概要・あらすじ
普段は都内の喫茶店を営む3人の美人姉妹のもうひとつの顔は、美術品を盗む怪盗キャッツ・アイ。彼女たちを逮捕すべく日夜頑張っている刑事の内海俊夫は、自分の恋人の来生瞳がキャッツ・アイである事を知る由も無い。
天才画家だった行方不明の父が遺した絵画を集めながら、キャッツ・アイの活躍は続く。
登場人物・キャラクター
来生 瞳 (きすぎ ひとみ)
来生三姉妹の次女。宝石や美術品を盗み出す3人組怪盗キャッツ・アイの一味。普段は喫茶店キャッツ・アイで働いている活発で明るい美女。犬鳴警察署の刑事、内海俊夫の恋人だが、俊夫に素性がバレないように気をつけている。 怪盗キャッツ・アイとしての活躍時には青いレオタード姿。行方不明の父、ハインツの手がかりを探している。
ミケール・ハインツ (みけーるはいんつ)
美術関係の犯罪シンジケートから逃れるために姿を隠したドイツ人の画家であり、来生瞳たち来生三姉妹の父。来生三姉妹はそんな父の行方を探しながら、各方面に散逸した父の絵画、美術品を収集目的で盗み続けている。
内海 俊夫 (うつみ としお)
東京の犬鳴警察署に所属する警察官。怪盗キャッツ・アイの窃盗事件を専門に捜査する「キャッツ特捜班」で活動している。陽気でひょうきんな性格。九州男児ならではの情熱的な部分も持ち合わせているが女性へのアピールには奥手。 来生瞳とは高校時代からの付き合いで恋人関係。しかし瞳が怪盗キャッツ・アイである事を知らない。
浅谷 光子 (あさたに みつこ)
東京の犬鳴警察署に所属する警察官。怪盗キャッツ・アイの窃盗事件を追う「キャッツ特捜班」で活動している。ややドジな面があるが、真面目かつ仕事熱心で勘は鋭い。3人組のキャッツ・アイの正体は来生瞳たち来生三姉妹ではないかと疑いを持っている。
来生 泪 (きすぎ るい)
来生三姉妹の長女で、宝石や美術品を盗み出す3人組怪盗キャッツ・アイの一味。普段は喫茶店キャッツ・アイを経営し、自らも店頭で働いている。セクシーな外見の大人の美女で、頭脳明晰かつ冷静沈着な性格。左の口元に黒子がある。 怪盗キャッツ・アイとしての活動時に紫色のレオタード姿で3人のリーダーを務め、妹たちに臨機応変な指示を出している。
来生 愛
来生三姉妹の三女で、宝石や美術品を盗み出す3人組怪盗キャッツ・アイの一味。ショートヘアでボーイッシュな雰囲気の女子高校生で、一人称は「僕」。メカに強く、怪盗キャッツ・アイとしての活動時にはオレンジ色のレオタード姿で、美術品を盗む様々な特殊装置を開発している。
課長 (かちょう)
犬鳴警察署の警察官で内海俊夫の上司。常に「課長!」と呼ばれており姓も名前も明かされていない。怪盗キャッツ・アイの窃盗事件を追う「キャッツ特捜班」の責任者で、部下の失敗続きに心労が絶えず、年中怒鳴っている。
永石 定嗣 (ながいし さだつぐ)
ドイツ人の画家、ミケール・ハインツに恩を感じて忠義を尽くしている温厚な初老の男性。ハインツの美術品の管理から怪盗キャッツ・アイへの支援など、様々な形で来生瞳たち来生姉妹のサポートをしている紳士。
場所
キャッツ・アイ (きゃっつあい)
来生泪が東京都内に構えている喫茶店の店名。犬鳴警察署のすぐ傍にある。普段は高校に通学している末っ子の来生愛を除いた、来生泪と来生瞳で店をまわしている。瞳の恋人で刑事の内海俊夫もよく来店している。
クレジット
原作
キャッツ❤アイ (きゃっつあい)
女怪盗団キャッツアイである来生姉妹が日本を舞台に絵画などの美術品を華麗に盗む姿を描く。北条司の初期の代表作。 関連ページ:キャッツ❤アイ