ツッコミ満載のギャグさく裂！「美川べるの」作品を５作オススメ0 Pt.

とある治安の悪い街で危険な奴らや変人たち相手に依頼をこなす主人公たちのギャグ漫画。主人公の巧美は美国グループが親会社である「美国探偵事務所」で雇われ所長をしている。実年齢28歳の男だが、外見は小柄な女の子。しかしその言動は下品そのもの。もうひとりの主人公である弟の恒は高身長で、18歳だが作中内で「フケ顔」と称される正反対な外見の兄弟だ。彼ら以外の探偵事務所のメンバーは、ガタイが良く荒事担当だがオタクな正宗、巧美の秘書でナイフ投げの名手であるが、年齢に関することはタブーな美羽。そんな面々が怪盗からお宝を護ったり、要人のボディーガードをしたりと探偵らしい活躍をしながらもラストではすべてダメにするという、ギャグ漫画お約束な展開になってしまう。

主人公の敦志は34年間、彼女歴無し。極度の女性不信をこじらせ、楽しそうな男女全てを敵視している。赴任初日も女子生徒にいじられると身構えていたが、生徒たちは普通に敦志を迎え入れてくれたために拍子抜け。だが、遅刻して教室に現れた亜弥、乃々、真樹、沙有、昴の5人組に絡まれてしまう。特に亜弥は美少女なのだが薄ら笑いの表情を一切変えない変人で、不条理かつ不可解な言動が多い。敦志はそんな亜弥たちが所属する「帰宅部（放課後から帰宅までの時間を有意義に過ごす部活）」の顧問を任されることに。敦志は帰宅部顧問として学校の雑事やイベントに否応なしに関わっていくことになる。

主人公の練司は代々霊能力者の家系で自身も高校生ながらに退魔師の力を有していた。練司は父からの頼みで凛を悪霊から護るために豊葦原学園へ転校する。そこでは動く人体模型の聖や幽霊のQ子、トイレの花子さんが普通に学園生活を送っていた。霊感体質なのに怖がりな凛は、聖やQ子を無理やり普通のクラスメイトだと思いこみ、心霊現象などないと否定する。しかし学園には悪霊の気配があり、練司は除霊に乗り出す。そんな練司を聖やQ子、花子さんが助力。こうして練司の学園生活が始まるのだが、学園には善悪に拘わらず霊は全て除霊すべきという過激な不洞寧々が率いる生徒会がいた。良い（？）幽霊と悪い幽霊、退魔師と浄霊委員、一般生徒が入り乱れて、ギャグの応酬が飛び交う。

見た目は良いが変人な女子高校生ふたりに、常識人な大家の息子が振り回されるギャグ漫画。清楚系な理菜とギャル系の英子。ふたりはとあるアパートで暮らすことになったのだが、家事能力ゼロで面倒なことは後回しにする性格。彼女たちより年下だがしっかりものの大家の息子、有彦は、入居初日からふたりに振り回されてしまう。彼女たちの自由すぎる生活に呆れるものの、結局は面倒をみることに。理菜と英子はタイプこそ違うが黙っていれば美人。しかし、あまりにも言動が変人なために男っ気がない。そのためふたりはバレンタインで盛り上がるカップルに死を与えようとしたり、有彦のイケメン友人を襲おうとしたりする。有彦はそんな暴挙をツッコミを交えつつ全力で阻止していくのだった。

主人公の楓は「イッテレ」の新人アナウンサー。希望に胸を膨らませながら出社した楓だったが、初めて見たテレビ局の現場は想像と大きく異なるものだった。CGや着ぐるみだと思っていた出演者がそのままリアルに存在し、宇宙人という設定だと思っていた美少女は、本物のUFOに乗ってきた宇宙人の王女だった。さらに愛らしい二等身のマスコットキャラクターが収録時はムキムキボディの八頭身だったり、天気予報は天候を操る能力を持った「気象予報士」が後に「予報」という形で放送しているのだという。尊敬するアナウンサーの先輩も、編集操作無しで画面上のワイプとして登場する能力者であった。当初は戸惑った楓だが、彼女自身も「ツッコミ」という特殊能力の持ち主だったのだ。楓はどんな相手にも的確に「ツッコミ」を入れていく。