擬人化アニメ作品479 Pt.

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太平洋戦争当時の戦艦や駆逐艦などが少女の姿になった作品。元々はブラウザゲームで、通称『艦これ』と呼ばれている。単なる擬人化ではなく、実際に少女たちはその身を挺して海上で戦う。その姿に擬人化の意味を問うのは野暮と言うものである。艦艇が擬人化された事で懐かしい戦艦のプラモデルが飛ぶように売れるなどの社会現象も起こり、ミリタリーファンの拡充にも貢献している。アニメの内容は戦闘シーンはあるものの、日常系物語であり、誰でも抵抗なく視聴できる。そしてアニメを観てからゲームに移る視聴者も少なくない。メディアミックスとして成功している作品と言える。

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お米の品種が擬人化した5分アニメ。主人公は「ひのひかり」で「穀立稲穂学園」の生徒。廃校の危機を救うべくユニット「ラブライス」を組み、「新嘗祭」での勝利を目指す!! そんなユニットには「ひとめぼれ」「ささにしき」「あきたこまち」「にこまる」が集い、ライバルとしてパンの素「イーストキング」が立ち向かう!! 見ているだけでお腹いっぱいになりそうだが、笑いあり、バトルあり、人情話ありと内容もてんこ盛り。さらにエンディングではお米料理の紹介と、正に「お米愛」にあふれている。日本人ならお米を食べてお米のアニメを観ないと罰が当たる……とまでは言わないが、お米に想いを寄せる意味でも無条件でお薦めできるアニメ作品と言える。

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架空の神話『クトゥルフ神話』をモチーフにし、主人公「ニャル子」は「ニャルラトホテプ」の人間化……。それも美少女に扮した姿となっている。他にも「クトゥグア星人」の「クー子」などが日本に住む高校生「八坂真尋」と生活を共にするラブコメ作品であり、そんな「ニャル子」のハチャメチャな行動を楽しむ作品でもある。また、パロディ要素が満載で「ニャル子」の会話の中にいくつパロディが入っているのか探すのも楽しい。よってこの作品を観て視聴者のオタク度を計ることも出来る。むしろ『クトゥルフ神話』を知らなくても問題ない。オタクを自負する人は視聴必見。

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都営地下鉄「大江戸線」の各駅がイケメンキャラになった作品。イケメンたちは「東京零」「新宿慎太郎」「中野陸」など駅名を冠し、それぞれに個性あり、実際のウンチクありで、特に近隣在住者や路線利用者にとっては否応なく親近感や愛着が湧く。物語は悩みを持つ女性だけが乗車できる「ミラクルトレイン」で繰り広げられる夢物語。女性視聴者の心をワシ掴みすること間違い無し!! ただし、ギャグ作品として見ると方向性は異なる。女性をエスコートする擬人化紳士たちと時間を共有する作品である。腐女子にはそのまま、鉄オタには知識吸収として、一般男子には紳士の嗜みを学ぶべく視聴するのがお薦めの視聴方法と言える。

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国を一人の人間に置き換えた作品で、主人公は陽気なラテン系の「イタリア」。他にもドイツ、アメリカ、ロシア、日本、中国など各国がそれぞれの国の特徴を反映した性格付けがされている。シリーズ作品も多数あり、どれから観るべきか悩む所であるが、どこから観ても問題ない。基本的に1話完結の短編集になっている。もちろん各国の性格付けが100%その通りとは言えないが、視聴していると「いかにもドイツっぽい」とか「フランスだなぁ」などと納得してすんなりと受け入れられる。決して互いに争い合うのではなく、ほんわか、まったり、ほのぼのとした日常系アニメなので安心して誰でも視聴できる作品になっている。

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銃、鉄砲が女学生に擬人化しており、タイトルは鉄砲の逆さ読み。主人公「ふんこ」は「FNC」という銃がモデルになっている。他にも世界の著名な銃と思われる女生徒たちが学園生活を送る物語。作中でも擬人化女生徒たちが銃を扱うシーンはあるが、基本的に日常ドラマを描く内容で銃器に興味がない人でも問題なく視聴できる。また銃器マニアにとっても、それぞれの銃のウンチクが盛り込まれているので満足感は高い。そして登場人物たちは総じて太ももの肉付きが良く、足フェチには嬉しい絵柄になっている。なお、数少ない男性キャラも登場するが彼らは銃の擬人化ではない。

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その名の通り「備長炭」を擬人化した日常系、癒し系アニメ。炭の生活は大自然とばかりに主人公「びんちょうタン」は山奥で一人暮らしをしている。主人公を含めて登場人物全てが二等身キャラで可愛らしくなっている。擬人化作品の先駆け的作品であり、日常系作品の先駆者でもある。ほのぼの楽しい作品であり、環境ビデオ、BGVとして部屋の景色の一つとして楽しむのが粋な計らいと言える。また強引に例えるなら純和風『アプルスの少女ハイジ』といったところ。時間に忙殺されている人たちはこの作品を観て、人生観や生活環境を見直してみるのもアリかもしれない。アニメに興味がない人ほど一度は観て欲しい作品である。