ひぐらしのなく頃に解 目明し編

ひぐらしのなく頃に解 目明し編

雛見沢の町で起こる悲劇の連鎖を描く『ひぐらしのなく頃に』シリーズの、解決編第1作目。『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』で起きた事件の裏側を別の視点から追い、謎の残ったこの事件の解答を示していく。原作は竜騎士07。

正式名称
ひぐらしのなく頃に解 目明し編
ふりがな
ひぐらしのなくころにかい めあかしへん
原作者
竜騎士07
作画
ジャンル
推理・ミステリー
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概要・あらすじ

園崎詩音は、前原圭一が雛見沢に引っ越してしてくる1年前、園崎家のしきたりによって全寮制の女学園に通わされていた。その生活に嫌気がさした彼女は、学園を抜け出し、そのことを祖母の園崎お魎に秘密にするために、瓜二つの双子の姉である園崎魅音と定期的に入れ替わることになる。そして魅音として興宮の街を歩く詩音は、魅音の同級生の北条悟史と出会い、次第に彼に魅かれていく。

そんな中、綿流しの晩に悟史の叔母が何者かに殺され、悟史が容疑者となる。悟史のアリバイ作りのため、詩音は自らの正体を警察に明かしてしまう。当然そのことはお魎にも伝わり、詩音はけじめをつけることになる。その後悟史が失踪したと知らされた詩音は園崎家を疑い恨みを持つが、ある出来事がきっかけで思い直す。しかし、翌年魅音が持ち掛けたあることにより、詩音の中の鬼が目を覚ます。そして迎えた綿流しの夜。ついに詩音が暴走を始める。

登場人物・キャラクター

園崎 詩音 (そのざき しおん)

園崎魅音とは双子の姉妹。園崎家の古いしきたりに倣って、全寮制のお嬢様学校に入れられていたが、抜け出して興宮に帰ってきた。最愛の人である北条悟史を救おうと奮闘するが、彼の失踪により次第に人の道を踏み外していく。

園崎 魅音 (そのざき みおん)

園崎詩音の双子の姉で、園崎家次期党首。次期党首としての立場から詩音をかばいきれず、痛々しいけじめをつけさせたことを深く後悔し、自分も同じ罰を受けるなど妹思い。しかし、彼女の何気ない一言が『ひぐらしのなく頃に解 目明し編』の悪夢の発端となってしまう。

北条 悟史 (ほうじょう さとし)

園崎魅音の同級生で、園崎詩音が想う少年。いつもどこか頼りなく、おっとりしているが、虐待する叔母から妹の北条沙都子を守る男気溢れる一面も持つ。その家庭環境のせいか情緒不安定気味で、幻覚や幻聴に悩まされている。気軽に人の頭をなでる癖がある。

前原 圭一 (まえばら けいいち)

北条悟史が失踪を遂げた翌年、雛見沢に転校してくる少年。園崎魅音や園崎詩音の1つ年下。頭をなでる癖が悟史を連想させるが、彼の手はガサツで力強い。詩音と共に村のタブーを侵したことから、今回の事件に深く関わることとなる。

北条 沙都子 (ほうじょう さとこ)

北条悟史の妹。兄のことを「にーにー」と呼んで慕っている。叔母の虐待を受ける度に彼を頼って逃げてしまうことを申し訳なく思っている。兄に頼りすぎ、あることが原因で暴走した園崎詩音に暴行を加えられる。

古手 梨花 (ふるで りか)

古手神社の一人娘で、綿流しの夜の巫女。雛見沢を牛耳る御三家の一角であることから、園崎詩音に不信感を抱かれる。

鷹野 三四 (たかの みよ)

村の医院入江診療所の看護師で、オカルトマニアの女性。「オヤシロさまの祟り」に強い興味を持っており、前原圭一らと共にタブーを侵してしまう。

富竹 ジロウ (とみたけ じろう)

毎年綿流しの時期になるとやってくるフリーのカメラマン。鷹野三四にぞっこんで犯罪まがいの行動にも協力している。

大石 蔵人 (おおいし くらうど)

興宮警察署のベテラン刑事で、雛見沢で起きる一連の事件を嗅ぎまわっている。捜査における洞察力に優れており、北条悟史や園崎詩音を幾度となく不気味な口調で追い詰める。

園崎 お魎 (そのざき おりょう)

雛見沢御三家の1つである園崎家の当主で、園崎魅音と園崎詩音の実の祖母。園崎家としての体裁を守るためなら、例え孫相手でも容赦はしない。雛見沢ダム建設に賛成した北条家を村八分にし、その子供である北条悟史や北条沙都子をも苦しめている。

公由 喜一郎 (きみよし きいちろう)

雛見沢御三家である公由家の当主で、雛見沢の村長。鬼婆と呼ばれるほど厳しい園崎お魎とは違い、小さいころから園崎魅音や園崎詩音をかわいがり続け、血のつながりがないものの親しまれている。

クレジット

原作

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