概要・あらすじ
高座を終えて楽屋で一息つく蕪羅亭魔梨威、防波亭手寅、波浪浮亭木胡桃、空琉美遊亭 丸京、暗落亭苦来ら5人の女流落語家達。5人揃えばいつも他愛のない世間話となるのだが、それが他愛のないまま終わることなく、いつも予期せぬ事態へと発展していくのだった。
登場人物・キャラクター
マスク
さりげなく楽屋トークにまぎれこんでは、不意打ちのように美味しいところを無言でさらっていく謎の覆面落語家。落語家になる前は素顔で女子プロレスラーをやっていたらしい。
暗落亭 苦来 (あんらくてい くくる)
暗くて情緒不安定気味な性格で、楽屋トークを常にダークな方向へと転がしていくダウナー系。想像力に長けており、会話のその場で想像妊娠を体現するほど没入することも。
蕪羅亭 魔梨威 (ぶらてい まりい)
江戸弁のような男っぽい喋りで「つまんねーこと聞くなよ!」と楽屋トークにツッコミを入れまくり、事態をどんどん転がしていくことに。私服もボーイッシュで女の子らしい仕草も苦手なため、女装男子疑惑を持たれたことも。
防波亭 手寅 (ぼうはてい てとら)
ノリの良い性格と、あるアルバイトで培った話術で、他の4人に気を配りつつボケとツッコミを使い分けて楽屋トークを広げていく。かなりの強運の持ち主で、いかなるトラブルもさりげなく回避して一人だけ無傷で終わる。
空琉美遊亭 丸京 (くうるびゆうてい がんきょう)
その名の通りにクールな性格で、シニカルな話題を好んだり場をかき回すために突拍子もない提案をすることも。怒るとすぐに手が出るタイプで、特に魔梨威に対しては遠慮なく攻撃を仕掛けるため「バイオレンス眼鏡」と呼ばれることも。
波浪浮亭 木胡桃 (はろうきてい きぐるみ)
小柄な容姿と天真爛漫な言動で、他の4人からは「キグちゃん」と呼ばれて可愛がられている。実はそういった可愛い言動は猫かぶりな性格故で、心の中では「期待通りの答えをするのも疲れるわ」と悪態をつくことも。