アニメを楽しむ要素の一つであるオープニング。1話から最終話まで映像が変わらないアニメも中にはあるが、中には話数ごとにオープニング映像が変わるアニメも存在する。また、今後展開を映像・曲の歌詞で暗喩しているものも中にはある。オープニングは、アニメを観るキッカケにもなると同時に先の展開を予測して楽しんだりという、コアな楽しみ方もある。作品をより楽しむことが出来るようなアニメのオープニング曲・映像を本記事では紹介する。
アニメを観るキッカケとなる一つが、オープニング曲と映像。オープニングが素晴らしいと思わずそのアニメを観てしまう方も多いのではないだろうか。ここでは素晴らしいオープニングのアニメを紹介し、見たことのないアニメを観るキッカケを作りたいと考えている。
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アニメを楽しむ要素の一つであるオープニング。1話から最終話まで映像が変わらないアニメも中にはあるが、中には話数ごとにオープニング映像が変わるアニメも存在する。また、今後展開を映像・曲の歌詞で暗喩しているものも中にはある。オープニングは、アニメを観るキッカケにもなると同時に先の展開を予測して楽しんだりという、コアな楽しみ方もある。作品をより楽しむことが出来るようなアニメのオープニング曲・映像を本記事では紹介する。
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「ufotable」制作の『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は数十年に一度現れるという、「聖杯」を巡る、「サーヴァント」、そして「マスター」達の激しい戦いを描いた作品である。オープニングテーマは、「綾野ましろ」の「ideal white」は、ややアップテンポな曲調とハイクオリティな作画が非常にマッチし、非常に秀逸なオープニングテーマが好評を博した。中でも見どころはサビの戦闘シーンの作画と演出であり、非常に魅力的な映像が表現されていた。「Fateシリーズ」の見どころの一つとも言える、戦闘シーンをサビに持ってくることで多くの視聴者も、今後の本編が楽しみに感じ、一気に引き込まれたのではないかと思う。13話からは、「Aimer」の「Brave Shine」は本編と歌詞がリンクしており、一度観終わってから曲をまた聞くと非常に曲の印象が変わるオープニングで、非常に魅力的である。是非本編を見たことがないという方はオープニング曲・映像をチェックし、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の魅力の一旦を味わってみて欲しい!!
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「シャフト」制作の、複数のキャラクターの視点から描いたストーリーがやがて交錯する青春群青劇。ジャンルとしては純愛物。当時はそれほどに有名ではなかったが、原作のゲームはオープニング映像監督を「君の名は」の新海誠監督が務めていたことは、意外と知られていない。TVアニメ版はのオープニング映像は非常に特徴的で、所謂アニメ塗りを使わない、単色で表現されたオープニングが非常に魅力的。サビはキャラクターは黒塗りのシルエットのみで表現されており、背景の白系とコントラストがはっきりし、非常に独特なオープニングとなっている。オープンング曲の「euphoric field」は全編英語歌詞で歌詞の内容も作品の世界観と非常にマッチしており、最終話では、日本語版となり放送された。作中の登場人物の「広野紘」のキーワードとも言える「色」に合わせて、ストーリーの進行や展開にリンクし、色が徐々に追加されていくのも非常に秀逸と言える。作品とリンク度が高く、一気にオープニングから引き込まれるアニメなので、未視聴の方は、是非本編と合わせて視聴して欲しい!
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『ef - a tale of memories.』の続編で、監督は「大沼心」監督が務めた作品である。1期に続いて非常に魅力的なオープニング映像・楽曲となっている。オープニング曲は1期と同様「ELISA」の歌う全編英語歌詞で曲名は「ebullient future」。同様に作中のストーリーの進行に合わせ、歌詞が変更されたり、色の追加、演出の変更が毎話ごとに行われ、視聴している側も、「次はどのように変化するのか」と視聴が毎回楽しみになってしまう点が、非常に魅力的であった。ネタバレを避けるため明言は避けるが、最終話のはオープニングが一番最後に流れるのだが、フルカラーでのオープニングとなるだけでなく、物語の結末に合わせて大きく作中の演出がマイナーチェンジされ、鳥肌が立つような感動を味わうことが出来る。アニメの演出の多彩さを感じることの出来る映像を楽しみたい方は、是非『ef - a tale of melodies.』を視聴することをオススメする!!
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「京都アニメーション」制作の「ゆるやか」なガールズバンドアニメ。特技や熱中することのない、主人公は女子高生の「平沢唯」が軽音=軽い音楽(簡単に出来そう)と勘違いして、軽音部に入部して繰り広げられる、日常や学校生活や軽音部の活動を描いた作品である。オープニングテーマは作中のメインキャラクター達の名義で歌われた「桜高軽音部」の「Cagayake!GIRLS」。楽曲としても型に囚われないメロディ・歌詞が非常に印象的でトリッキーなギターパートなどが非常に魅力的な楽曲であった。オープニング映像に関しても、キャラクターの可愛さはもちろんのことだが、例えばサビではベースの「秋山澪」の演奏するベースの運指が正確に描かれたりと、映像のクオリティは全く「ゆるやか」ではないのが、非常に素晴らしい。アニメも音楽も大好きという方であれば、オープニング映像も本編も必聴と言える出来である!
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前作『けいおん!』のTVシリーズ第二期である。1期終盤で加入した中野梓も含めた作中のバンド名「放課後ティータイム」で歌われる「GO! GO! MANIAC」及び14話からは「Utauyo!!MIRACLE」がオープニング楽曲として放映された。両曲ともに1期のオープニングも既存楽曲に全く囚われない、アップテンポかつスピーディな楽曲である。映像もただでさえハイクオリティであった、1期よりもさらにパワーアップし、特に「GO! GO! MANIAC」ではサビの演奏シーンが360度で演出され、非常に印象的な映像に仕上がっている。ストーリーは非常に日常的なものであっても、こういったオープニング映像や演奏シーンなどのまさに「京都アニメーション」ならではと言える、圧倒的な映像表現が非常にギャップを生み、そこが最高の魅力とも言える。映像は作中のキャラクター達が自分達で作成したという設定になっているため、「プロらしくない」表現も楽しむポイントの一つと言える。1期と合わせ、2期の「けいおん!!」を是非視聴してみよう!!
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『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品である『とある科学の超電磁砲』は作中に登場する「御坂美琴」や「白井黒子」らの「科学サイド」にクローズアップした作品である。総人口の約8割を学生が占める「学園都市」を舞台とした、日常&超能力を駆使したバトルが、魅力の作品である。オープニング曲は「only my railgun」と「LEVEL5-judgelight-」で2つの楽曲共に、「fripSide」が歌う。両曲ともに作品に非常にリンクした歌詞となっており、本編と合わせて楽しむことが出来るのが魅力的である。映像表現も、非常に盛り上がるアップテンポなサビに合わせ「only my railgun」では「御坂美琴」が「超電磁砲(レールガン)」を発射するシーンが表現され、「LEVEL5-judgelight-」では「御坂美琴」や「白井黒子」らの迫力のある戦闘シーンが描写される。曲も映像も文句無し!とも言える。「とある科学の超電磁砲」を、見たことがないという方は是非オープニング映像を視聴し、作品の魅力にハマって欲しい!
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「WIT STUDIO」制作のアニメ。人類を捕食する「巨人」に追われた壁の中で、巨人に抗う人類と「巨人」の戦いを描いたダークファンタジーとも言える作品である。1期のオープニング楽曲は「紅蓮の弓矢」、14話からは「自由の翼」で両曲共にアーティストは「Linked Horizon」である。曲自体が作品に合わせて作られているため、曲調・歌詞共に作品との圧倒的なシンクロ率が、非常に魅力的である。特に「紅蓮の弓矢」ではサビにおいて、キャラクター達の立体機動装置での「巨人」との戦闘が1カット360度で描かれているシーンは非常に、迫力があり、初見で見入ってしまう程の秀逸な出来である。また「紅蓮の弓矢」は当時、紅白歌合戦でも披露されたため、ご存知の方も多いのではなかろうか。迫力の楽曲と圧倒的映像表現を是非、『進撃の巨人』で楽しんで頂きたい!!
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国民的バトルアニメ『ドラゴンボールZ』の魔人ブウとの戦いの後を描いた作品『ドラゴンボール超』。オープニング曲は、「超絶☆ダイナミック!」「限界突破×サバイバー」であるが、特に「氷川きよし」の歌う、「限界突破×サバイバー」が非常に『ドラゴンボール超』の世界観とマッチし、非常に魅力的と言える。演歌歌手として非常に有名な「氷川きよし」が歌うロックというだけでも非常に気になるところであったが、抜群の歌唱力で新しい「氷川きよし」を楽しむことが出来る。アップテンポな曲とマッチし、特にサビの戦闘シーンは非常にスピーディで迫力があり、存分に『ドラゴンボールシリーズ』の魅力を味わえると言えるだろう。映像内では悟空が「スーパーサイヤ人ブルー」を超える新しい力に目覚めるかのような描写があり、先の展開も気になるオープニングに仕上がっている。『ドランゴンボールZ』までは観ていたが、『ドラゴンボール超』を見ていないという方も多いと思うが、是非オープニング含め視聴して頂きたい!!
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「プロダクションI.G 6課」制作の『ギルティクラウン』は、原作のマンガや小説を持たないテレビオリジナルアニメである。2029年、突如現れた未知のウイルスである「アポカリプスウイルス」によって荒廃した世界が舞台の作品で、「王の能力」をあるキッカケにより自身に宿した「桜満 集」らの戦いを中心とした物語が展開される。オープニング楽曲は「supercell」の「My Dearest」及び「EGOIST」の「The Everlasting Guilty Crown」である。両曲ともボーカルは異なるが、作詞・作曲・編曲を「ryo」が担当している。2曲とも非常に歌詞・曲調が作品のストーリー、世界観とマッチしており、魅力的である。特に映像表現は「プロダクションI.G 6課」の美しい作画にと「supercell」、「EGOIST」のボーカルの高い歌唱力がシンクロし、何度も繰り返し視聴したくなってしまう程の出来である。ストーリーもアニメ原作のため先の読めない展開が魅力的であるため、オープニングと共に是非楽しんで欲しい!!
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昭和58年の架空の村落「雛見沢村」を舞台に起こる連続怪死事件を巡るサスペンスミステリー作品であり、TVアニメ1期の『ひぐらしのなく頃に』の続編である。オープニング楽曲は「島みやえい子」の「奈落の花」。タイトルからして不吉であるが、曲調・歌詞ともに『ひぐらしのなく頃に解』のストーリーとのマッチングが魅力。また、1期の『ひぐらしのなく頃に』のオープニング曲の同名タイトル「ひぐらしのなく頃に」であるが、「奈落の花」を逆再生すると、楽曲「ひぐらしのなく頃に」の前奏部分が聞こえるという、ミステリアスかつ非常にこだわりを感じる作りになっているのも、大きな魅力と言えるであろう。このように同じシリーズのアニメに使われる楽曲で、こういった仕掛けが込められた楽曲が作られるというのは、極めて異例であろう。非常に重厚なストーリーともマッチするこの曲は、作品の魅力をさらに増しているとも言えるため、是非本編と合わせて楽しんでいただきたい!!
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