概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
よしおクン
理科好きな小学5年生。短パンがトレードマークの元気な少年。あさりちゃんやあやめちゃんのボケに頭を抱えながら、科学的な思考を鍛えている。
池上 タクミ (いけがみ たくみ)
突然、自分を訪ねてきた記憶喪失のロボットの過去を調べる。苗字の池上は出版元の学習研究社の当時の本社所在地。
ノゾム
裏山に流れ星が落ちるのを目撃。友達のカケルとミドリと一緒に話題にしていたところ、宇宙人のカオスと遭遇。カオスに頼まれて宇宙へ行く方法を考えた。ペットボトルロケットにこだわり、液体燃料ロケットにたどり着く。カオスが宇宙船の工作機械で作ったロケットで大気圏を離脱。 ロケットを軽量化しすきて地球への帰還が危ぶまれたが、カオスの非常用通信機の信号を受信したカオスの仲間により生還した。
あさりちゃん
よしおクンとよく一緒にいる小学5年生の女の子。髪はショートカット。ミニスカート姿が多い。上着の胸のマークは出版元である学習研究社の社章をもとにしている。知識は足りないが、なぜかを考える姿勢がある。考えてボケる。
大隅あやめちゃん (おおすみ)
小学5年生の女の子。髪は頭の左右でリボンで結んでいる。ショートパンツ姿が多い。上着の模様は出版元の学習研究社の社章をもとにしている。失敗にめげないタフさが取り柄。人体を使った説明でモデルにされることが多い。なまけ者で食いしんぼ。知識が足りなくても思いつきで突っ走る。考えずにボケる。
まなぶクン
坊っちゃん刈りに四角いメガネ、福耳の小学5年生の男の子。電車通学をしている。少しだけよしおクンたちより知識があるが中途半端なので、詳細の説明はできない。
専門家 (せんもんか)
毎回のテーマについて解説してくれる、架空の専門家。テーマになっているモノやコトを擬人化した人物。ほとんどが怪人のようにしか見えない。
ペケル先生 (せんせい)
よしおクンたちに科学的な説明をしてくれる先生。メガネをかけた坊主頭で白鬚の老人の人形。黒子が二人で操作している。モデルはNHKで1961年から1969年まで放送されていたものしり博士のケペル先生。
只野 呂保人 (ただの ろぼっと)
人型ロボット。自分が何者かも分からず、唯一知っていた池上タクミの家を訪ねた。タクミとともにロボットとはなにかを学んでいく。自分がロボットだということを忘れて、自分の存在意義を否定するようなことを言うことが多い。只野呂保人はチドリが、彼の名前と.して思いこんだもの。
長原 サキ (ながはら さき)
池上タクミの近所に住むお姉さん。長い黒髪のスレンダーな人物。タクミにいろいろ教えてくれる。苗字の長原は出版元の学習研究社の当時の本社の東急池上線にある最寄り駅。
チドリ
池上タクミのクラスメイト。ボーイッシュなショートカットの女の子。おしゃべりで好奇心は強いが根気はない。タクミのロボットの取材につきまとう。
カケル
ノゾムの友達。面長で背が高い。ノゾムには負けたくないと思っている。裏山に落ちたはずの流れ星が落ちた音をたてなかったのは宇宙船かもしれないと言い出した。カオスの依頼で宇宙へ行く方法を考察。大砲式の射出にこだわった。最終的に固体燃料ロケットにたどり着く。
ミドリ
ノゾムの友達。髪を頭の左右で結んでいて、大きな丸いメガネをかけている。宇宙行きの方法の考察はしなかったが、ノゾムたちの説明を理解し、発想力も発揮していた。
カオス
宇宙人。宇宙船が故障して不時着し、ノゾムたちに宇宙へ行く方法を調べてもらう。宇宙船を使っていても、動く原理や仕組みはわからないため。ノゾムたちの調べたノウハウをもとに、宇宙船の工作機械を使ってロケットを作成。宇宙船から離れるわけにはいかない、とロケットには乗らずノゾムに非常用通信機を託す。 カケルたちには試作ロケットに乗りたくないと見透かされていた。通信機の信号を受信した仲間に救出され、宇宙へと帰った。