たかが黄昏れ

たかが黄昏れ

最後の「男」が亡くなってから17年後、男性が滅びて女性だけになった近未来の日本が舞台。最後の男が死んだ年に生まれた「ゼロ世代」と呼ばれる女子高生のひなたが主人公。ひなたは、「男性」を想起させる言動がタブー視される社会に疑問を持ち、「男」に思いを馳せるようになる。小学館「ビッグコミックスペリオール」2018年第16号より連載。

正式名称
たかが黄昏れ
ふりがな
たかがたそがれ
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊1巻
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概要・あらすじ

近未来。男性が滅び、女性だけになった日本では、憲法が改正され、徴兵は女性の義務になっていた。また人口も激減し、国民の数はいまや二千万人。戦争や革命・粛清で亡くなった女性も多いが、最も多かったのは自殺者だった。女子高生のひなたは、日本最後の「男」が死んだ年に生まれた「ゼロ世代」。最初から男がいない世界に生まれたひなたには、自殺者が多発した理由がわからなかった。女だけになった日本では「男」という言葉はもちろん、男性を想起させるような言動も反体制とみなされた。また、男性がいないのに、銭湯やトイレは二つに別れている。ひなたはそんな社会に、疑問を抱きながら毎日を過ごしていた。ある日の放課後、校庭の片隅の建物で、ひなたは救いを求める若者と出会う。若者は自分の事を「男」だと言った。

書誌情報

たかが黄昏れ 1巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2019-02-06発行、 978-4098602667)

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