へんき~んタマイダー

へんき~んタマイダー

いじめられっこで弱虫な小学生、変金太が主人公。おちんちんをモチーフにした正義のヒーローが、悪の秘密組織・悶部省の教師と戦う姿を描いたお色気下ネタギャグ漫画。同作者の『へんちんポコイダー』とコンセプトを同じくするリメイク的な作品で、ポコイダーが登場するエピソードもある。

正式名称
へんき~んタマイダー
ふりがな
へんきーんたまいだー
作者
ジャンル
美少女・萌え
 
下ネタ
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概要・あらすじ

変金太は家庭でも学校でもいじめられる弱虫な小学生。いじめに遭うたびに、自分に変身能力があったらと夢想していた。ある日、小学校一の美少女・伊藤よがりが、インキン怪人インキンタマイダーに襲われそうな場面に遭遇する。よがりちゃんを助けようとする金太だったが、野良犬のしっぽを踏んでしまい、犬に襲われて下半身が丸出しになってしまう。

さらに迫る犬を前に、金太の睾丸がいきなりアメリカンクラッカーのように動き出した。金太が思わず「へんき~んタマイダー!!」と絶叫すると、正義のヒーロー、へんきんタマイダーに変身する。こうして弱虫小学生は、正義の超人へんきんタマイダーとして、悪の教師と戦う宿命を背負ったのだった。

登場人物・キャラクター

変 金太 (へん きんた)

家庭でも学校でもいじめられる、弱虫な小学生。万町小学校に通う。野犬に襲われたことがきっかけで、へんきんタマイダーへの変身能力を得る。タマイダーは、おちんちんをモチーフにした正義のヒーローで、アメリカンクラッカーのように動く睾丸にあわせて、金太が「へんき~んタマイダー!!」と叫ぶことで変身できる。 頭部の突起物から液体を放つ「へんきんシャワー」や回転しながらジャンプ頭突きを食らわす「タマキンロケット」などの必殺技を持つ。

変 玉次 (へん たまじ)

主人公である変金太の弟。活発で元気な少年。長女のたい子と一緒になって金太をいじめる。

変 たい子 (へん たいこ)

主人公である変金太の姉。男勝りの少女で、弟の金太をいじめるのが趣味。やくざ者に絡まれた際、タマイダーに救われ、弟とは知らずに恋をする。

中尾 メーコ (なかお めーこ)

主人公である変金太のクラスメイト。金太が想いを寄せるショートカットの美少女。悶もん教師に襲われることが多く、自分を助けてくれるタマイダーのファン。名前は、往年のアイドル「スパーク3人娘」の一人、中尾ミエをもじったものと思われる。

素園 マリ (そその まり)

主人公である変金太が通う、万町小学校の教師。長髪の美人。名前は、往年のアイドル「スパーク3人娘」の一人、園マリをもじったものと思われる。

伊東 よがり (いとう よがり)

主人公である変金太が通う、万町小学校一の美少女。悶もん教師に襲われ、裸になることが多い。名前は、往年のアイドル「スパーク3人娘」の一人、伊東ゆかりをもじったものと思われる。

影大臣 (かげだいじん)

悶部省を影で操る悶部省のボス。正体不明。へんきんタマイダーの活躍に怒り、悶もん教師を次々と派遣する。

ミスターY (みすたーわい)

悶部省の性務次官。悶もん教師の監督を務める。蝶ネクタイに燕尾服、「Y」と大きく書かれたシルクハットが特徴。梶原一騎原作、辻なおき作画の漫画『タイガーマスク』に登場する、ミスターXのパロディと思われる。

陰宮 金次郎 (いんのみや きんじろう)

主人公である変金太が通う、万町小学校の男性教師。ひどいインキンの持ち主。その正体は、インキン怪人インキンタマイダー。女性を襲ってインキン菌を浴びせる悪事をはたらく。名前は実在の人物、二宮金次郎をもじったものと思われる。

甲森 錦之助 (こうもり きんのすけ)

主人公の変金太が通う万町小学校にやってきた新任教師。その正体は、悶部省から派遣された悶もん教師の一人、ゴールデン・バットマン。水泳の授業中、教室に残された女生徒のパンティを盗む。

五鬼 武利 (いつき たけとし)

主人公の変金太が通う、万町小学校に転任してきた教師。その正体は、悶部省から派遣された悶もん教師の一人、ゴキブリ魔人。ゴキブリを自由自在に操れるほか、ヨダレでどんな服も溶かしてしまう。

マカロニ・キッド

主人公である変金太が通う万町小学校に転任してきた教師。ウエスタンハットに着流し、背中に日本刀、股間に拳銃という和洋折衷な格好をしている。タマイダーを倒すために悶部省から派遣される。永井豪の漫画『ハレンチ学園』をはじめ、永井作品にしばしば登場する同名のキャラクターがモデル。

ミミズ大魔王 (みみずだいまおう)

おしっこをかけられる世界中のミミズの恨みを晴らすためにやってきた怪人。普段はミミズの格好をしており、自分におしっこをかけた人間のおちんちんをハレさせる。

盛原 いく江 (さかりばら いくえ)

万町小学校の新任教師。眼鏡をかけた美女で、巨乳。その正体は、悶部省から派遣された悶もん教師の一人、悶々ウーマン。ムチを武器に、可愛い男の子をいたぶるのが趣味という、サディスティックな性格。盛原いく江の名は実在の元アイドル榊原郁恵を、悶々ウーマンはアメコミのワンダーウーマンがモチーフと思われる。

虻虎ブーちゃん (あぶどらぶーちゃん)

万町小学校の凶悪肉弾コンビの一人。ハゲ頭の巨漢。バットをもへし折る石頭。気に入らない人間は教師でも容赦しない。実在のプロレスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャーがモチーフと思われる。

キラー鎌田 (きらーかまた)

万町小学校の凶悪肉弾コンビの一人。おかっぱ頭の巨漢。虻虎ブーちゃんと組んで悪事を行う。実在のプロレスラー、キラー・トーア・カマタがモチーフと思われる。

安土 霊 (あんど れい)

万町小学校一の超問題児。大巨人の異名通り、キングコング並みにでかい。凶悪肉弾コンビ、虻虎ブーちゃんとキラー鎌田のボス。2人の仇を討つために、変金太を襲う。実在のプロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアントがモチーフと思われる。

赤津じいさん (あかづじいさん)

万町小学校の用務員。赤津じいさんの部屋は、「あかずの用務員室」と呼ばれ、恐怖の仕置部屋として恐れられる。ここに送られた生徒は、落とし穴に落とされ、しばらく地下牢で過ごすことになる。

江戸門 団鉄 (えどもん だんてつ)

十数年前に、「あかずの用務員室」と呼ばれる仕置部屋に送られ、地下牢にいれられたまま行方不明になっていた人物。穴を掘って逃げようとしたが、極度の方向音痴のため、十数年迷っていたという。全身毛むくじゃらで、モグラのように素早く穴を掘る。アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『モンテ・クリスト伯』の主人公、エドモン・ダンテスがモチーフと思われる。

変 珍太 (へん ちんた)

変金太と同じ、変一族の人間。おちんちんをグルグル回すことにより、正義の超人ポコイダーに変身できる。ニセタマイダーにさらわれた彼女を追いかけて、本物のタマイダーの前に現れる。永井豪の漫画『へんちんポコイダー』の主人公と同一人物。

スケスケ番長 (すけすけばんちょう)

美女だけが入れるスケバングループ、ビューナス連合のリーダー。「美こそ一番。醜いものは奴隷にスべし」がモットー。アラビアン・ナイトの世界の王女のような格好をしている。催眠術が得意技。

集団・組織

悶部省 (もんぶしょう)

『へんき~んタマイダー』に登場する組織。文部省の地下に存在する秘密組織で影大臣をリーダーとする。恐怖の力で文部省を操っており、「影の文部省」と呼ばれる。「おとうさんおかあさんは、たいせつにこきつかおう」「女の子にはいやらしいことをしよう」など、よからぬ教育方針で、悶もん教師と呼ばれる変態教師を全国に派遣している。

超人プロダクション (ちょうじんぷろだくしょん)

『へんき~んタマイダー』「超人プロダクションの巻」に登場する組織。世界中のスーパーヒーローが所属する組織。一致団結して世界平和を守る。変金太をスカウトするために、極東支部長であるウルトラ仮面とスーパー28号が現れる。

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