おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

練馬zim名義でBL作品も発表している練馬ジムの代表作。現代日本の一般家庭を舞台に、頭が固く偏見だらけの中年サラリーマン、沖田誠が、ゲイの青年、大地と知り合ったことをきっかけに、古い価値観を改めるためにあがく姿を描いた自己アップデート奮闘記。ひきこもりの息子、BL好きでオタクな妻と娘を持つ誠が、彼らを理解しようと苦悩するという社会的なテーマを扱っている一方で、個性的な登場キャラクターにより、物語はコミカルでハイテンションな展開となっている。LINE Digital Frontier「LINEマンガ」で2021年3月から配信の作品。2024年1月6日からフジテレビ系列でテレビドラマ版『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』が放送。沖田誠を原田泰三、五十嵐大地を中島颯太が演じている。

正式名称
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
ふりがな
おっさんのぱんつがなんだっていいじゃないか
作者
ジャンル
家族
 
ギャグ・コメディ
レーベル
LINEコミックス(LINE Digital Frontier)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

沖田 誠 (おきた まこと)

金杏社(きんなんしゃ)で課長を務める男性。年齢は48歳。新江古田の一軒家で、妻と娘の萌(もえ)、息子の翔(かける)と四人暮らし。ウェルシュ・コーギーのカルロスを飼っている。頭が固いうえに偏見が強く、お茶汲(く)みは若い女性社員がするものなどといった古い価値観で凝り固まっており、会社でも家庭でも浮いている。しかし、沖田誠自身は家族や部下たちに好意的で、どうにか彼らとの心の壁を取り除けないかと考えているが、言動が空回りしがちで、さらに距離を置かれるという悪循環に陥っている。目下の心配事は引きこもりの翔のことで、なんとか彼に部屋から出てきてもらい、昔のように仲のいい家族関係に戻りたいと願っている。そんな翔の問題をきっかけにゲイの五十嵐大地と交流を育み、ゲイやオタクなどマイノリティへの理解を深めて、自らの価値観をアップデートしていく。

五十嵐 大地 (いがらし だいち)

獣医学部に在籍している男子大学生。高身長の爽やかなイケメンで、心優しく、いつも穏やかな表情を浮かべている。実はゲイで、周囲からの無理解に悩むこともあるが、基本的にゲイであることを隠そうとはしていない。沖田誠の妻の友人の息子で、翔にネイルを教えるために家を訪れた際、誠とも知り合う。最初はゲイであることを理由に誠に罵倒されるが、そんな姿を息子の翔に拒絶され落ち込む誠を慰めたりと、類まれな包容力の持ち主。五十嵐大地の人間性に触れたことをきっかけに、誠は自らの価値観をアップデートしようと決意する。その後は誠と翔の双方と友人関係を続け、二人のあいだの橋渡しをすると同時に、多様性をはじめとした現代の価値観をゆっくりと誠に教えていく。砂川円という、同じ大学に通う先輩の彼氏がいる。

書誌情報

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 3巻 LINE Digital Frontier〈LINEコミックス〉

第1巻

(2021-12-15発行、 978-4866972343)

第2巻

(2022-05-13発行、 978-4866972596)

第3巻

(2022-09-15発行、 978-4866972756)

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