ないしょの話 山本ルンルン作品集

ないしょの話 山本ルンルン作品集

5歳の幼い少女ケイトと隣に住む同じ年のマックが行った、とある行動を、少しばかりのファンタジーを交えて描いた24ページの短編漫画。『ないしょの話 山本ルンルン作品集』の巻頭に収録されている。同じ本の巻末には、この話の12年後を描いた作品が掲載されている。

正式名称
ないしょの話 山本ルンルン作品集
ふりがな
ないしょのはなし やまもとるんるんさくひんしゅう
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

5歳の幼女ケイトは、姉にないがしろにされて憤り、「ミスター・ビーフ」の助言で、隣に住む同じ年のマックと「姉を優しくする儀式」を行うのだった。

登場人物・キャラクター

ケイト

5歳の幼女。8歳年上の姉マユがいて、ケイトはいつも彼女の持ち物を欲しがっている。隣に住む同じ年の男の子のマックとは、むかしは一緒に遊んでいたが、今は「子供っぽい」とバカにしている。マックは彼女のことを「けいと玉」と呼ぶ。

マユ

主人公ケイトの8歳年上の姉。13歳。金髪でセミロング、毛先にカールをかけている。ケイトが欲しがるアクセサリーや化粧品を、たくさん持つ。うるさい妹をうっとうしいと思っている。

マック

主人公ケイトのお隣に住む男の子で、ケイトと同じ年。色違いのおもちゃのサングラスをかけ、フットボールのヘルメットをかぶり、三輪車に乗っている。口ぐせは「ボルケーノ!」。 むかし、ケイトがつくりだして二人で共有していたイマジナリー・フレンドの「ミスター・ビーフ」と、今も会話をしている。

ミスター・ビーフ

主人公ケイトが、むかしつくりだしたイマジナリー・フレンド。ケイトはもう見えなくなっていたが、お隣のマックはまだ彼と会話ができる。「最後のお別れがしたい」とマックに伝言し、むかしのやり方をケイトにやらせて、再び彼女の前にも姿を現す。熊とも犬ともつかない、真っ黒な頭身の低い生き物で、老人のようなしゃべり方をして二足歩行する。 横シマ模様のシャツを着て、靴をはいている。ケイトに「姉を優しくする方法」を教え、一緒に儀式を行う。

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