概要・あらすじ
ある日、親に虐待を受けていた幼い姉弟・カオルとキヨシが父親を殺害。警察はアパートの住民を集めて証言を得たが、手掛かりを得られなかった。やがてカオルとキヨシを犯人と疑い出した警察だが、ひょんなことから以外な共犯者が浮かび上がる。大友克洋初期の短編作。
登場人物・キャラクター
カオル・キヨシ
姉のカオルと弟のキヨシの二人兄弟。薬物中毒の父親に日常的に虐待を受けているある日、自らの手で父親を殺害。同じアパートに住む老人たちには可愛がられている。
老人たち
カオル・キヨシと同じアパートの住人。カオル・キヨシのことは非常に可愛がっており、二人の父親が殺された後も彼女らの面倒を見ていた。
加藤
アパートで起こった殺人事件の捜査に現れた刑事。カオル・キヨシを犯人であると疑っていく。
秋山
カオル・キヨシと同じアパートの住人。カオル・キヨシの父親に薬物を売っていた。別件で指名手配されており、加藤らに逮捕され、取り調べで殺人事件の意外な真相を語る。