めいわく荘の人々

めいわく荘の人々

五十嵐浩一の代表作で、初の長期連載作品。バブル期の日本を舞台に、貧乏アパート「めいわ荘」に引っ越してきた大学生の坂本義彦の日常と、めいわ荘に住む癖のある住人たちとの交流や恋愛模様を描いた90年代青春群像劇。「ふつう」を自認する義彦と、ちょっと訳ありな住人たちとの触れ合いの中で、時に甘く切ない雰囲気漂う青春ストーリーが、コメディ要素を交えながら展開される。少年画報社「ヤングキング」で1988年から連載された作品。1991年2月にコミックス第1巻が少年画報社より刊行されたほか、2005年7月にジャイブより本作のワイド版が刊行された。

正式名称
めいわく荘の人々
ふりがな
めいわくそうのひとびと
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

坂本 義彦 (さかもと よしひこ)

風呂なし・冷暖房なしの貧乏アパート「めいわ荘」の204号室に引っ越してきた大学生の青年。黒髪ショートヘアの平凡な見た目で、M治大学文学部の1回生。千葉県出身。引っ越し早々、慣れない町で個性的なめいわ荘の住人たちに何かと振り回され、気苦労が絶えない。自らを「ふつう」と自認しており、同じアパートにろくでもない住人ばかりが住んでいることを嘆いているが、周囲から見れば坂本義彦自身もふつうとは言い難い一面を抱えている。近所のコンビニでアルバイトをしている。また、ボディコンファッションを身にまとった美人の姉がいる。

谷 貞秋 (たに よしあき)

貧乏アパート「めいわ荘」の201号室に住む大学生の青年で、坂本義彦の隣人。図々しい性格のナンパ男で、義彦の引っ越し当日に彼の姉をナンパした。その後も、引っ越したばかりの義彦を訪ねてきた元・彼女の桐子を横取りしようともくろむなど、女性に見境がないトラブルメーカー。実家は金持ちながら、現在はとある事情から仕方なくめいわ荘に住んでいるが、室内は豪華なインテリアで飾られている。

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