夢も体も大きすぎて困ります！主人公が｢巨大化｣する漫画オススメ５選45 Pt.

クリスタルとは、人を巨大化させる物質「超重粒子（スーパーバリオン）」を生み出す鉱物だ。世界の国々がクリスタルを狙い争いを行うのを防ぐため、選ばれし少女たちが巨大化した大攻者となり「大攻者戦（マグナカルタ）」なるバトルで決着をつけることが条約で定められたのである。霧島に密かに思いを寄せる凪はその要請を断ろうとするが、一度だけと懇願され根負けし引き受けることに。超重粒子を浴びて20倍もの大きさに巨大化した凪は、アメリカからの刺客・アビゲイル・エドワーズと死闘を繰り広げる。少林拳やさまざまな技を駆使したバトルシーンは迫力満点だ。巨大化した少女を下からのアングルで見ると意外にもセクシーであり、ビジュアル面でも大いに楽しめる。

エレンが憧れる壁の外へは、巨人の生態調査などを担当する「調査兵団」しか行くことができなかった。エレンは兵団入りを熱望するが、殆どの兵士が命を落とすさまを見て幼なじみのミカサ・アッカーマンに大反対される。しかし、超大型巨人の出現により壁は破壊され、目の前で彼の母親は捕食されてしまう。巨人への復讐と駆逐を誓い、エレンはミカサと共に調査兵団への入隊を決意する。本作は、突如現れた巨人により、人類が完膚なきまでに捕食される描写がショッキングであり話題を呼んだ。厳しい闘いに身を投じるエレンであったが、なんと自らが巨人化するという能力に目覚めてゆく。巨人の正体を突き止めるべく、覚醒したエレンの闘いの行方に要注目である。

翌日鬼龍院は、自らの身体がみるみるうちに巨大化していることに気づく。それと同時に、街に謎の巨大怪獣が突如現れ、破壊行動を繰り返していた。実は、鬼龍院はコスメスにより「ときめき」の力で巨大化する能力を授けられていた。鬼龍院は怪獣と戦うことになるが、武蔵のサポートを得て撃破する。コスメスと対峙する思念体「カオス」により、同じく巨大化した敵たちと闘うことを余儀なくされた鬼龍院は、その活躍により世界中にアイドルとして名を馳せてゆく。本作は、巨大化した女子高生バトルの様相を呈しながら、実は思いを寄せあう鬼龍院と武蔵のラブコメディとして描かれている。遠い存在となった鬼龍院を見て初めて恋心を自覚した武蔵が起こす言動がいじらしく、結末まで目が離せない。

トイレの中でキリヲはおもむろに銃を取り出して、首元に撃ち込む。その中身は、なんと彼の父親が開発した人を肥大化・再構成させる薬物「クリムト104」であった。彼の身体はみるみるうちに巨大化する。巨大化した姿で、口から「高カシオ粒子砲」なる光線を放ち超弩獣を倒すことに成功するキリヲだが、自衛隊からは超弩獣とみなされ攻撃されてしまう。「黒い怪物」と呼ばれ追われる身となったキリヲに、さらに超弩獣を操るアメリカの少年・リード=壱原=フーヴァーの魔の手が迫っていた。正義の味方であるはずのキリヲがダークヒーローとなり、孤独な闘いを重ねるさまが丁寧に描かれている。彼の生い立ちと、闘いを続ける真の目的に心打たれること間違いなしだ。

二人の目の前に現れたのは、二頭の巨大怪獣だ。実は、この怪獣は異星から来たペソマルク星人が差し向けたものであった。怪獣の攻撃によりミカは首が真っ二つにもげ、電柱の下敷きになってしまう。るんなは必死の思いでマブに願いを託すと、なんと二人は「合体」し、「ミカるんX（クロス）」として巨大化する。なんとか怪獣を撃退した二人は地球を守る東京市営軍「CUBE」の隊員となり、宇宙からやってくる超銀河霊長（ソウルボイジャー）をはじめとした強敵と闘ってゆく。本作は、バトルあり、百合要素あり、コメディからシリアスまでとさまざまな要素がてんこ盛りだ。ほとんど全裸の状態で闘うミカるんXもお色気たっぷりであり、重厚なストーリーと相まって面白い。