8月23日は白虎隊の日！ 白虎隊漫画オススメ５選0 Pt.

本作はアメリカのカリフォルニア州エルドラド郡に実在した日本人コロニー「若松コロニー」を題材にした物語。戊辰戦争で敗れた会津藩士たちは、会津藩軍事顧問ヘンリー・シュネルの計画でアメリカに移民する。主人公である鶴之助は白虎隊の隊士であったが、仲間とはぐれてしまい、戦争終結後に仲間が自害したことを知って無念に苛まれていた。優れた銃の腕を持っていた鶴之助は、シュネルの誘いによって第二の若松を造るためにアメリカへの移住を決意する。元新選組の斉藤一から剣技を習った安藤英虎や、故郷で家や家族を喪ったおけいという少女たちと共に旅立つ鶴之助だったが、新たな世界への希望を持つ彼らの前には様々な苦難が待ち受けていた。

本作は戦いに散った白虎隊隊士となった少年たちの物語だ。戊辰戦争にて自害した篠田儀三郎や安藤藤三郎、後に蘇生し白虎隊の名を遺した飯沼貞吉らの幼き日からの青春の軌跡が描かれている。幕府への忠義を最後まで貫いた会津藩。その地を訪れたのは新選組の副長として名高い土方歳三であった。土方に出会った白虎隊の少年たちは、彼から武士の生き方と死に方を学ぶ。その後、戊辰戦争が勃発し、会津藩は領内に新政府軍がなだれ込んで苦戦を強いられる。8月22日、それまで護衛の任についていた白虎隊もついに出陣することに。少年たちは善戦するものの、最新の兵器と数に押されて敗走。城を守るべく戻る決意をする彼らだったが、目前に広がっていたのは燃え盛る炎であった。

白虎隊の流れを汲む現代の中学生の戦いを描いた物語。主人公の藤太はスケベでナンパな性格の男子中学生。そんな藤太の前に現れた美少女の剣士、伊織は藤太の婚約者だと名乗り、藤太は「白虎隊“影”」の当主だと告げる。「白虎隊“影”」とは、かつて明治維新政府によって滅ぼされた会津藩の「白虎隊」の生き残りで、押足家と土方家を中心に存続している組織。彼らの目的は「会津藩および白虎隊の再興」と「日本人総サムライ化の実現」であった。藤太はそんな目的は自分に関係ないと思っていたが、「白虎隊“影”」の目的を阻止しようとする「明治維新軍」の刺客に命を狙われてしまう。藤太は襲い来る刺客たちを返り討ちにするたびに腕を上げ、次第に、当主としても認められていくのだった。

本作の舞台となるのは会津若松。この地に取材に訪れた光彦は殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまう。嫌疑の晴れた光彦は会津の女子高で教鞭を取る女性、安達理紗と知り合い、共に事件を追うことになる。本作のタイトルとなっている「風葬」とは、かつて白虎隊をはじめとする会津藩士たちの身に起きた悲劇を表したものだ。戊辰戦争において戦死あるいは自害した会津藩士らは、新政府軍によって埋葬することを禁じられ、朽ち果てるまで野晒しにされた。そのような会津藩士の壮絶な最期を、子孫である会津の者たちは今も忘れずに語り継いでいる。本作のヒロインの理紗も、作中でその想いを光彦に打ち明けている。

本作は主人公の高校生雀士、神崎東と雀鬼連との戦いを描いている。東は普段はメガネをかけ、気弱な男子高校生のフリをしているが、その正体は高校麻雀界に不敗の伝説を残す麻雀集団「麻雀白虎隊」の隊長だ。「麻雀白虎隊」は本家の白虎隊のように若者だけで構成された集団。東の他に3人の雀士がいるが、今は散り散りになっていて、東が全国の高校を行脚してかつての仲間を捜している。東はその旅の中で、勢力を強める雀鬼連と熾烈な闘いを繰り広げる。東の戦い方は、最終盤であるオーラスにとてつもない逆転手を仕込み、敵を圧倒するものであった。そしてそれらの手には「死刑台の輪舞曲（ロンド）」など、格闘技のような技名が付けられている。また命をかけて戦う試合があるなど、普通の麻雀漫画とは違ってバトル要素の強い内容となっている。