ぬいぐるみがたくさんある、部屋が散らかっている、オタク部屋……。アニメキャラクターの個性が見える自室を紹介する。
アニメキャラクターがどのような部屋に住んでいるのか覗いてみよう。部屋の小物やマンガなど、ストーリー以外の目線で視聴してみると意外なものや小ネタを発見出来るかもしれない。
出典:Amazon.co.jp
ぬいぐるみがたくさんある、部屋が散らかっている、オタク部屋……。アニメキャラクターの個性が見える自室を紹介する。
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高校生にしてライトノベル作家「和泉正宗」の義妹「紗霧」。彼女は「正宗」の作品の挿絵を描いているイラストレーター「エロマンガ先生」である。その「紗霧」の部屋は、女の子らしい内装である。星が好きなのか、星をモチーフにしたオーナメントを壁や天井に飾っており、ベッドシーツも星柄。クマやウサギなど、その他たくさんのぬいぐるみが部屋に置かれ、勉強机やラグマットなどはピンク色のものが多い。部屋には「紗霧」より大きな本棚が置いてあり、1番上にはフィギュアを飾っているようだ。本棚にある本の種類は分からないが、イラストレーターなのでマンガやラノベなどイラストに関連したものだろう。中でも興味深いのは、部屋にある冷蔵庫と電子レンジだろうか。「紗霧」は引きこもりで、アニメ第1話では「正宗」と1年ぶりに顔を合わせたほどだ。部屋からあまり出なくてもいいように冷蔵庫と電子レンジを置いているのかもしれない。なお、「紗霧」は同作者の作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の「高坂桐乃」と同じ緑色のタコのぬいぐるみを持っており、制作側の粋な計らいが窺える。
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餅屋「たまや」の娘である「北白川たまこ」。髪の毛が少しぼさっとしているところが可愛い主人公である。その彼女の部屋だが、ひとつの部屋をカーテンで仕切り、あまり広くはないようだ。カーテンの向こうは、彼女の妹「あんこ」の部屋である。「たまこ」の部屋は和室で、畳に絨毯が敷かれており、壁の赤地に白い水玉模様が印象的だ。カーテンやベッド類は赤やピンクの女の子らしい色合いのものばかり。ベッドにはウサギとネズミ(ネコにも見える)のぬいぐるみとキノコ型の置時計があり、箪笥の引き出しは色とりどり。勉強机と椅子には使い込んできた年数を感じさせる。面白いのは、彼女が菱餅のクッションを持っている点だ。家が商店街にある餅屋だからだろうか、全体的にレトロな雰囲気の部屋となっている。
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「放課後ティータイム」ではベースを担当し、曲によってはボーカルを務める女子高校生。ストレートロングヘアーで抜群のスタイルと高い背が魅力的である。彼女の家の外観は和風だが、自室はスタイリッシュである。大人っぽいインテリアが多く置かれており、テレビ台や小物、ラックなどは落ち着いた色合いのものが多い。ヘッドホンで曲を聴きながら作詞をしているあの勉強机も白を基調としており、シンプルながらおしゃれである。目を引くのは大きな窓だろうか。観葉植物が窓の側に置かれ、ビビット調のロールブラインドが、この大人っぽい部屋のアクセントになっている。あまり女の子らしくない部屋ではあるが、そのルックスと姉御口調から実に彼女らしい部屋ではないだろうか。
男子同士が仲良くしているのを見るのが好きなオタク女子「芹沼花依」。劇的に痩せて美少女になった途端、4人の男子にアプローチされモテ期到来の主人公だ。第2話で「花依」は赤点回避のために、勉強を教えてもらうことになった。4人が彼女の部屋に来ることになり、大掃除を開始するのだが……。彼女の部屋はピンクを基調にしており、大体の人が想像する「女の子部屋」だが、マンガやグッズ、壁にはポスター、抱き枕、同人誌などで散らかっている。人が遊びに来るので、クローゼットにあまり知られたくない本やグッズをしまいこみ、ベッドの下には彼女の推しキャラ「シオン」の店頭用POPを隠していた。淡い緑系の掛け布団をめくると、同じく「シオン」のイラストが描かれた添い寝シーツが現れたりもする。更には、「花依」が視聴していたアニメで死んだ「シオン」の仏壇が本棚に置かれ、彼女の推しキャラへの愛が十分に伝わってくるオタク部屋である。
現役中二病患者「小鳥遊六花」。カラーコンタクトや包帯「邪王真眼の使い手」などの設定がある女子高生。彼女の部屋は、やはり中二病らしい部屋だった。眼帯をした猫のぬいぐるみがあるかと思いきや、何故かツタンカーメンのような置物など可愛いものと奇妙なものが混在しており、まさしく混沌(カオス)である。「六花」は主人公たちを「ウェルカム、トゥ、アンダーグラウンド」と格好つけたポーズでこの部屋に迎え入れた。また、「蛍光表示管」の時計を置いていたり(見た目が非常に中二心をくすぐる)、モーゼルミリタリーがあったり、中二っぽいものがたくさんある。それでも、この部屋に泊まってみたいと好奇心をくすぐられる、不思議な魅力を発する部屋ではないだろうか。
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