概要・あらすじ
雛見沢に移住して3週間が経ち、村の生活にも慣れてきた前原圭一はいつも通りの日々を送っていた。ある晩、母の体調不良で興宮のファミレス「エンジェルモート」へ外食に行った圭一は、そこで園崎魅音の双子の妹である園崎詩音と出会う。姉とは違いおしとやかな印象の詩音に最初は戸惑いを覚えながらも、徐々に2人は親しくなっていく。
そんなある日、雛見沢の綿流しのお祭りを楽しんでいた圭一は、詩音に連れられて村のタブーを侵してしまう。これをきっかけに、圭一は恐ろしい事件に巻き込まれていくこととなる。
登場人物・キャラクター
前原 圭一 (まえばら けいいち)
最近雛見沢に引っ越して来た。仲間思いの熱い男だが、女心が分からず、たまに空気が読めないこともある。ちょっとした好奇心から村のタブーに触れてしまい、悪夢へと引きずり込まれてしまう。
園崎 魅音 (そのざき みおん)
双子の妹である園崎詩音と共に、『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』における2大ヒロインの一人。部活メンバー中で一番の年長者で、男勝りな性格。そのせいか前原圭一からは女の子扱いしてもらえず、少々不満気である。雛見沢を牛耳る園崎家の次期党首としての顔も持つ。
園崎 詩音 (そのざき しおん)
園崎魅音の双子の妹。雛見沢の隣町にあるファミレス「エンジェルモート」でアルバイトをしている。姉とは正反対な丁寧な言葉遣いでおしとやかな印象を与えるが、それは外面だけで本当はしたたかな女性。前原圭一に好意を寄せる魅音の前でわざと圭一にちょっかいを出してからかう。
竜宮 レナ (りゅうぐう れな)
部活メンバーで前原圭一の同級生の少女。園崎魅音のことは親友だと思っている。重要な局面では、普段とは打って変わって抜群の洞察力と推理力を発揮する。また「かぁいい」ものを見つけた時の捕獲スピードは人間離れしていて、手に入れるまで誰にも止めることができない。
古手 梨花 (ふるで りか)
前原圭一の後輩で部活メンバー。古手神社の一人娘で、祭事である綿流しの際に巫女を担当する。普段は「なのです」や「みぃ」等の口癖でかわいい印象だが、いきなり大人びた口調になることがある。その際に話すことの多くは重大な意味を持ち、まるですべてを見通しているかのようである。
北条 沙都子 (ほうじょう さとこ)
部活メンバーで古手梨花と同世代の少女。ダム建設に賛成した北条家の娘で、「オヤシロさまの祟り」によって家族を相次いで亡くしている。
大石 蔵人 (おおいし くらうど)
興宮警察署のベテラン刑事。「オヤシロさまの祟り」について調べていて、しつこく前原圭一たちに情報を聞いてくる。その捜査方法は陰険で粘液質。
鷹野 三四 (たかの みよ)
村の入江診療所の看護師で、オカルトマニアの女性。「オヤシロさまの祟り」に強い興味を持っており、前原圭一らと共にタブーを侵してしまう。
富竹 ジロウ (とみたけ じろう)
毎年綿流しの時期になるとやってくるフリーのカメラマン。鷹野三四にぞっこん惚れ込み、犯罪まがいの行動にも協力している。
クレジット
- 原作