おそ松くん(1988年版)

おそ松くん(1988年版)

赤塚不二夫による同タイトルのマンガをアニメ化。カラー版の本作は、最初こそ町内でのどたばたを描いていたが、浦沢義雄などの脚本家たちによって途中から様々な舞台設定でストーリーが展開された。

正式名称
おそ松くん(1988年版)
ふりがな
おそまつくん
原作者
制作
スタジオぴえろ
監督
鴫野 彰
放送期間
1988年2月13日 〜 1989年12月30日
放送局
フジテレビ
話数
86話
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

松野おそ松ことおそ松くんたち兄弟の日常は常に大騒ぎ。イヤミチビ太などの個性的な奇人変人たちとの大騒動は日常的に続く。彼らのドタバタ劇は町内を越え、時代劇や西部劇から宇宙まで、場所や時代を飛び越えて展開していく。

登場人物・キャラクター

松野 おそ松 (まつの おそまつ)

6つ子の長男。残りの兄弟はカラ松チョロ松一松十四松トド松。松造と松代の子。外見、服装とも全く同じでいたずら好き、皆トト子に夢中、などの共通項も多い。もともとはタイトルになるくらいで、主人公的なキャラで個々人の性格もあったはずだが、本シリーズでは6つ子は脇役、エピソードによっては悪役になることもある。

イヤミ

キザで嫌みな職業等すべてが謎の男性。痩せて出っ歯に口ひげで、語尾に「~ザンス」をつける。フランスかぶれで「おフランス」を連呼、自分は「ミー」など独自の「イヤミ語」を駆使する。ショックや驚きを表す「シェー」はポーズとともに余りにも有名。 だいたいセコい商売やイタズラをたくらみ失敗に終わるが、エピソードによって職業もいろいろで、善人として登場するものもある。チビ太とともに、本作の実質的な主人公になることもしばしば。

べし

赤塚作品に何度も登場するキャラクター。語尾に「~べし」をつけてしゃべるカエルで、常に片目を閉じている。

チビ太 (ちびた)

名の通りチビっ子で、いつも6つ子と張り合っている。1本毛の禿頭がトレードマーク。「ケケケ」っと笑う生意気な性格だが、6つ子にいじめられ「てやんでぃバーロー」と捨てぜりふを言ったりする。ストーリーによっては動物をかわいがったり女性に尽くしたりと、一途な一面も見せ、善玉として描かれているエピソードも多い。 イヤミとセットで登場することも多い。

デカパン

大きなしましまパンツをはいただけの肥満体の中年男性。鼻の下の髭が特徴的。自分の事は「ワス」、語尾は「~だす」。驚きを表すときなどには「ホエホエ~」と発する。温厚な性格からか、イヤミなどに騙されることが多い。 社長や大富豪などの役柄が多い。

本官さん (ほんかんさん)

『天才バカボン』にも登場する「目玉のお巡りさん」。「おそ松くん」にも途中まで登場する。

八頭 勝三 (やつがしら かつみ)

本官さんの後任のお巡りさん。無精ひげのむくつけき外観だが、ひそかに人形の「カオルちゃん」を愛し、時折人形相手に会話をしている。

ニャロメ

赤塚作品に何度も登場するキャラクター。『おそ松くん』にも顔を出す。

ケムンパス

赤塚作品に何度も登場する毛虫のキャラクター。語尾に「~ヤンス」をつけて話す。

ハタ坊 (はたぼう)

おカッパで頭に日の丸の旗を立てている子供。語尾に「だジョー」をつける。基本イヤミなどにいじめられる役柄や、チビ太の舎弟的な役回りが多いが、暗黒街の非情なボス役など、リーダー的存在を演じることもある。

ダヨーン

口が異様に巨大な照れ目の中年男性。語尾に「~ダヨーン」をつける。口の大きさと比例してか大食い。のんびりした性格に付け入られることが多い。

弱井 魚魚子 (よわい ととこ)

本作のヒロイン的なキャラで、6つ子は彼女に夢中。普段はおとなしい性格だが、怒ると暴力を振るう男勝り。どの設定でも腹黒く欲張りなブラックなキャラとして描かれるようになる。

夜の犬 (よるのいぬ)

時間経過を示すシーンによく登場する、夜に現れ、屋根で前足1本で逆立ちする犬。

クレジット

原作

監督

脚本

作画監督

川端宏

音楽

本間勇輔

アニメーション制作

スタジオぴえろ

原作

おそ松くん (おそまつくん)

腕白な六つ子の男の子たちとクラスメートやご近所さんのドタバタ模様を描いたギャグ作品。基本的に1話完結形式で、多彩なキャラクターが登場する。特に、自称フランス帰りのナゾ紳士イヤミの発するギャグ「シェーッ... 関連ページ:おそ松くん

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