申し分ない。

『機動戦士ガンダム00』より「アレルヤ・ハプティズム」

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主人公「刹那・F・セイエイ」と同じ私設軍事組織「ソレスタルビーイング」に属するガンダムマイスターの一人でオレンジ色の機体「ガンダムキュリオス」や「アリオスガンダム」に搭乗する。戦う兵器として人体や人格を加工された存在で、その後遺症として、いわゆる二重人格者になっていて、通常の大人しくて心優しい状態と殺人兵器と化す「ハレルヤ」に切り替わる状態があり、この二面性に悩む姿も物語の中で描かれている。そして同じ生体兵器として生きて来た敵兵「マリー・パーファシー」に自分と同じ道を進んで欲しくないと献身的かつ情熱的に説き伏せ、味方に引き入れ、恋愛対象となるまで進展し、後に二人で自分探しの旅に出る事となる。ちょっと羨ましいが、人生の前半を失っていた二人だけに、今後は幸せになって欲しいと思う。かなり特異で空前絶後の人生を歩んでいるキャラであり、更に二重人格と言う難しい役を担当声優「吉野裕行」が普段とは違う抑えた演技で見事にこなしている点も見事である。

『ヤッターマン(2008)』 より 「高田ガン / ヤッターマン1号」

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タツノコ作品の名作『ヤッターマン』を2008年にリメイクした作品。主人公の男性がこの「ガンちゃん」で変身後「ヤッターマン1号」として、三悪人「ドロンボー一味」と戦い、願いが叶うと言われる「ドクロリング」を集める争奪戦を繰り広げている。王道の勧善懲悪ヒーロー作品であるが、今時としては珍しい作品でもあり、若い人には新鮮に、往年のファンには懐かしさで楽しめる作品でもある。初代との設定も少し異なり、「ガンちゃん」と相棒の「アイちゃん」がラブラブな状態から「アイちゃん」が片想いの彼氏を探す設定になっていたり、「ドロンボー一味」の悪役っぷりやお色気要素もマイルドになっていて、時代に併せて変化しているのは努力の証として評価できる。そして「吉野裕行」による今時の元気でちょっと頼り無さも併せ持つヒーロー像を確立していて申し分ない。なお、初代「ガンちゃん」を担当したのは「太田淑子」であり、この役を演じる事は声優の誇りにもなっている。

『SKET DANCE』 より 「藤崎佑助」

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この作品の主人公で高校生。学校で困った人を助ける「スケット団」のリーダーで、親しい者からは「ボッスン」と呼ばれている。作中の架空のキャラのシルエットを模した赤い帽子とゴーグルを常に着用していて、ゴーグルはスリングショットを使用する際に実際に利用していたりする。器用貧乏な所があり、同校の「生徒会」と何故か因縁の対決まで発展する事もあるが、尾を引くこともなく、清々しい青春時代を謳歌している。問題児だった「ヒメコ」「スイッチ」を同じ「スケット団」に引き入れて、見事なチームワークでトラブルを解決して行く姿も楽しく、意外とカリスマ性も持っている事が確認できる。他にも個性豊かな同校の学生・先生キャラが多数登場し、主人公を翻弄する。その際にも主人公は見事にボケやツッコミもこなし、場の空気を読む能力の高さも評価できる。そんな適度なやんちゃと真面目さと不器用さと機転の良さを見せてくれる万能キャラを「吉野裕行」のノビノビした演技と声が光る適役・適任キャラと言える。

『SHIROBAKO』 より 「高梨太郎」

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主人公「宮森あおい」と同じ会社「武蔵野アニメーション」に属し、更に同じ制作進行の仕事を担当している。主人公とは、ほぼ同期であるが、いつも先輩風を吹かせている。仕事ぶりは見事なまでにいい加減で適当で感覚的で、ほぼ必ずこの人物を起点してトラブルを発生させている。みんなで四苦八苦してトラブルを解消しても、当人は反省も改善も見せず、この点でも問題に思わせるが、常に陽気で前向きで社交的な姿は、完全にヒール役として扱うには可愛そうな印象も与えてしまう善良キャラの要素も含んでいる。よって周囲からは大器晩成型の逸材として勘違いされている所もあり、この職場や環境に恵まれているラッキー人間でもある。正直、一緒に働きたい人物ではないが、無関係で遠巻きにして見ている分には楽しい人物と言える。そんな大人のやんちゃキャラとして「吉野裕行」の持ち味が見事に発揮されていて、期待通りの役柄を期待通りにこなしている点で声優への好感度は高まっている。

『弱虫ペダル』 より 「荒北靖友」

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主人公「小野田坂道」が属する「総北高校」の最大のライバル「箱根学園」に属する競技自転車部のエースで主人公より2学年上。細身で目付きの悪い元ヤンキーで、同学年で主将の「福富寿一」と出会い、ロードバイクの世界に魅了されて同部に属し、力をつけてエース選手にまで成長する。少し慇懃無礼で挑発的言動も多く、敵を作りやすいタイプであるが、あえてその様に振る舞って自分を高めている所もある。ロードレースでは意外とチームプレイに徹し、チームの弱点を補うべく積極的に行動し、それが良い結果を生み、常勝チームの一員として欠かせない存在になっている。勝負勘も良く、攻めるべき点では独断で勝負に出る事もあるが、それを咎める者もなく、主将だけでなくチームからの信頼も得ている。有言実行の男であり、謙虚を美徳とする日本では収まり切らない世界に通用するロードレーサーかもしれない。そしてこれ以上無いほどのやんちゃっぷりは「吉野裕行」に任せておけば、何も心配する事はない。

『神撃のバハムート GENESIS』 より 「ファバロ・レオーネ」

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この作品の主人公でしがない賞金稼ぎ。赤茶色のアフロヘアと顔の左側にある傷跡が特徴的。その日暮らしの生活ゆえに生き延びるためには手段を選ばず、嘘をついたり、味方を裏切ったり、騙す行為も平然と行い、好感度は低いが、それだけ必死であり、人生の厳しさを知っている人物でもある。ひと山当てる事を夢見て、謎の少女「アーミラ」と出会い、運命の歯車が回り出す。賞金稼ぎとしての腕は確かであるが、相手が神やバハムートなので、どう考えても歯が立たない。そんな状況でも周囲を巻き込みつつも事態を好転させる生き様・行動力には目を見張る物がある。自分の力量・立場・分析が的確で、過大評価も過小評価もせず、正確な状況判断が出来る事については学ぶべき点もある。しかし、人生は因果応報でもあり、悪巧みは結局悪い結果を生む。この点でも反面教師として勉強になる珍しいタイプの主人公と言える。そして「吉野裕行」の声が小悪魔的な主人公にマッチしていて楽しく視聴できる。

『灰と幻想のグリムガル』 より 「ランタ」

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異世界に転生した主人公達はファンタジーの世界でしか知らないゴブリンやコボルトがいる世界だと知る。RPGゲームなどでは雑魚キャラゆえに簡単に倒せると思ったら現実は厳しい。相手も命ある存在であり、相手を倒す事は殺す事である。そして自分も殺される可能性もある。事実、パーティの中心的存在「マナト」が死に至る。混乱し、動転し、まとまらないパーティメンバーの一人がこの「ランタ」で、お調子者で手数より口数が多く、本音で生きている。よってメンバーからは煙たがられ、嫌われる存在になってしまうが、言葉を飾らないだけの事実であり、皆の納得し難い心情を切り替える、あえて悪役を買って出ている自己流の正義感の表れでもある。難しい役どころであり、この難役に「吉野裕行」は抜擢され、見事にその機体に応えている。主人公ではないが、キーマンであり、この「ランタ」の存在なしにこのパーティの存続も発展もあり得ない。噛めば噛むほど味の出る名バイプレイヤーであり、この作品・パーティを支えるキャラと言える。

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