概要・あらすじ
売れないバンドマンとして活動する石田類二は、深夜のアルバイトをしながら何とか食いつないでバンド活動を続けていた。ライブ活動をするうちに、類二は清水ユカと出会い2人は恋人関係になる。しかし、類二がバンドマンとして東京デビューのチャンスを掴んだ時、ユカは類二と一緒に東京に行くかどうかの選択を迫られる。
登場人物・キャラクター
石田 類二 (いしだ るいじ)
バンドマンとして活動する青年。ライブ活動中に出会った清水ユカと付き合うことになり、食事などの身の回りの世話をしてもらうことになる。本気でビッグスターを目指す純粋な性格ながら、女性に対しては素直に気持ちを表現するのが苦手。
清水 ユカ (しみず ゆか)
ライブを見て石田類二に想いを寄せる女の子。類二とは恋人関係になるが、彼の浮気癖やファンの女性が多いことが悩み。類二と同じく純粋な性格で、類二が行くところならばどこまでも付いていこうとする。恋愛観を含め、少し子供っぽいところがある。
大縞 聖子 (おおしま せいこ)
石田類二のライブを見て、彼のことを一目で気に入った女性。大金持ちでレコード会社にも影響力を持っている。自分が気に入ったバンドや歌手のパトロンになったこともある。独占欲が強く、人付き合いは苦手。
風戸 はじめ (かざと はじめ)
歌手として活動している男性。大縞聖子の援助を受けてデビューし、聖子の身の回りの世話や運転手を務めている。冷静沈着な性格で、人の気持ちを汲みとることができる。孤独な聖子を気遣い、傍にいてサポートしている。
山口 一男 (やまぐち かずお)
清水ユカが石田類二と別れた後に、付き合うようになった男性。類二と比べると誠実なうえに大人で、収入も安定している。ユカと2年間付き合うことになるが、いつも彼女の子供っぽいところや気に入らないところを指摘して直させようとする。