その素顔と正体を隠す！『仮面』がタイトルに入る漫画オススメ５選0 Pt.

本作の主人公である仁吾は、大和プロレスに所属するレスラー。だが彼に才能がないと思った大和側は、彼を武者修行と称して海外のプロレスに送り込み、やがて5年の歳月が過ぎる。海外での修行を経て実力を増した仁吾は日本に帰国するが、彼は大和の社長が逝去し、さらに大和プロレス自体が帝日プロレスに潰されたことを知る。仁吾は帝日へ道場破りに行くも、そこに待ち構えていたのは帝日の社長であるマーベラス・虎嶋。マーベラス・虎嶋はかつてリングの鬼神と恐れられた男であり、すでに引退しているにも関わらず仁吾を軽くいなしてしまう。仁吾を破った虎嶋は仁吾にマスクを被せ、ブラジルから来た刺客「アグネス仮面」というレスラーとしてデビューさせるのだった。

本作は演劇漫画の金字塔的作品として知られている。タイトルの『ガラスの仮面』は、役者はもろくて壊れやすい「仮面」を被って演技をしているというエピソードから。主人公のマヤは貧しく平凡な少女であったが、お芝居を心から愛していた。そんな彼女の情熱と才能を見込んだ往年の大女優である月影に、女優への道を示されることになる。一方、大都芸能の若社長である速水真澄と、演出家の小野寺一は月影が所持する伝説の舞台『紅天女』の上演権を狙っていた。その最中、真澄はマヤの才能に惹かれ、表向きには彼女に憎まれながら素性を隠して「紫のバラの人」としてマヤを援助していた。やがてマヤは大女優の娘で幼い頃から天才であった亜弓と『紅天女』の座を賭けて争うまでに成長する。

本作は女性のパンティ（他にもブルマやアンダースコートでも可）を仮面のように被ると変身する主人公を描いた、アクションギャグ漫画だ。変身する時の雄叫びや、外見にそぐわない紳士口調の独特なセリフ回しも特徴的である。主人公の狂介は一見するとごく普通の男子高校生。だが父の正義感と母の性癖を受け継いだ青年で、街にはびこる悪人を変態仮面に変身して退治していた。その正体は周囲の者には気づかれていない。そんな狂介は同級生のお嬢様、姫野愛子に恋をしていた。愛子は不良達から助けてくれた狂介にほのかな想いを寄せている一方、何度も危機を救ってくれた変態仮面も気になってしまっている。しかし愛子は変態仮面の大胆な姿を見る度に気絶してしまうのだった。

特撮モノで不動の人気を誇る「仮面ライダー」シリーズの世界観で、巨大な悪の組織「BADAN」との闘いを描いた物語。『仮面ライダー』は改造手術によってマスクマンに変身し、凄まじい戦闘能力を有した者たちである。登場するライダーは1号（本郷猛）、2号（一文字隼人）を始めとした歴代9人のライダーたち。そして10人目となるライダーは本作の敵組織である「BADAN」に改造され、コマンダー・ムラサメとなった村雨良である。良は戦闘でボディを破壊され、脳を移植された改造人間である。だがとあることをきっかけに人間としての記憶を取り戻し、「BADAN」から離反。良は自分が犠牲にした人々のことに苦しむが、仮面ライダーZXとして闘うことを決意する。

本作のタイトルになっているのは、主人公のなえかを護るために派遣されたメイドのコガラシだ。なえかは大財閥の後継者であることが無自覚なため、祖父から護衛としてコガラシたちが派遣された。コガラシは筋骨隆々な男メイド（メイドガイ）で、白銀の仮面を付け、しっかりとエプロンドレスも着用している。とても人間とは思えない超人的な能力を有しているが、その正体も年齢も不明であり、さらに目的のためには手段を択ばず暴走するやっかいな存在である。そんなコガラシの暴走を止める「メイドガイテイマー」として派遣されたもうひとりのメイドが、コガラシの上司でもあるフブキだ。フブキは容姿端麗の美女でメイドとしての能力も高いが、実はかなりのドジッ娘。なえかたちの日常は、このメイドたちに振り回されていくことになる。