おたくマンガ家ママデビュー! つっこみが止まらない育児日記

おたくマンガ家ママデビュー! つっこみが止まらない育児日記

長女、むすめの出産から初めての育児にまつわる苦労と困惑を、周囲のエピソードを含めて面白おかしく描いた育児エッセイコミック。WEBサイト「たまひよ」に連載された。

正式名称
おたくマンガ家ママデビュー! つっこみが止まらない育児日記
ふりがな
おたくまんがかままでびゅー つっこみがとまらないいくじにっき
作者
ジャンル
エッセイ
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あらすじ

漫画家の直子は初めての出産を迎え、むすめを出産した。その日から直子は、帝王切開後のカンガルーケアを行なうが、むすめの存在により変になっていく実家家族、保活をしても完売続出の状況、むすめがまずい物に限って離乳食を食べるなど、困惑する事態にばかり見舞われていく。だが直子は、そんな日常をユーモアセンスだけで面白おかしく乗り切っていく。

単行本の装丁

コミックスの巻頭にはカラーページが差し込まれている。また、カバーを外した本体表紙には4コマ漫画が描かれており、そこでも予測不能なむすめの行動に困惑する直子の姿が見られる。

関連作品

本作『おたくマンガ家ママデビュー! つっこみが止まらない育児日記』の関連作品として、ウィングス・コミックス・デラックスから発売されている婚活エッセイ『31歳BL漫画家が婚活するとこうなる』と『31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる』がある。本作は、これら2作を経て結婚した直子トリ肉の後日談にあたる。

登場人物・キャラクター

直子 (なおこ)

漫画家の女性。生まれたばかりのむすめの母親。長い髪をうなじで束ね、眼鏡をかけている。むすめの柔らかい肉体を存分に揉んだり甘嚙みしたりして堪能する事が多いが、夫のトリ肉からは「むすめが大きくなった時に気持ち悪がったら可哀想」という理由でよく叱られている。一時、おしゃれなママになろうと考えていたが、理想とする授乳服がおしゃれからほど遠かったので早々に断念した。 帝王切開手術で麻酔を入れる際にもまったく痛みを感じなかったほど、痛みに鈍感。むすめからは「ママ」と呼ばれている。作者である御手洗直子がモデル。

トリ肉 (とりにく)

直子の夫で、むすめの父親。肉付きのいいふくよかな体型で、顎ひげを生やしている。ゲームプログラマーとして働いているため、昼夜が逆転した生活を送っている。「成長後、むすめが思い返しても気持ち悪がられない育児」を心がけており、むすめからの頬へのキスも全力で避けている。一方で、不意打ちでキスされた思い出は嬉しそうに反芻するなど、心の底ではむすめを溺愛。 保育園の送迎なども積極的に行っている、よき父親。全体的にむすめに甘く、軽く叱っても怒った事はない。自らの生命の危機を感じる遊びに出くわしても、それは揺らがなかった。むすめからは「パパ」と呼ばれている。

むすめ

直子とトリ肉のあいだに生まれた長女。初めてのワクチン接種の際にも一切泣かないなど、母親の直子に似て、痛みに鈍感。非常にパワフルに成長しており、父親であるトリ肉にはいつも全力で突っ込んでいく。保育園入園後は、毎日園内で暴れ回っている様子が保育士から伝えられている。自分より小さい子供の世話を好んでするが、邪魔になっている事がほとんど。 トリ肉からは「むすめさん」と呼ばれている。

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