これぞ乙女の戦車道!! 『ガールズ＆パンツァー・劇場版』282 Pt.

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「戦車道」とは現代に生きる少女のわびさび。茶道や華道をしのぐ、乙女の習い事。 主人公「西住みほ（にしずみ・みほ）」の転校先の「大洗女子学園」はすでに「戦車道」のない学校だった。だが、大洗女子学園が廃校の危機に晒されるなか、生徒会長の角谷杏（かどたに・あんず）は「戦車道全国大会で優勝すれば廃校のことは考える」と言質をとり、戦車道では有力流派である「西住流・家元」の娘（次女）である「西住みほ」を戦車道に引き入れて、この廃校の危機をしのごうと画策した。その思惑はまんまと功を奏し、大洗女子学園は復部一年目でありながら次々強豪を打ち破り決勝進出。ついにはみほの実姉である「西住まほ」が指揮する常勝・黒森峯学園を破って、見事初優勝を飾ったのであった。

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「戦車道全国大会」での戦いを経て心を通わせた主人公たち。廃校の心配もなくなり、他校を招いて「エキジビジョンマッチ」を行ったその夕方。生徒会長の口から「廃校の撤回は不可能だった」と聞かされた。「優勝すれば廃校は取り消し」というのはあくまで「口約束に過ぎなかった」というのだ。学園はすぐに「立ち入り禁止」となり、生徒たちは「戦車道履修者」を除き、各地に分散して生活を送ることになる。みほたち「戦車道履修者」だけは、すでに廃校になっていた山奥の学校に集団預かりとなるが、その多くの生徒はすでに諦めているものが多かった。だが、生徒会長の杏だけは、この事態を打開するために奮闘し、大学選抜チームに勝利することがあれば、廃校は取り消しという、今度こそ正式な言質をとることに成功する。だがその「選抜チーム」はわずか13歳で大学に飛び級入学した天才少女島田愛里寿（しまだ・ありす）が指揮しており、戦力差は歴然なものとなる試合が始まろうとしていた……。