みりたり! 乙型

みりたり! 乙型

平凡な高校生・矢野宗平と、彼のもとを訪れた軍人たちとの交流を描く、ドタバタギャグコメディ4コマ漫画。「まんが4コマぱれっと」2014年4月号から連載の作品で、『みりたり!』の続編に当たる。

正式名称
みりたり! 乙型
ふりがな
みりたり おつがた
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

平凡なオタク高校生・矢野宗平は、父親の矢野宗一がクラコウジア公国の英雄になったことで、敵国であるグラニア共和国から命を狙われる身となっていた。だが、クラコウジア公国とグラニア共和国が突如休戦協定を締結。これにより、ようやく平和が訪れるかと思った宗平だったが、彼の護衛を務めるルトガルニコフ中尉は、グラニア共和国の軍人であるシャチーロフ軍曹を見張るために未だ宗平の家に居座っていた。

そんな中、グラニア共和国から亡命し、クラコウジア公国にその身が一時預けられていたツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトが宗平の家へとやって来る。彼女の身柄は、ルトガルニコフ隊で預かることが軍本部により決定されたためであった。

その命令を遂行するためにかつての仲間たちが、ルトガルニコフのもとへと集まって来る。これにより宗平と軍人たちによる新たな「非日常」が始まる。

登場人物・キャラクター

矢野 宗平 (やの そうへい)

ちょっとオタクっぽいが平凡な男子高校生。黒い短髪で冴えない見た目をしている。ゲームばかりの人生を送っていた矢先、父親の矢野宗一がクラコウジア公国の英雄になったことで、敵国であるグラニア共和国から命を狙われる身となった。護衛役としてルトガルニコフ中尉たちを付けられているが、護衛というよりむしろ被害を受けることの方が多い。 もともとアリア・グラスマン大佐などから好意を受けていたが、新たにツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトからも婚約を迫られるようになる。

ルトガルニコフ中尉 (るとがるにこふちゅうい)

クラコウジア公国の特殊部隊に所属する女性軍人で、階級は中尉。矢野宗一の命令により、矢野宗平の護衛任務に就くため日本にやって来た。一見すると子供のようだが、あらゆる武器に精通し、時には1人で戦線を維持するほどの猛者。しかし、長きに渡る日本滞在によりすっかりだらけきった生活を送るようになっている。ただ、ひとたび争い事が起これば、興奮した様子でショットガン、機関銃など多彩な武器を用いる。 ししゃもが好物。

ハルカ少尉 (はるかしょうい)

クラコウジア公国の特殊部隊に所属する女性軍人で、階級は少尉。矢野宗一の命令により、矢野宗平の護衛任務に就くため日本にやって来た。見た目は子供のようで、愛用しているパンツも動物柄。しかし爆発物の扱いと射撃に長けており、工作活動や銃器などのメンテナンスも熟知している。クラコウジア公国とグラニア共和国の休戦によって一時的にルトガルニコフ隊のもとを離れていたが、ツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトが宗平の家に来たことをきっかけにルトガルニコフ隊へと戻って来る。 軍隊を離れていた間は「ファッキンぷりんす」と呼ばれる5人組のアイドルにハマっており、「ファッキンぷりんす」の「カレルメンゴ」という男性が好きで、「カレ様」と呼ぶほど熱をあげていた。 貧乳であることを気にしており、それをいじられると催涙弾で応戦するなど容赦がない。

アリア・グラスマン大佐 (ありあぐらすまんたいさ)

クラコウジア公国の女性軍人で、階級は大佐。ルトガルニコフ中尉の訓練兵時代、その教官を務めていた。髪型はツインテールで左目に傷があり、グラマラスな体型が特徴。父親や祖父の代から続く職業軍人であり、ナイフを使った接近戦の達人で、今までに数々の武勲をあげているエリート。しかしその性格は子供っぽく泣き虫なドジッ娘。クラコウジア公国とグラニア共和国の休戦によって一時的にルトガルニコフ隊のもとを離れていたが、ツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトが矢野宗平の家に来たことをきっかけに、ルトガルニコフ隊に復帰した。 軍隊を離れていた間はショッピングモールで包丁の実演販売をしていた。宗平のことが好きで、彼の抱き枕に裸で抱きつくほど。

おっさん

クラコウジア公国の男性軍人で、「月刊紛争の友」通販配達部に所属している。全身に傷痕を持つ恰幅の良い男性で、外見は威厳に溢れているが、階級は一等兵。クラコウジア公国とグラニア共和国の休戦によって一時「ルトガルニコフ隊」のもとを離れていたが、ツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトが矢野宗平の家に来たことをきっかけにルトガルニコフ隊へと戻って来る。 久しぶりに宗平宅を訪れた際は、猫耳を着けたエプロン姿だった。軍隊を離れていた間、何をしていたかは不明。

ツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルト (つぇつぇーりえつぇてぃーべるぐふぁんばると)

グラニア共和国皇族の一門であるバルト家の子女。グラニア共和国が没落し、クラコウジア公国に亡命。現在、身柄はルトガルニコフ隊のもとで預かられている。金髪のショートカットで碧眼。性格はわがままかつ高飛車で貴族暮らし気分が抜けないが、日本で暮らす内にだんだんと性格が丸くなった。矢野宗平に婚約を迫っているが素直でない性格のため、関係は一向に進展していない。

シャチーロフ軍曹 (しゃちーろふぐんそう)

グラニア共和国の女性軍人で、階級は軍曹。縦ロールツインの髪型をした少女。見た目はまるで子供ながら、2つのマイクロガンを操る鬼軍曹として近隣諸国からも恐れられている存在。面倒事を好まない性格だが、それゆえに細かいことを気にせず、すべてを破壊することで解決しようとする強引なところがある。グラニア共和国とクラコウジア公国が休戦した後も水野ゆかりの家に居候し、いつでも矢野宗平を暗殺できるよう、トレーニングを欠かしていない。 趣味は段ボール集め。

グルー伍長 (ぐるーごちょう)

グラニア共和国の男性軍人で、階級は伍長。常に目元が影で隠れており、その表情は読むことができない。水野ゆかりの家に居候している。相当なマゾヒストで、犬扱いされても悦ぶド変態。上官であるシャチーロフ軍曹を信奉しており、彼女の決定に対して一切逆らわない。

水野 ゆかり (みずの ゆかり)

矢野宗平の家の隣に住む女性。ロングヘアと豊かな胸が特徴。おっとりとした性格で少々のことでは動じない強心臓の持ち主で、家にはシャチーロフ軍曹とグルー伍長を居候させている。昔は結構モテていたと口にしているが、最近はずっと家にいて出会いがなく、男っ気のない生活を送っている。

ラダ

ツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトのかつての親友でショートカットの女性。ツェツェーリエを殺そうとしていたが逆に粛清され、そのことから彼女に復讐心を抱いている。また、バルト家の隠し財産を狙っており、それを手に入れるために日本へとやって来た。大型トラックを使って矢野宗平もろともツェツェーリエを襲ったりするなど、目的のためならば手段を選ばない性格。

馬伊那島役所の職員 (ゔぁいなとうやくしょのしょくいん)

人口100人程度の馬伊那島という小さな島の役所で働いている女性。ショートカットでメガネをかけ、仕事時はスーツを着ている。普段は役所の職員だが、実はバルト家の資産を守るために雇われた人物。バルト家の人間が訪れた場合、隠し財産を渡す役割を担っていた。ズボラな性格で、隠し財産の「ダイヤ」についてもずさんな管理を行っていた。隠し財産の案内人としての責務を果たした後はラダと一緒に暮らすようになり、彼女とともにツェツェーリエ・ツェティーベルグ・ファン・バルトの命を狙うようになる。

訓練インストラクター (くんれんいんすとらくたー)

堕落したルトガルニコフ隊を一から鍛え直すため、クラコウジア軍から送られて来たインストラクターの女性。ショートカットで、浅黒い肌に露出度の高いトレーニングウェアを着ている。トレーニングウェアと間違って下着を身に着けるなど、意外とドジな一面がある。今まで禁欲生活を強いられていた反動から、初めて食べたたこ焼きに病みつきになってしまう。

矢野 宗一 (やの そういち)

矢野宗平の父親。現在はクラコウジア公国の英雄として軍を指揮する役割を務めている。書類ミスで軍隊に入れられた当時は細身だったが、軍隊で生活する内に筋肉質の大きな体躯へと変わっている。クラコウジア公国とグラニア共和国の間に休戦協定を締結させたが、依然として日本には帰って来ることはなく、軍隊に籍をおいたままとなっている。

集団・組織

ルトガルニコフ隊 (るとがるにこふたい)

ルトガルニコフ中尉を中心とする小隊で、日本での活動を主とする。リーダーのルトガルニコフ中尉の他にハルカ少尉、アリア・グラスマン大佐、おっさんなどにより構成されている。特殊任務の遂行を中心としているため基本的には少人数構成。ルトガルニコフより遥か上の階級であるアリアが彼女の下についているのは、アリアの主体性のなさとルトガルニコフの強引さが主な要因である。

その他キーワード

T-34戦車ものがたり

ルトガルニコフ中尉お気に入りの映画。内容は戦車である「T-34」が色々なところを旅するというだけの映画で、ルトガルニコフによれば、宇宙や未来、魔法学校などにも行っているらしい。ちなみに1本15分の短編作品。シリーズは第23作まで続いているが特に人気作というわけでもなく、上映劇場にいたのはルトガルニコフたちの他には、2人きりになりたがっていたカップルのみであった。

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