概要・あらすじ
2歳の娘・羽生三日月と暮らす22歳のシングルワーキング・ヤンママの羽生智料は、いちごが大好きな三日月のために、20株のいちごが5000円で食べ放題になる、いちご農場のブロックを購入した。このとき、隣のブロックの老婦人が、三日月に話しかけてきたが、三日月はまだしゃべることができない。それでも智料は焦らず、「待っているうちに話すだろう」と、あるがままの娘を受け入れるのだった。
登場人物・キャラクター
羽生 智料 (はにゅう ちか)
22歳のワーキングマザー。翻訳家をしながら、女手一つで娘の羽生三日月を育てている。高校1年生の頃から付き合っていた彼と結婚し、三日月をもうけた。現在は、彼と離婚したものの、縁は続いている。少しおっちょこちょいで、育児をするなかで失敗をしたり、大好きな娘とぶつかったりすることもある。
羽生 三日月 (はにゅう みかづき)
2歳の女の子。12月25日生まれ。健康体だが言葉が遅く、まだしゃべることができずにいる。生まれたときからずっと一緒のクマのヌイグルミは、大親友だが彼女にとっては少し不思議な存在。イチゴとタコ焼きと、ママである羽生智料とパパである羽生総一郎が大好き。のちに3歳になってからは、幼稚園に通い始める。
羽生 総一郎 (はにゅう そういちろう)
羽生智料の離婚した夫。羽生三日月の父親。実家がお金持ちで、働くことが大嫌い。そのため、仕事をしない男性に抵抗感の強い智料と別れることになった。しかし、智料に対しても三日月に対しても、深い愛情を抱いている。料理が得意で、普通の食事からスイーツまでレパートリーも広い。