あなたのためなら女にでも

女子高校生の花生かなたは、演劇部後輩の男子、神山翔から告白を受けるが、かなたの恋愛対象は女性だった。その衝撃の事実を知った神山は、まさかの女装をして学園生活を送るようになる。そんな二人の複雑な関係を軸に、強烈な個性を持つ演劇部の面々が巻き起こす賑やかな学園生活を描いたラブコメディ。「ジーンピクシブ」で2019年6月から配信の作品。

正式名称
あなたのためなら女にでも
ふりがな
あなたのためならなんにでも
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
MFコミックス ジーンピクシブシリーズ(株式会社KADOKAWA)
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あらすじ

第1巻

演劇部に所属する女子高校生の花生かなたには、恋愛対象が女性という秘密があった。かなたは片思いの相手で、もう卒業してしまった先輩の日比谷への思いを未だに忘れられずにいた。そんなある日、後輩の男子、神山翔から告白を受ける。真剣に自分を思ってくれる神山に対し、かなたは自身の恋愛対象が女性であることをカミングアウトして告白を断ると、翌日から神山は女装をして学園生活を送るだけでなく、かなたに積極的なアプローチを開始する。最初は動揺していたかなただったが、神山の一途な思いに触れ、次第に態度を軟化させていく。そんな中、演劇部は次の公演に向けて準備を進めていくが、ヒロイン役だけが決まらずにいた。そこで神谷は見た目だけでなく、立ち振る舞いも女性らしくなりたいと立候補をするが、これまで演劇部でも裏方だったこともあり、演技力は皆無だった。そんな神谷をフォローするために、かなたをはじめ演劇部員たちが全員立ち上がる。

登場人物・キャラクター

花生 かなた (はなお かなた)

高校2年生の女子。演劇部に所属している。1年前、先輩の日比谷に恋をしたことをきっかけに、彼女の所属する演劇部に入部した。日比谷が女性であることから彼女が卒業するまで告白できず、未だに日比谷に対する恋心を抱いたままでいる。後輩の神山翔から告白を受けるものの、自分の恋愛対象は女性だと真実を打ち明けて断った。その翌日から女装で生活するようになった神山に動揺しつつも、彼の一途な思いを受け入れ、次第に意識するようになっていく。高校生のわりに身長が低く、演劇部では小動物の配役を任されることが多いが、お年寄りには人気が高い。明るくポジティブな性格ながら、やや抜けているところがある。また、人の話を聞かずに暴走する悪癖を持つ。

神山 翔 (かみやま しょう)

高校1年生の男子。演劇部に所属している。舞台に立つ花生かなたの姿に一目ぼれして演劇部に入部した。以降、演劇部では大道具を制作するなど裏方として活動している。勇気を出してかなたに告白するが、彼女の恋愛対象が女性であることをカミングアウトされ、断られた。しかし、それにもめげずに、かなたに好きになってもらうため、次の日から女装をして学園生活を送っている。背が高く整った顔立ちから女装をしても涼やかな立ち振る舞いで、まったく違和感はない。また、周囲の生徒たちからも違和感なく受け入れられている。喜怒哀楽を表に出さないクールな性格ながら、かなたがかかわることになると、熱い一面を見せる。

望月 遥一 (もちづき よういち)

高校2年生の男子。花生かなたのクラスメイト。演劇部に所属しており、主に脚本を担当している。クラスメイトで同じ部活、さらにとなりの席ということからかなたと親しい。一方で神山翔からは、かなたを巡るライバルとして一方的に敵対視されている。脚本では秀逸な才能を誇るものの遅筆で、綾部一路から非常にタイトな期日を指定され、頭を悩ませることが多い。非常に派手な見た目をしており、口調も荒いことから望月遥一を知らない人からはヤンキー扱いをされている。しかし、実は素直でピュアな性格の持ち主で、かなたからは癒し系だとかわいがられており、「もっちー」と呼ばれている。

蒼宮 宗司 (あおみや そうし)

高校2年生の男子。演劇部に所属している。演劇部随一の演技力で、舞台の上ではまるでアイドルのような振る舞いをすることから、女性ファンも多い。しかし、ひとたび舞台を降りると一気にマイペースで、何ごとにもやる気のない人間になってしまう。部長の綾部一路の話も聞き流すなど問題行動が目立つが、その実力故に重要な役柄に抜擢されている。神山翔が花生かなたに好意を抱いていることに気づいている。

綾部 一路 (あやべ かずみ)

高校3年生の男子。演劇部で部長を務めている。性格がよく似ている花生かなたに何かとちょっかいを出しているが、恋愛対象とは考えていない。また、神山翔のことも気に入っており、休み時間にはバスケットボールに誘うなどして親睦を深めている。明るくポジティブな性格のお調子者で、人の話を聞かずに暴走をする悪癖を持つ。

三郷 琴音 (みさと ことね)

高校3年生の女子。演劇部で副部長を務めている。部内では人の話を聞かずに暴走する癖を持つ部長の綾部一路をたびたびフォローしている。穏やかな性格の美少女で、演劇部ではヒロイン役を演じることが多い。しかし、見た目に反して言いたいことははっきりと主張する毒舌家。神山翔が花生かなたに好意を抱いていることに気づいており、さりげなく二人をくっつけようと応援している。

日比谷 (ひびや)

現在は大学1年生の女性。花生かなたと同じ高校を卒業した。演劇部に所属しており、何度も主役を演じてきた。背が高く男性的な魅力あふれた人物で、かなたが演劇部に入部するきっかけとなった。かなたから恋心を寄せられていたものの、まったく気づかなかった。

鶴滑 一 (つるすべ はじめ)

花生かなたたちが通う高校の養護教諭の男性。演劇部の顧問を務める。生徒指導係も兼任しており、女装をして登校する神山翔に対して指導を行うこともあるが、強引に女装を改めさせようとはしていない。学校内でもサングラスに派手な柄シャツを身につけ、さらにスキンヘッドであることから堅気には見えない。そんなアウトローな見かけによらず、生徒思いの穏やかな性格の持ち主。

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