アメリカ各州のジュニア大会を総なめにしたテニスの天才児を主人公とした青春スポーツ漫画。2003年にミュージカル化され、主に口コミにより人気が爆発。以後、原作を追う形で順調に公演を重ね、超人気シリーズとして定着した。10年以上に及ぶシリーズ公演での累計観客動員は、170万人(2014年現在)を超えた。舞台版の通称は“テニミュ”。
昨今の演劇業界で大きなムーブメントとなっているのが“2.5次元ミュージカル”。要するに漫画・アニメを原作とするミュージカル公演です。若手舞台俳優が大挙出演、原作のイメージを強く前面に押し出すことで、多くのファンを得、ロングラン公演やシリーズ化を果たしている作品も続出しています。また、それ以前からも有名漫画のミュージカル化は散見されています。というわけで、今回は商業的にも成功を収めた漫画原作のミュージカル化作品を紐解いてみましょう。
アメリカ各州のジュニア大会を総なめにしたテニスの天才児を主人公とした青春スポーツ漫画。2003年にミュージカル化され、主に口コミにより人気が爆発。以後、原作を追う形で順調に公演を重ね、超人気シリーズとして定着した。10年以上に及ぶシリーズ公演での累計観客動員は、170万人(2014年現在)を超えた。舞台版の通称は“テニミュ”。
オタクの高校生が、自転車競技部に入部しその才能を開花させていくというアスリート漫画。最初の舞台化は2012年。原作のレースシーンを、演者が自転車のハンドルを持つことで再現するという手法が話題となった。以後、毎年2本の新作公演が常態化し、チケットが発売即完売となる人気シリーズとなった。ミュージカルとは謳われていないが、いずれの公演でも演者たちの歌が重要な要素となっている。
架空世界の忍者の里に生まれた主人公の闘いを描いたバトル・ファンタジー漫画。初舞台化は2005年、ミュージカルシーンと大規模なマジックを取り込むことで原作での忍者同士の闘いを再現した。2015年には、2.5次元専用ミュージカルシアターでの公演を皮切りに、完全新作ミュージカルの全国公演がスタート。この舞台は、マレーシア、シンガポールなどでの海外公演も決定している。
超能力を持つ少女たちが戦いを繰り広げる“美少女戦士もの”の魁となった作品であり、90年代少女漫画界最大のヒット作。アニメ版の人気を受ける形で、1993年にミュージカル化され、大好評を博した。以後、何年かの休息期間を置きながらも2015年現在まで新作ミュージカルの公演が続くという超ロングランシリーズとなっている。舞台版の通称は“セラミュー”。
機械の体を手に入れるために銀河を貫く鉄道で旅を続ける少年の冒険を描いたファンタジーSF作品。同作品のアニメ映画の大ヒットを受けて、その配給元である松竹の関連劇団である松竹歌劇団が1980年にミュージカル化している。さらに1986年には、同劇団により原作を離れたオリジナル脚本での新作ミュージカルが上演された。また1997年には、アートスフィアによる『GALAXY EXPRESS 999 The Musical』も上演されている。
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