そこまで飛ぶ!?ジャンプが得意なキャラおすすめ漫画５選25 Pt.

本作のジャンプが得意なキャラクラーは、主人公・マリオとルイージの「マリオブラザーズ」だ。物語の展開は、ゲームの「スーパーマリオ」シリーズを踏襲しているので、キャラクターの能力もゲームに準拠している。最初はゲーム「スーパーマリオワールド」から始まり、「スーパーマリオUSA」、「マリオとワリオ」と、連載時の最新作を題材に描かれているのだ。ゲームのマリオたち特徴といえば、まず思い浮かぶのは“ジャンプ”だけあって、漫画の中でもたっぷりのギャグとともに跳ね回る。

本作はスキージャンプを題材にした漫画であるため、作中に登場するほとんどの選手がジャンプを得意とする。その中でも特筆すべきは、女子でありながら男子に混じって戦う主人公の野々宮ノノだ。現実のスキージャンプでは男女の成績に差があり、男女混合競技ではその差を埋めるため男子のゲート位置を下げスピードを落としている。つまり、男子の中で互角に戦っていたノノは、女子選手で考えればとてつもない実力ということになる。ちなみに本作は2007年10月から2010年12月まで連載され、ソチ冬季五輪（2014年）でスキージャンプに女子種目が追加された。連載終了後に初めて女子選手が五輪スキージャンプに挑めるようになったのだ。

本作のジャンプが得意なキャラクターは、ヴィジランテである自称フリーアイドルの少女ポップ☆ステップだ。メイクとアイマスクで素顔を隠し、露出度の高いコスチュームでゲリラライブ活動を行っている。彼女の個性「跳躍」は、その名の通り非常に高いジャンプ力を発揮し、ビルの屋上までの高さを一飛びできる。ただし、得意なのはジャンプであって、高所から飛び降りた場合は能力が発揮されない。戦闘力も皆無である。ジャンプだけに特化したキャラクターなのである。

本作のジャンプが得意なキャラクターは、主人公の太金文太だ。小学生の時にとある出来事がきっかけで文太は高い所への憧れを強く持ち、それが棒高跳びという競技へと繋がっていく。文太をはじめインターハイで戦うライバル選手達は、皆ジャンプが得意なキャラクターと言えよう。しかし、それは才能だけで成せるものではなく、棒高跳びというスポーツに懸けた血の滲む努力があってこそ。本作では熱血スポーツ漫画ならではの挫折や苦悩も描かれている。単純にジャンプが得意ということではなく、ジャンプせずにいられない若者たちの青春が描かれているのだ。

宇宙船アストラ号のキャプテンとなるカナタ・ホシジマが、本作のジャンプの得意なキャラクターだ。陸上十種競技のアスリートであるカナタは、運動能力が極めて高く、反重力シューズを使えば無類のジャンプ力を誇る。なお、宇宙船を中心にしたストーリーであるため、ジャンプをするシーンがそれほど多くない。しかし、その類い希なるカナタのジャンプ力は、彼の的確な判断力と勇気の力を得て、絶体絶命のピンチを乗り切るスーパージャンプとなる。