概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
国府 佐和 (こくぶ さわ)
少し大人しい性格の少女。初登場時は中学3年生。後に高校に進学する。同学年の辛島世津の、たまに聞こえる笑い声に惹かれてひそかに恋心を抱く。友達に背中を押され、辛島の誕生日に告白しようとしたところ、辛島がビルに侵入する姿を目撃。勇気を出して一歩踏み出し、彼の後を追う。そこで辛島が、人に暗示をかけることができる美しい特殊な声を持ち、警察に協力していることを知る。以後、彼への思いを募らせていき、危険を承知で辛島に近づく。
辛島 世津 (からしま せつ)
国府佐和の同級生で、銀髪の少年。初登場時は中学3年生。後に高校に進学する。人間にとって非常に心地よい声の持ち主で、相手に強い暗示をかけることができる。そのため、普段は無口で、必要なときは鼻を押さえて話すようにしている。小学6年生の時、デパートで起きた人質事件に巻き込まれた際、警察に「声」のことを気づかれ、特殊部隊・0班の川口誠示に協力を要請される。犯人逮捕の現場に行くときは狐の面を被っていることから「狐」とも呼ばれる。相手を傷つけることを恐れて、人とは距離を置いているが、国府との出会いをきっかけに、少しずつ心が変化していく。