概要・あらすじ
クラスのアイドルである鹿島みゆきと交際していた主人公の若松真人のもとに、妹の若松みゆきが帰国、一緒に暮らすことになる。妹ではあるが血縁関係のない若松みゆきに、若松真人は徐々に惹かれていく。
こうして優柔不断な若松真人は、2人の「みゆき」の間で奇妙な三角関係を続けていくことになる。
登場人物・キャラクター
若松 真人 (わかまつ まさと)
優柔不断で気が弱く、また軟弱者でスケベだが、誰にでも優しく接することができ、不器用ながらも一生懸命に物事に対処する性格の、ごく普通の高校生。父親が海外で単身赴任中のため一人暮らしをしていたが、幼少期に父親に付いていった異母兄妹の若松みゆきが帰国する。 その時はクラスのアイドル的な存在の鹿島みゆきと交際していたが、成長し美人になった若松みゆきの事も気になりだし、複雑な感情を抱えることになる。
若松 みゆき (わかまつ みゆき)
若松真人の妹。父親の再婚相手の連れ子で、若松真人とは血縁関係がないが、若松真人に対しては妹として普通に接している。美人に加えてスタイル抜群。さらに成績や運動神経も優秀だが、優しく気さくで、誰とでも分け隔てなく接すため、周囲からの人気も高い。 しかし男性からの交際の申し込みは全て断っている。純情な一面もあるが露出度の高い服装や水着を好み、その度に若松真人をドキドキさせている。
鹿島 みゆき (かしま みゆき)
若松真人のクラスメイトであり交際相手。優しくおしとやかな美人でスタイル抜群。成績も優秀でクラスのアイドル的な存在。以前から若松真人に好意を寄せており、若松真人の告白から自然に交際に発展した。 若松みゆきを妹のように可愛がっているものの、若松真人の若松みゆきに対する言動に対して複雑な想いを抱くことも多い。
間崎 竜一 (まさき りゅういち)
若松真人の1歳年上の元クラスメイト。若松みゆきに好意を寄せており、一緒に思い出を作るため、わざと留年してまで若松みゆきと同級生になる。行動力と積極性が高く、またケンカも強い。 家業の喫茶店「ドラゴン」のマスターとして母を助けている。リーゼントと口ヒゲがトレードマーク。
中田 虎夫 (なかた とらお)
20歳程度年下の若松みゆきに一目惚れし、若松みゆきを追って転職した青華高校の体育教師で、間崎竜一の恋敵。かなり恰幅のいい体格で力も強く積極性もあり、なにかと理由をつけて若松みゆきにアピールを続けている。 母親から結婚を催促されており、見合いの話が後を絶たない。
香坂 健二 (こうさか けんじ)
若松真人の同級生。ルックスは抜群で成績優秀、スポーツ万能。誰にでも優しく明るく接するため女生徒からの人気も高い。しかし、それは表向きであり、裏では想いを寄せる鹿島みゆきと若松真人の仲を妨害するため、様々な策略を計画、実行するなど、かなりエゲつない性格をしている。
村木 好夫 (むらき よしお)
若松真人の同級生。特筆すべき特徴のない、ごく普通の高校生だが人当たりが良く、同じような境遇の若松真人とよく一緒に行動している。若松真人とは違って交際相手はいない。