美術品専門の女怪盗団「キャッツ・アイ」と警察の攻防を描いたクライムアクション漫画。予告状を出し、美術品を盗む怪盗団「キャッツ・アイ」。犬鳴署の刑事、内海俊夫は彼女たちを逮捕すべく奮闘するがいつも取り逃してしまう。落ち込む俊夫を、彼の恋人である来生瞳(きすぎひとみ)はいつも慰める。だがその瞳こそ、姉の泪(るい)、妹の愛(あい)とともに活動する怪盗団「キャッツ・アイ」だった。1983年TVアニメ化の他、実写映画、舞台など多数メディア化。
華麗にスリリングに美術品を盗み出す女怪盗団の活躍、そして警察との攻防を描いたクライムアクションストーリー。本作の主人公は美人三姉妹の泪、瞳、愛だ。彼女たちはとある陰謀によって奪われた、画家であった父ハインツの作品を取り戻すために怪盗団として活動している。次女で優れた身体能力を持つ瞳が実行役を担当し、大人の魅力あふれる長女の泪は計画担当、現役高校生で三女の愛はメカニックを担当している。三人はそのチームワークで、警察をいつも出し抜いていた。また瞳は恋人の俊夫から警察の情報を得ることも。俊夫と瞳は高校時代からの付き合いだが、俊夫は瞳たちがキャッツ・アイであることを知らない。俊夫はキャッツ・アイを追ううちに彼女たちの正体に近づいていく。
異世界に召喚された少女たちが世界を救う魔法騎士(マジックナイト)となって戦うファンタジー漫画。それぞれ違う学校に通っていた中学生の獅堂光(しどうひかる)、竜崎海(りゅざきうみ)、鳳凰寺風(ほうおうじふう)の三人は、社会科見学に来ていた東京タワーで出会う。その時三人は、謎の少女の呼びかけによって異世界セフィーロに召喚されてしまう。そして彼女たちは伝説の魔法騎士となってこの世界を救うことになる。1994年TVアニメ化。
本作は女子中学生の光、海、風が異世界であるセフィーロを救うために魔法騎士となって戦う物語。光たちをセフィーロに召喚したのは、この世界の柱となる存在であるエメロード姫。この世界はエメロード姫が神官ザガートに捕えられたため、魔物が蔓延る世界に変貌してしまったのだった。光たちはザガートを倒し、エメロードを救いだすために旅立つことになる。光には炎、海には水、風には風の魔法が授けられ「魔法騎士」となった。さらに光たちは戦うために伝説の鉱物「エスクード」で出来た武器を手に入れ、各地の神殿に眠る「魔神(マシン)」を目覚めさせなければならない。ザガートの手下の妨害に遭いながらも三人は困難を乗り越え、魔神の入手をめざす。
企業から特殊な業務を請け負い、その企業の危機を救う派遣レディたちの活躍を描いた社会派ビジネス漫画。人材派遣会社「タンポポ・スタッフ」には、特殊な依頼が舞い込むことがある。その依頼は「ダンデ・ライオン」と呼ばれ、特殊派遣ユニットの明智涼子(あけちりょうこ)、雛山千夏(ひなやまちなつ)、不動小百合(ふどうさゆり)が派遣される。彼女たちは秘密裏に会社組織の闇や問題を解決するのだった。
会社組織の闇を痛快に解決する派遣レディたちの物語。表向きは普通の派遣会社である「タンポポ・スタッフ」では、特殊な依頼が舞い込むと「ダンデ・ライオン(=ライオンの牙、英語でタンポポの意味)」と呼ばれ、涼子、千夏、小百合を送り込む。彼女たちは派遣会社からの秘書や受付スタッフ、出入り業者などを装ってターゲットの企業に潜入し、企業のスパイや不正の隠ぺい工作の闇を暴く。涼子はクールな美女で語学が堪能であらゆる知識に長けている美女で「ダンデ・ライオン」のリーダー。彼女は秘書として会社に潜入することが多い。千夏は情報収集の名手で男女問わず人の心を掴み、貴重なネタを仕入れてくる。そして小百合は裏方からサポートする縁の下の力持ちである。
テラフォーミングで「AQUA(アクア)」と呼ばれるようになった火星の観光都市「ネオ・ヴェネツィア」を舞台に、伝統職「水先案内人(ウンディーネ)」を目指す少女たちの成長を描くSF漫画。地球(マンホーム)からウンディーネになるためやってきた水無灯里(みずなしあかり)はARIA(アリア)カンパニーに就職。そこで出会った見習い仲間たちと共に一人前を目指して奮闘する。2005年TVアニメ化。
観光都市の花形伝統職であるウンディーネを目指す少女たちの物語。ウンディーネに憧れてARIAカンパニーに就職した灯里。この会社の社員は先輩ウンディーネで業界トップの成績を誇るアリシアと社長である火星猫「アリア」、そして灯里の三人だけ。一人前のウンディーネを目指し修行の日々だが、多忙なアリシアが灯里の練習に付き合えない時も。そんな灯里は自分と同じウンディーネ見習いの姫屋カンパニーの跡取り娘、藍華や、オレンジぷらねっとの最年少社員のアリスと出会い、三人で練習するようになる。四季折々のイベントや仕事を通じて三人はそれぞれ協力し合い、成長していく。やがてアリス、藍華、そして灯里は一人前の二つ名を持つウンディーネとなる。
女子高校生三人組のおかしな日々を描いた日常系学園ギャグ漫画。未々(みみ)、ココ、ももは暇を持て余した女子高校生たち。ある日、未々が「放課後にだらだら遊ぶ」ために同好会を作ろうともちかけるが、ココとももは冷静にツッコミを入れて未々を諭す。それでも諦めない未々は同好会の名前を決めて学校側に申請するが、五人からでないと同好会は認められなかった。結局その計画は三日で頓挫してしまうのだが、三人のハイテンションでシュールな学校生活はまだまだ続く。
女子高校生たちが繰り広げるギャグコメディ。主人公である三人組の未々、ココ、ももは非モテな女子高校生たち。日々を明るく楽しいものに変えようと計画するが、お約束のごとく次々と失敗する。未々は明るく賑やかな(うるさい)性格、ココは少し人間離れした能力を持ち、ももは年中暴走する未々と時々暴走するココに対するツッコミ役である。そんな彼女たちは基本的には本来のことわざにある「かしましい」三人組なのだが、ギャグ漫画である本作にとっては話を展開しオチまで持って行ってくれる安定感が「頼もしい」。雪合戦で小さな子どもたちと本気でやり合うような子どもっぽさがあったり、文化祭でカッコいいイケメンに告白されるのを夢見るような女の子らしいところもあるが、基本的に彼女たちの行動は毎回シュールなオチに繋がってしまう。