概要・あらすじ
初めての出産を目前に不安いっぱいの主人公・たかはママは、ノンキな夫と母親が雑談で盛り上がっている中、無事に長男の淘汰を出産。それから2年後の1995年、世の中が記録的猛暑と異常渇水で騒がれていた頃、たかはママは2人目の妊娠が発覚。夫が単身赴任の間、漫画家の仕事をこなしながら、2歳になった息子に毎日激しい遊びに付き合わされ、お腹を踏まれたりパンチをくらう日々。
そんなハードなたかはママの戦いは、長女の誕生でさらに過酷なものへとなっていく。
登場人物・キャラクター
たかはママ
本名三香。漫画家をしながら、二児の母親として家事に育児に奮闘中。細かい事は気にしない性格で、自称ぐうたら人間。同名の実在人物がモデル。
貞本 陶太 (さだもと とうた)
貞本家の長男。お母さんっ子で甘えん坊。体格が良く頭が大きい。かなりのヤンチャで、妊娠中の母親を苦しめる。ものまねが大好き。
貞本 綸子 (さだもと りんこ)
貞本家の長女。新生児ながらあまり泣かず、どっしり構えたオーラをまとう。基本ぐずったりせず、一人で遊んで勝手に寝てくれるので、割と育てやすい。
貞本 義行 (さだもと よしゆき)
主人公・たかはママの夫。東京のアニメ会社で働いており、家族が暮らす愛知には1ヶ月に1週間ほどかえってくる。のんびりした性格で育児には全く気が利かないが、子供たちを溺愛する優しいパパ。同名の実在人物がモデル。
おばあちゃん
主人公たかはママの実母。娘のたかはママが陣痛で苦しんでいても、のん気に掃除をするような、のんびりした性格。孫の淘汰と綸子を溺愛し、何かしら物を買い与えている。
夏子 (なつこ)
主人公・たかはママの実妹。たかはママより3ヶ月早く娘のことりを出産しており、初めての子育てに姉と一緒に奮闘する。
妹の旦那 (いもうとのだんな)
小学校の教師をしており、子供の相手が上手い。たかはママの夫・貞本義行とは、大学時代からの友人。
アコ先生 (あこせんせい)
貞本淘汰の保育園の先生。いつも優しく淘汰に話しかけ、保育園に慣れさせる事に成功する。