ぼのぼの

ぼのぼの

いがらしみきおによる同名の4コマ漫画作品『ぼのぼの』をアニメ化。30分番組「アニメ缶」の枠内で、『ビット・ザ・キューピッド』とともに放映された。原作における哲学的な要素は薄まり、ほぼ純粋なギャグ作品として制作されている。

正式名称
ぼのぼの
ふりがな
ぼのぼの
原作者
制作
グループ・タック
監督
難波 日登志
放送期間
1995年4月20日 〜 1996年3月28日
放送局
テレビ東京
話数
48話
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物擬人化
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概要・あらすじ

父と2人で暮らすラッコのぼのぼのは、いつもシマリスくんアライグマくんと一緒に遊び、いろんな動物たちと出会ったり、冒険したり、愉快な毎日を過ごしている。

登場人物・キャラクター

ぼのぼの

父親と2人で、海で暮らしているラッコの子供。常に海にいるわけではなく、劇中では二足歩行で、森や山で遊んでいるシーンが多い。現実のラッコと同様、カロリーの消耗が激しいせいか、短いスパンで食事をしないと、消耗して動けなくなるため、いつも脇の下に貝を忍ばせている。 いつもボーッとしているのんびり屋。空想癖があり、たまに勝手に妄想したしまっちゃうおじさんに怯えて泣き出すことも。

ぼのぼののおとうさん

息子以上ののんびり屋で、喋るときも単語を途切れさせながらゆっくり話す癖がある。アニメでは明かされないが、実は原作では、かつて「死神ラッコ」と渾名されるほどの、壮絶な人生を歩んできている。

シマリスくん

ぼのぼのの一番の親友。人を苛立たせる言動や、クルミを食べるときの音のうるささから、森のみんなに嫌われており、いじめられている。また、気の強い2人の姉により、トラブルに巻き込まれることもしばしば。 それでもぼのぼのやアライグマくんとともに遊んでいるうちに、じわじわと周囲になじんでいる。

ダイねえちゃん

シマリスくんとショーねえちゃんの姉。おしとやかで気丈な女性。難しい言い回しを好んで使う。気高いゆえに、下品な言葉を聞くと卒倒してしまうといった一面も。弟には厳しく接しているが、それは教育的な配慮で、実際は心優しいお姉さんである。

ショーねえちゃん

シマリスくんの姉で、ダイねえちゃんの妹。勝ち気で短気で喧嘩っ早く、アライグマくんとは、顔を合わせるたびに喧嘩ばかりしている。原作では弟に対し、虐待とも呼べる程のいじめをしていたが、アニメ版ではやや善良になり、弟をいじめる描写はない。

アライグマくん

森のガキ大将的なポジションにいる、乱暴でひねくれた性格のいじめっ子。ぼのぼのやシマリスくんのまどろっこしい行動に苛立ちながらも、ついつい面倒をみてしまう、お兄さん的な役割をしている。アニメ版ではいじめっ子としての乱暴な面が強調されている反面、「背伸びして大人ぶっている子供」として描かれている。

アライグマくんのおとうさん

息子以上に短気で乱暴な性格で、怒るとすぐに手が出る。気にくわないことがあるとすぐに息子を殴ることが、アライグマくんの性格をゆがめた原因とされている。

スナドリネコさん

元々はよそ者であったが、いつの頃からか森に住み着いている孤高の人物。飄々とした態度から、周囲の大人たちからは嫌われているが、ぼのぼのら子供たちからは頼れる大人として、よく相談を受けている。

しまっちゃうおじさん

ぼのぼのの空想に現れ、外見はスナドリネコさんに似ている。その名の通り、悪いことをした子供を洞窟に連れていき、石を積んで作った狭いスペースにしまってしまう。つまりぼのぼのの脳内だけに存在する、恐怖をもって戒めとする架空のキャラクターである。

クレジット

原作

監督

シリーズ構成

総作画監督

保谷有香

音楽

三宅一徳

アニメーション制作

グループ・タック

原作

ぼのぼの

ラッコの少年ぼのぼのが、森に住む動物の仲間たちと繰り広げるユーモアに溢れた毎日を描いている。4コマ形式で描かれているが、内容はゆるやかに連鎖している。キャラクター同士の会話には人生を巡る哲学的な内容も... 関連ページ:ぼのぼの

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