ストーリーや絵を、声優、音楽、演出を楽しむのもアニメの醍醐味。そして、特に気付かなくてもストーリーには差し障りがないが、気付くとくすりと笑える小ネタを見つける楽しみ方もある。今回は、小ネタが散りばめられているアニメ作品を紹介する。
小ネタとは、単純明快に楽しめるネタ、少し笑えるネタ、うんちくのようなもの。ストーリーに大きな影響はないが、見つけると面白さが倍増するネタである。今回は、小ネタがあるアニメ作品を紹介する。
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ストーリーや絵を、声優、音楽、演出を楽しむのもアニメの醍醐味。そして、特に気付かなくてもストーリーには差し障りがないが、気付くとくすりと笑える小ネタを見つける楽しみ方もある。今回は、小ネタが散りばめられているアニメ作品を紹介する。
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2017年1月に放送された作品。自分だけ聞こえる「声」に反応し、周囲から変わり者扱いされている「九ノ瀬宙太」は、ある日「宇宙警察・エルドライブ」にスカウトされてしまう。その後、「声」の正体も判明し、「宙太」は「エルドライブ」の署員として犯罪者たちと対峙していく、という成長ストーリーだ。
本作に登場する小ネタは、原作者「天野明」の前作に関係しているようだ。例えば、第1話では、家に帰る途中の「宙太」の背景に、テレビのニュースが流れる。その内容は「イタリアンマフィアの後継者 日本人の可能性」。よく見ると、3人のスーツ姿の男性も確認出来る。「天野明」の作品『家庭教師ヒットマンREBORN!』といえば、主人公の前に赤ん坊の家庭教師が現れ、イタリアンマフィアの10代目ボスに育てようとする物語。確かに、主人公は日本に住む中学生。テレビに映っている人物も、『REBORN!』に登場したイタリアンマフィアの9代目ではないかと思われる。また、第9話でも、「宙太」たちが訪れたボーリング場でイタリアンマフィアの継承式についての話が聞こえてくる。実際、原作でも継承式のストーリーは描かれていた。どうやら、アニメの『エルドライブ【ēlDLIVE】』の世界は『REBORN!』の世界と繋がっているようだ。前作のファンには嬉しいものではないだろうか。
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2017年4月から放送されている作品。ライトノベル作家の高校生「和泉正宗」。彼は1年ほど顔を合わせていない義妹「紗霧」と暮らしているのだが、彼女こそ彼のライトノベルに挿絵を描いているイラストレーター「エロマンガ先生」でありそこから始まる業界ホームドラマ。
本作の小ネタは、同作者の作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』に繋がったもので、例えば、1話に登場する「正宗」の父親の声優が、『俺妹』の主人公役を務めた「中村悠一」、「紗霧」の部屋には『俺妹』の「桐乃」と同じタコのようなぬいぐるみと、「桐乃」が大好きなアニメ『星くず☆うぃっちメルル』のウサギのようなぬいぐるみがある、など。その他にも、たくさんの小ネタを本編で確認出来る。なお、本作の監督「竹下良平」自らTwitterで小ネタを呟いている。前作のファンには嬉しい小ネタではないだろうか。
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2012年7月に放送された作品。「このアニメは女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく番組です。」の通り、4人の女性落語家が日常のどうでもいいネタを広げ、話を広げていくというもの。
各タイトルは落語の演題に由来しているが、注目すべきは本編にちりばめられた小ネタである。第1話では、某有名な犬のキャラクターにモザイクがかけられていたり、日本海側に叫ぶ言葉を「返せ」にして「領土を」「返せ」と政治ネタを飛ばしたり、ブラックユーモアがたっぷりだ。ちなみに、本作の原案は『さよなら絶望先生』の著者「久米田康治」である。さすがと言わざるを得ない。
また、第4席「よいよい台場」でも様々な小ネタが見られる。本作の監督を務める「水島努」がかつて携わったアニメ作品のキャラクターや、本作の制作会社「J.C.STAFF」が手掛けた作品のキャラクターたちのコスプレが登場。はっきり確認出来るものから画面に見切れているものまで様々だ。こちらも、さすが、ギャグアニメのみならず多彩なジャンルの監督もこなす「水島努」と言わざるを得ない。
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2014年1月から放送されている作品。ごく普通の小学生「ケータ」は、妖怪が見えるようになる「妖怪ウォッチ」を「ウィスパー」から渡される。「妖怪ウォッチ」を駆使し、妖怪によって引き起こされる事件を、友達になった妖怪たちと解決してゆく物語。
子どもに大人気のアニメだが、至る所にパロディが挿入され子どもでも分かるパロディもあるが、恐らく大人しか分からないだろうパロディも満載。例えば、「ジバニャン」初登場シーンは、トラックに向かって「僕は死にましぇーん」、「ウィスパー」が有名作品のOP曲「恋はスリル、ショック、サスペンス」を踊る、「ニャーKB」の嘘の解散発表が「私たち、普通の女の子に戻ります」……。どの作品のパロディか、あなたは分かるだろうか? 他にもたくさんの小ネタがあり、子どもだけではなく大人も楽しめる作品だと言える。
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2017年4月から放送中の作品。減反政策、食の欧米化により、食卓はパンのハーベスター「イーストキング」の独壇場となっていた。廃坑寸前の「穀立稲穂学園」に入学した新米5人は、米の人気を取り戻すため、「ラブライス」を結成。美味しさをアピールする「ハーベストショー」で、「イーストキング」を超える「ハーベスター」になるため、日々ショーの練習に励む物語。
米の銘柄擬人化というだけあって、登場キャラクターたちの名前は、実際にある銘柄である。声優「杉田智和」や「マフィア梶田」が演じるサブキャラクターも名前のインパクトが強いが、実際に生産されていた銘柄だそうだ。また、第3話で「ひのひかり」が保温していた(温めていた)ユニット名が「米―リッシュ」「米M@S」「米カツ」など、どこかで聞いたことがあるものばかりだ。また、主題歌は「米米CLUB」の「浪漫飛行」が使用されており、米に関連するネタは全て本編に入れる、という制作陣の意気込みすら感じるアニメだ。
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