「ブラコン」。それは、兄弟に対する強い愛着や執着、または兄弟愛を超えた異性としての愛情「ブラザーコンプレックス」の略である。今回は、兄や弟を溺愛する、姉、または妹キャラクターを紹介する。
兄や弟を溺愛するブラコンなアニメキャラクターを紹介する。
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「ブラコン」。それは、兄弟に対する強い愛着や執着、または兄弟愛を超えた異性としての愛情「ブラザーコンプレックス」の略である。今回は、兄や弟を溺愛する、姉、または妹キャラクターを紹介する。
「聖リリアナ学園」の2年生で、生徒会書記。そして、主人公「姫小路秋人」の双子の妹。両親が事故で亡くなったため、それぞれ別の親類に引き取られて過ごした。だが6年後、「秋人」の努力が実り、兄妹は家から出て一緒に学生寮で暮らすことになった。名家である「有栖川家」に引き取られ育てられた「秋子」は、どこに出しても恥ずかしくない立ち居振る舞いを身につけた。成績も「秋人」より上であり、家事全般もこなしてしまうお嬢様であるが、極度のブラコン。「秋人」を異性として意識しており、彼にはキス・抱っこ・夜這いなど、猛烈なアタックを行っている。また、思ったことはハキハキと口に出す性格で感情表現が豊か。「グヘ」、「グヘへ」、「ぐぬぬ」など喜怒哀楽がはっきり分かる。動揺すると関西弁が出る癖があり、更に動揺すると大声で奇声を発するまでに至る。兄のことになると途端におバカな一面が出てくる、内面と外見のギャップが激しい「秋子」。普段は上品な美少女なのに……。と、残念さが少し拭えない。
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主人公「吉井明久」の姉。容姿端麗でスタイル抜群。ハーバード大学を卒業し、教師の資格を持つほど頭脳明晰。作中では生粋の「バカ」とされる「明久」とは正反対で、とにかく勉強が出来る才女。その代わり、バスローブで往来を歩くなど、常識と羞恥心が欠けている。性格は自分にも他人にも厳しく、出来ないことは出来るようになるまで努力し、結果を出さなければ意味がないというスタンスを持つ。そのため、努力をする気を見せない「明久」には冷たく見える態度を取る。ところが、「玲」は「明久」を「異性として愛している」と公言するほどの重度なブラコンで、何かにつけてはキスしようと迫っている。また、「明久」の不純異性交遊の現場を目撃した時や、彼が勉強に対してやる気を見せなかった時は、暴力行為、または虐待を伴ったスキンシップを取るなど、色々と強烈な姉である。しかし、異性として意識しているという点を除けば、弟の真っ直ぐな性格や長所を認め尊重し、的確なアドバイスをして励ますなど、良き姉の役割を果たしていると言える。料理が下手だが、「明久」に美味しいと言ってもらえるよう、隠れて努力を重ねている姿は微笑ましい。
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「第一高校」の入学試験を主席で合格し、新入生総代を務めた。兄の「司波達也」と違い、「一科生」として在籍している。非の打ち所がない美貌の持ち主で、同級生から上級生まで男女問わずに認める「校内一の美少女」。才色兼備という言葉がぴったりである。得意分野は「冷却魔法」で、「達也」絡みのことで怒ると爆発させて周りに冷気を振りまいてしまう。普通、魔法は意識しなければ効力を発揮しないので、この無意識による魔法の暴走は、非常に高い魔法干渉力があるという証拠である。全てにおいて完璧な「深雪」だが、唯一の欠点は重度のブラコン。「達也」へ常に敬語で話し、彼の妹であることを誇りに思い、生徒会に誘われた時は、予備学科である「二科生」の「達也」も一緒に入れないか直訴する。本人は「敬愛」と言い張っているが、周りから見ればどう見ても恋愛感情が入っており、普段の行動から「尊敬」というより「崇拝」の域に達している。彼女が重度のブラコンになったのは、過去のとある事件がきっかけになったため。自分の身も心も兄のものだと思っている、色々と愛が深い妹である。
いつも居眠りばかりしている主人公「田中」の妹。兄とそっくりな外見をしており、兄妹だと知らない人からは、ドッペルゲンガーか「田中」が女装した姿だと勘違いされることがある。表情の変化が乏しく、冷たい人だと思われがち。ただし、性格は「田中」と違ってしっかり者。両親があまり家に居ないことが多く、家事の一切を取り仕切っており、料理や洗濯などのスキルは高い。顔には出さないが、実は「田中」を溺愛するかなりのブラコン。好きなタイプは「田中」のような人物という筋金入り。そのため、彼と仲の良い「太田」を敵視しており、しばしば嫌がらせをしている。なお、「田中」は異性からの好意に非常に鈍感であり、「莉乃」に対して「いつも迷惑をかけて怒らせている」と勘違いしているらしい。残念な兄を持つ妹キャラクターである。
「矢霧製薬」に勤める重役。頭脳明晰であり、若くして会社の幹部になった。長い黒髪を持つ美女だが、冷徹なエゴイスト。他者にはクールかつドライであるのだが、彼女は弟の「矢霧誠二」を狂的なまでに溺愛している。彼女の行動理念は「誠二」であり、それ以外はどうでもよく、犯罪に手を染めることすら厭わない。少々「誠二」に煙たがられているが、そうした点も含めて「異性」として愛している。そのため、弟に女の影や、自分以外の「何か」に執着しようものなら、どんな手段を使ってでも引き離す。とある事件以降は、「折原臨也」の下で秘書として働いており、その仕事でも優秀さを発揮している。弟さえ絡まなければ至って優秀な女性なのである。
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