白猫プロジェクト ひこうじま公園

白猫プロジェクト ひこうじま公園

スマートフォンアプリ『白猫プロジェクト』のコミカライズ作品。ゲームに登場するキャラクター達が、現代日本を舞台に庶民的な暮らしをするユーモラスな姿をほのぼのと描く。「コミッククリア」で2016年8月から2018年7月にかけて配信された。

正式名称
白猫プロジェクト ひこうじま公園
ふりがな
しろねこぷろじぇくと ひこうじまこうえん
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

第1巻

2016年の大都会TOKYOに、異世界の住人が突如として迷い込んだ。ひこうじま公園内にテントを張り、そこで寝泊まりを始めた一行は、これまでいた世界とはまるで異なる日本での暮らしにすぐに順応する。労働や食料の買い出し、商店の実地検分など、それぞれが思い思いの行動をして、一日を過ごすようになる。そんな中、シティボーイを気取る熊のカムイは、アイリスに対し、TOKYOの高級マンションでいっしょに暮らさないかとモーションをかける。しかし、その姿から猛獣が街を徘徊していると誤解されてしまい、カムイは麻酔銃を撃ち込まれ、昏倒してしまうのだった。(「プロローグ」。ほか、22エピソード収録)

第2巻

忍者のダージは、カマキリの強さと神秘性に夢中になっていた。キャトラからカマキリがゴキブリの仲間である事を聞かされてもまるで動じなかったダージは、花に擬態するハナカマキリの美しさについて、みんなに熱心な解説を始める。しかし、その姿を面白がった仲間の策略によって、ダージは寝ているあいだにハナカマキリの格好をさせられてしまうのだった。(第23話「花の蟷螂道」。ほか、22エピソード収録)

第3巻

日頃からボーッとしているエクルのもとに、彼女がちゃんと生活できているかを調査するため、キャトラがやって来た。エクルが毎日デパ地下で試食品を食べ歩いているという話を聞き、余計心配になったキャトラは、生活力のある人間をエクルの手本にしようとするが、間違って自由人のザックを見習うように勧めてしまう。それを真に受けてしまったエクルは、ザックの奔放な生き方を学び、自身が考える「自立」を試みるのだった。(第46話「はじめてのじりつ」。ほか、22エピソード収録)

登場人物・キャラクター

ダグラス

腰まで伸びた長髪の男性。もともとは異世界の住人。鷹揚な性格をしており、少々の事では動じない生活力のあるタイプ。「できちまう」が口癖で、何事も率先してやろうとする異世界の住人のリーダー的な存在。なんでも「できちまう」という自負から、クリスマスシーズンにはクリスマスツリー、正月には門松の格好をしていた。髪がすぐに伸びてしまう体質で、大都会TOKYOに来たのをきっかけに散髪を試みるが、短髪にした直後にすぐ元の長髪に戻ってしまった。

シャルロット

金髪の少女。もともとは異世界の住人。「光焔の御子」と呼ばれる伝説的な存在で、対外的には淑女たる振る舞いを見せるが、本性はぐうたらな怠け者。口が非常に悪い。遊ぶ事や食べる事が大好きで、インターネットの検索履歴はすべて「おいしいチキンの食べ方」となっている。たくましい性格をしており、娯楽にあふれれた大都会TOKYOの暮らしを満喫している。コリンといっしょに「スローライフ同盟」なる怠惰な人間が集まるサークルを作っている。

リンデ

背中に羽根の生えた天使の女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来訪したあとに一人でアパートに入居し、とある企業で働くようになった。日々の労働に疲れており、寂しさからペットを飼う事を思案したり、コンビニで夕飯の総菜を選んだりするのを、日常のささやかな楽しみにしている。「はいオナゴ〇〇しまーす」が口癖。オンラインゲームでは、語尾が安定しない不安定なキャラクターを演じている。

カムイ

巨大なオス熊。もともとは異世界の住人。見た目は完全な熊だが、二足歩行をするうえ、人間の言葉をしゃべる。お調子者な性格で、シティボーイを気取っている。大都会TOKYOの生活にもすぐに適応していたが、猛獣と間違われて麻酔銃を撃ち込まれ、動物園へと送られた。飼育係のブルーに対し、シティ派としての不満を述べていた。

ツキミ

頭から兎の耳が生えている少女。もともとは異世界の住人。お祭りが好きなアマタに対し、「アマタくんはおめでたいね~」と言ったりするなど、のんびりとした天然な性格をしている。お月見の際はみんなにお団子を振る舞い、お月見に来たバーガーには特別なお月見バーガーを出していた。

キャトラ

かわいらしい白猫。もともとは異世界の住人。ふつうの猫の姿をしているが、人間のようにしゃべる事ができる。常識的な性格をしているが、非常に口やかましいタイプで、破天荒な行動ばかりをする仲間に対する突っ込み役を担っている。知識欲が旺盛で、大都会TOKYOに来てからは、日本のさまざまな情報をいつのまにか吸収し、仲間に対してその都度披露していた。

コリン

頭に狐の耳が生えた女性。もともとは異世界の住人。いたずら好きで、他人に化ける事を得意とする。祭りの屋台に潜り込み、ネモに成りすましてコヨミを驚かそうとするが、堅物のネモがおよそ似つかわしくない言動をしていた事から、簡単に見破られていた。

アマタ

ド派手な格好をした気風のいい青年。もともとは異世界の住人。お祭りが大好きで、大都会TOKYOに来たあとは各地のお祭りに積極的に参加していた。金魚すくいの屋台に、めでたいという理由で鯛を入れたり、盆踊りのヤグラを巨大ロケット花火に改造するなど、祭りを盛り上げる手段を次々と講じていた。

バーガー

手足が付いた巨大なハンバーガー。もともとは異世界の住人。バンズの部分にサングラスをかけている。とても美味しそうな姿をしているが、人間の言葉をしゃべる事ができ、ふつうに意思の疎通が図れる。見た目とは裏腹にダンディな性格で、ハンバーガーに絡めた紳士的なセリフを連発する。

ガレア

白と黒の大きな翼を持つ天使の男性。もともとは異世界の住人。語尾に「ブロウ」と付けるのが特徴。バイクをこよなく愛しており、元の世界で存分に乗り回していた。大都会TOKYOへ来てからはバイクの代わりに自転車を乗り回していたが、バイクの疾走感が忘れられず、バイクの購入代を稼ぐためにコンビニエンスストアでマールと共にアルバイトを始める。しかし、労働に不慣れなマールの失敗をフォローをしたため、あっさり首になってしまう。そのあとは、出前のアルバイトを始めて原付バイクを乗り回していた。

マール

白と黒の大きな翼を持つ天使の少女。もともとは異世界の住人。朗らかな性格で、他人に幸運を与える事ができる。ガレアの同僚でもある。バイクの購入代を稼ぐためにコンビニエンスストアでアルバイトを始めたガレアに付き合い、いっしょに働く事になった。しかし、労働に慣れていない事から誤発注などのミスを繰り返し、最終的に首になってしまう。そのあとは、とある飲食店でアルバイトを始めた。スマートフォンであちこちの天使仲間とやりとりをしているが、リンデから来く取り留めのない話題を記した大量の通知に戸惑いを見せていた。私生活ではガレアに頼り切っている。

ツユハ

笑顔が素敵な少女。もともとは異世界の住人。自分の事を「雨そのもの」と自称しており、雨が大好きで、つねに傘を差している。空から降って来た際にトモエと出会い、ふわふわで天然な言動を繰り返してトモエを散々に振り回していた。

メア

ポニーテールの髪型をした少女。もともとは異世界の住人。テニスが大好きで、つねにテニスウェアを着込んでいる。大都会TOKYOに来てからは、フランとのスイーツ探索に力を入れすぎて、体重が増加してしまった。その事に大きなショックを受け、仲間の協力を得て、よりハードな鍛錬を繰り返して体重を元に戻そうとした。しかし体は引き締まったものの、付いた筋肉のせいで体重はさらに増加してしまう。

フラン

ジャージを着た少女。もともとは異世界の住人。セリフの端々に「セボーン」「シュペール」などのフランス語を交えてしゃべり、語尾に「ござる」と付けるのが特徴。大都会TOKYOの暮らしを満喫しており、仲間から「ナシゴレン」という美味しい料理が実在するという話を聞かされた時は、矢も楯もたまらず、ナシゴレン探索に奔走していた。しかし、ナシゴレンに洋ナシが入っていない事にショックを受けてしまう。

スイカ

ツインテールの少女。もともとは異世界の住人。非常に元気な性格で、声がやたらと大きい。フランとよく行動を共にしており、彼女を喜ばせるための耳より情報を集めている。美味しい料理とされる「ナシゴレン」のネタをフランに伝えていた。

トモエ

黒髪の女性。もともとは異世界の住人。帝国陸軍の大尉で、卓越した剣技の持ち主。本名は「トモエ・シンジョウ」。日々剣の修行をしており、我が身を剣たらしめる道を探っている。生真面目な性格で、空から降って来たツユハと出会った際は、彼女の天然さに大いに振り回されてしまう。

ヨシュア

元気な少年。もともとは異世界の住人。ミレイユの兄。まだまだ子供っぽい性格をしており、大都会TOKYOに来たあとは、ゲームを存分に楽しんでいた。ミレイユと立ち寄ったゲームセンターで対戦ゲームをするキャロとエシリアに出会い、何度負けてもしつこく挑戦し続けるキャロの姿を見て感銘を受けていた。カティアへの忠誠心が強い。

ミレイユ

褐色の肌をした少女。もともとは異世界の住人。ヨシュアの妹。ゲームをしたがるヨシュアをゲームセンターへと連れて行くなど、兄思いな優しい性格の持ち主。のちにカティアの指導のもと、「一番効く薬」という怪しげな薬を屋台で売っていた。

キャロ

ツインテールの女性。もともとは異世界の住人。非常に負けず嫌いな性格で、ゲームセンターでエシリアと対戦ゲームをやっていた際、99連敗という惨敗を記録する。それでも心が折れる事はなく、しつこくエシリアに挑戦し続け、ついにエアホッケーで勝利を収めていた。

リリエル

ゴスロリ調の服を着込んだ女性。もともとは異世界の住人。つねに顔色が悪く、ちょっとした事ですぐに吐血してしまう虚弱体質。「スーパー健康銭湯ランド」に行く事になったキャトラとアイリスの話を聞きつけた際に、「スーパー」と「健康」の文言に惹かれ、強引に二人についていく。

アイリス

銀髪の美しい少女。もともとは異世界の住人。キャトラといっしょにいる事が多く、仲間に対する突っ込みが激しいキャトラをなだめる役割を担っていた。常識的なおとなしい性格をしており、大都会TOKYOで思い思いな振る舞いを繰り返す仲間達には、かなり振り回されていた。

マフユ

氷のように美しい雪女。もともとは異世界の住人。ロッカの姉で、無口無表情なクールビューティー。どんな場所にも雪を降らす事ができる。ロッカに対してはやや甘く接している。サマーソウルから一目置かれており、常夏の島に涼を届ける仕事を依頼されるが、即座に断っていた。しかし、ロッカが大好きな肉まん1年分が、報酬でもらえると知り、結局仕事を承諾していた。

ロッカ

雪の妖精の少女。もともとは異世界の住人。マフユの妹。雪が大好きで、大都会TOKYOが大雪に見舞われた時は、外に出て大はしゃぎしていた。肉まんも大好物で、報酬の肉まんにつられて、サマーソウルの提案に従って常夏の島まで出向き、そこで大吹雪を巻き起こしていた。

サマーソウル

褐色の肌をした金髪の男性。もともとは異世界の住人。ムキムキの肉体を持つ根っからのアウトドア派で、夏を心から愛しており、つねにテンションが異常なほど高い。地球温暖化による気温の上昇により夏の中に涼しさを求められる事が多く、涼を得るためにマフユに対し、常夏の島を寒くする事を依頼していた。

ヤナギ

苦み走った顔している無口な中年の男性。もともとは異世界の住人。中華料理屋なのか洋食店なのか喫茶店なのか、よくわからない飲食店「やなぎめん」を営んでいる。お客からの注文を無視し、注文とはまったく違う料理を提供するなど、業務形態は無茶苦茶。しかし味は抜群なので、多くのお客を虜にしている。

クウ

爬虫類のような巨大な尻尾を持つ少女。もともとは異世界の住人。格闘技を得意としている。ヤナギの経営する飲食店「やなぎめん」の従業員として働いている。お客に出した水を自分で飲んだり、お客の顔を見て勝手に注文する料理を決めたりするなど、店員としてあるまじき破天荒な行動を繰り返していた。

ルカ

背中に翼の生えた守護天使の女性。もともとは異世界の住人。明るく元気いっぱいだが、さまざまの面が雑なタイプ。レインといっしょにお菓子教室に出向いた際は、卵を割るのに四苦八苦して、最終的にまとめて握りつぶしたり、ホイップクリームを力技で勢いよくかき混ぜていた。手つきが丁寧なレインに対し、「あんた女子力たっけーなー」と感心していた。

レイン

全身に殺意を滾(たぎ)らせた悪魔の男性。もともとは異世界の住人。背中からは黒い翼が生えている。守護天使のルカに付き合わされ、お菓子教室へ出向く事になってしまった。やる気は一切なかったが、ルカと比べると格段に仕事が繊細かつ丁寧だったため、先生が驚くほどクオリティの高いケーキを作り上げていた。

リリー

鹿撃ち帽をかぶった探偵の少女。もともとは異世界の住人。探偵としての素養は高く、「WBC」を探し続けていた少女のキララに力を貸し、持てる推理力を存分に発揮して、WBCの正体に迫ろうとしていた。しかし、野球に関する知識がまったくないため、調査は完全に迷走する。

クロード

ツンツン頭をした体格のいい探偵の男性。もともとは異世界の住人。筋肉が探し物に役立つという信念の持ち主。リリーといっしょにいた際に、たまたまキララと出会い、彼女が求める「WBC」の秘密へと迫る事になった。リリーと同じく、野球に関する知識がまったくないため、調査は完全に迷走する。

キララ

野球のユニフォームを着ている少女。もともとは異世界の住人。ずっと正体のわからない「WBC」を探し続けており、たまたま出会ったリリーとクロードにWBCの探索を依頼する事になった。父親が「ホームランバッター」だった過去を持ち、野球のユニフォームを着ているが、野球の事は基本的なルールを含め、なに一つ知らない。

セルジュ

爽やかな風貌をした少年。もともとは異世界の住人。釣りを得意としており、しっかりと装備を整えて、海釣りなどに挑んでいる本格派。誠実な人柄で、なにも釣れないレンファに対しプロモデルのロッドを貸して、釣りに対する的確なアドバイスをしていた。また、花嫁探しがうまくいかないメルクリオにも、釣りになぞらえたアドバイスを送る。

レンファ

セクシーな少女。もともとは異世界の住人。男を釣るならまず魚から、というアドバイスを母親から受け、海釣りに挑戦していた。釣れるのはガラクタばかりでうんざりしていたが、釣り好きのセルジュからいろいろフォローされ、なんとか大物を釣り上げようと奮闘していた。

ハーヴェイ

長髪の男性。もともとは異世界の住人。レナやシオン、ディーラの家族として過ごしており、特に「娘」となるレナとシオンを「父親」として暖かく見守っている。レナの立ってのお願いで動物園を訪れた際は、二人の娘を守ろうとするあまり行動が過剰になってしまい、少々迷惑をかけてしまう。

レナ

頭にリボンを付けた明るい少女。もともとは異世界の住人。ハーヴェイやシオン、ディーラといっしょに家族として過ごしている。最年少の「娘」としてほかの家族に大いに甘え、その純粋無垢な行動の数々でハーヴェイ達に癒しを与えていた。

シオン

ショートカットの女性。もともとは異世界の住人。クールな性格で、大人の雰囲気を漂わせている。ハーヴェイやレナ、ディーラといっしょに家族として過ごし、「娘」として振る舞っている。まだ幼いレナに愛情を注ぎ、かわいがっていた。わんちゃんがほしいというレナに対し、(ドラゴンの)「お母さんがいるでしょ」と諭すなど、若干天然気味な性格。

ディーラ

強大なメスの魔竜。もともとは異世界の住人。ハーヴェイやシオン、レナといっしょに家族として過ごし、「母親」として振る舞っている。レナのお願いで動物園に出向いた際は、竜の姿をしているために一人だけ入る事ができなかった。

ヴィストリニルグ

巨大なメスの神鳥。もともとは異世界の住人。「光焔の御子」であるシャルロットに付き従っており、シャルロットから「トリ公」と呼ばれている。自分をチャリンコ感覚で利用する怠惰なシャルロットに辟易しており、「ダメ御子」扱いしていた。竜や神鳥が集まった「ウチのご主人どないやねん大会」では酔いつぶれ、シャルロットに対する愚痴を吐き出しまくっていた。

カティア

マッドサイエンティストの女性。もともとは異世界の住人。日々怪しげな新薬を開発しており、ヨシュアやミレイユに命じて屋台で売らせている。オウガから採取した毛髪組織から「金獅子水(仮)」なるアンチエイジング効果のある新薬を開発したが、人体実験を買って出たヨシュアの体には、体がムキムキになる、頭髪が異常に伸びる、女性っぽくなるなど、おかしな作用ばかりが発現していた。

オウガ

金髪の長髪を持つたくましい男性。もともとは異世界の住人。異世界の住人のリーダー的な存在で、仲間からも一目置かれている。子供に懐かれやすく、クリスマスの夜にエシリアやルーシーにしがみつかれ、「散れやジャリども」と怒っていた。

ヴィヴィ

健康的な雰囲気を漂わせたアクティブな女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからはラジオDJをしており、日々リスナーからのハガキを読み上げている。飛行島の住人の多くが密かにハガキを送って来ているが、いずれもラジオネームを使っているため、ヴィヴィ本人は気がついていない。

ダージ

忍者の男性。もともとは異世界の住人。カマキリにあこがれを抱いており、カマキリ全般に対する知識量が豊富。特に蘭に姿を溶け込ませて巧みに獲物を捕らえるハナカマキリには憧憬の念を抱いている。仲間に対し、ハナカマキリの芸術性を熱弁しすぎたせいで、寝ているあいだにハナカマキリの格好をさせられてしまう。

リンプイ

忍者の少女。もともとは異世界の住人。服装が蝶々っぽい事から、ダージには「モンシロ女」と呼ばれている。ハナカマキリについて熱弁したダージを面白がり、鱗法「すいみんやく(仮)」を使ってダージを眠らせ、ハナカマキリの格好をさせるイタズラを仕掛けていた。

ディーン

赤い長髪を持つ男性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来たあとに、とある会社でアルバイトとして働いていた。しかし仕事で失敗が続き、上司から叱られた事で自信を喪失。すっかり落ち込んでしまう。そのため、仲間が総出で彼を褒めて立ち直らせようとするが、うまくいかなかった。だが、シャオフーの「そのままでいんじゃよ~」という言葉に励まされ、元気を取り戻す。

ゲオルグ

鋭い目をした短髪の男性。もともとは異世界の住人。エクセリアに仕える竜騎士で、いつもジャージを着ている。大都会TOKYOに来てから竜につきっきりになったいるエクセリアを心配し、キャトラ達に対し相談を持ち掛けた。他人から頼られる事も多く、仕事で失敗して落ち込んだディーンを励ます役割も任されていた。

シャオフー

ほんわかとした雰囲気を漂わせている女性。もともとは異世界の住人。見た目は若い女性だが、中身はおばあちゃん。そのため、言葉遣いがおばあちゃんっぽく、仲間からは「シャオばあちゃん」と呼ばれている。仕事の失敗で落ち込んだディーンを励まし、再びやる気を奮い立たせていた。

イロメロ

才能あふれるモンショー画家の女性。もともとは異世界の住人。絵が大好きで、公園で絵を描いていたカレンに情熱的なアドバイスをしていた。しかし、理論派ではなく感覚派なため、誰もが理解できるような具体性のあるアドバイスができないのが魅力でもあり、欠点でもある。絵描きはハートで感じたままに描くという信念の持ち主。

カレン

漫画家志望の女性。もともとは異世界の住人。公園で絵を描いている際に絵描きのイロメロと知り合い、楽しく絵を描く事を覚えた。思いのたけをぶつけた4コマ漫画を完成させ、描いて出版社に持ち込み、「ガランティーヌ・可憐」というペンネームで漫画家デビューを果たす。漫画は非常にシュールな内容。

バニッシュ

処刑用アンドロイド。もともとは異世界の住人。少女のような姿をしているが性別は不詳。秩序を守るというプログラムに従い、罪人達を裁こうとしている。市民を追いかけまわしていたところを警官に見咎められ、交番まで連行されていた。犯罪の反応をスキャンする事ができ、禿げてきた頭髪を隠そうとする警官の頭に犯罪性を感じ取っていた。

ソアラ

光の勇者。もともとは異世界の住人。アホ毛が特徴のかわいらしい少女。シャルロットが結成した「スローライフ同盟」の調査のためにアジトのテントを訪れた際に、人生にはゆとりが必要である事を悟り、スローライフ同盟の一員に加わった。テントの周りをコンクリートで固めるなど、やる事がすべて極端。テントの中で寝てばかりいる。

オスクロル

眼鏡をかけた元・魔王の女性。もともとは異世界の住人。光の勇者であるソアラのお目付け役を務めており、「スローライフ同盟」に入って引きこもってしまった彼女を心配し、ヴィストリニルグと共に説得にあたっていた。

ハルカ

長髪の少女。もともとは異世界の住人。ライバル視しているミモリに勝ちたいと常々思っている。そのため、どんな悩みも解決してくれるというカフェバーを訪問し、マスターに対してその悩みを打ち明けていた。店員のテレーゼから、凝り固まった心を浄化するべく美しい音色のピアノを聞かされるが、より闘争心を燃やしてしまう。

テレーゼ

ピアニストの女性。もともとは異世界の住人。何でも悩みを解決するという、とあるカフェバーでピアノを弾いている。店に相談に訪れたハルカが、ライバルへの強い競争心で心が曇っている事を看破し、ピアノを弾いて聴かせ、その考えを改めさせようとするが、なぜかより競争心を煽ってしまう結果に終わってしまう。

ミモリ

眼鏡をかけた少女。もともとは異世界の住人。ボリューミーな髪型をしている。ハルカの友人で、彼女に対し「水中ジュース早飲み競争」を持ち掛けたりするなど、少々変わった感性の持ち主。ハルカからは友人であり、ライバルと思われているが、ミモリ自身はのらりくらりとあしらっている。

ティナ

ショートカットの少女。もともとは異世界の住人。見た目は可憐な美少女だが、実は並外れて腕っぷしが強い。子供っぽい喧嘩を繰り返す叔父のブラッドと、その仲間のヴィンセントには手を焼いている。ヴィンセントからは女神扱いされていた。

ファルファラ

スタイル抜群のセクシーな美女。もともとは異世界の住人。ティナと仲がよく、いっしょによくお出かけをしている。ティナといっしょに夏の買い物に出かけた際は、ブラッドとヴィンセントに水着を購入している姿を想像されていたが、実際はスウェットスーツを購入して、銛による漁をしようと計画していた。

ブラッド

ワイルドな性格の男性。もともとは異世界の住人。オールバックの髪型で、額にサングラスを乗せている。ヴィンセントのもとでギャングとして働いている。言動は荒っぽいが、根は悪い人間ではなく、姪のティナを陰ながら見守っている。ヴィンセントとはしょぼい理由による喧嘩が絶えない。

ヴィンセント

ギャングの男性。もともとは異世界の住人。ブラッドの上役にあたる。ねっとりしたしゃべり方が特徴で、現在はティナに執心している。ギャングとしては優秀だが、ブラッドとは子供じみた理由でよく喧嘩をしている。

ウォルター

眼鏡をかけた端正な顔立ちをした男性。もともとは異世界の住人。極めて優秀なビジネスマンで、大都会TOKYOに来てからは、精力的にあらゆる会社を巡ってビジネスを展開していた。打ち合わせの帰りに小腹を満たすために商店街を訪れるが、飛行島の連中が営む飲食店の異様なラインナップに食欲を失ってしまう。

ポン

着ぐるみを着ている少女。もともとは異世界の住人。語尾に「キュ」と付けてしゃべるのが特徴。商店街の肉屋でアルバイトをしており、「星たぬきコロッケ」というかわいらしい形をしたコロッケを売っていた。店を訪れたウォルターに自慢のコロッケを売ろうとするが、空振りに終わる。

デコラとボコラ

1.5頭身ほどしかない奇妙な生物。もともとは異世界の住人。性別は不詳。「デコラ」と「ボコラ」の2体で、いつもいっしょに行動している。テンションが異常なほど高く、事あるごとに「セニョール」「アミーゴ」などといったスペイン語を連呼している。ケバブ屋で働いており、店を訪れたウォルターにタバコを無心していた。

ルカ

背中に翼の生えた天使の女性。もともとは異世界の住人。工事現場で働いており、地の底まで掘る勢いでドリルを扱っていた。スマートフォンであちこちの天使仲間とやりとりをしており、リンデのお休みの日の実況の通知を見て、心を癒していた。

チュンメイ

背中から翼の生えた天使の女性。もともとは異世界の住人。語尾に「~アル」を付けてしゃべるのが特徴。格闘技を得意としており、毎日修行に励んでいる。スマートフォンであちこちの天使仲間とやりとりをしているが、リンデによる通知の連打に辟易しており、修行中はスマートフォン自体を見ないようにしている。

ネモ

クールな雰囲気を漂わせた黒髪の男性。もともとは異世界の住人。タコ焼き屋を経営していたが、のちに寿司屋に通いつめ、寿司職人の技を盗んでから自身の店を立ち上げた。深海魚のラブカやブロブフィッシュなど、市場であまり取引されない珍しい魚を使った寿司を提供している。無表情なノアの感情の動きを的確に読み取れる数少ない人物。

ノア

控えめな性格をした少女。もともとは異世界の住人。いつもネモと行動している。寿司屋の経営を始めたネモに協力し、市場価値の低い深海魚の寿司を提供するアイデアをひねり出した。つねに無表情だが、怒るとほんの数ミリだけ頰が膨らむ。

クラニィ

おとなしい性格の、ツインテールの髪型をした少女。もともとは異世界の住人。トンコツラーメンが好きで、各地にトンコツ仲間がいる。恐竜化石展を見に行って以来、恐竜の骨に執心するようになり、ヒヨリにお願いして恐竜の全身骨格を出現させてもらい、それでダシをとってラーメンを作る事を決意する。最終的にトンコツラーメンならぬ、リュウコツラーメンを作っていた。

ヒヨリ

花魁風の髪型をした女性。もともとは異世界の住人。巨大な打ち出の小槌を所持しており、いろんな物を出す事ができる。クラニィのトンコツラーメン仲間で、彼女に頼まれ、打ち出の小槌でラーメンのダシを取るための恐竜の骨を出していた。

セツナ

巫女の姿をしている少女。もともとは異世界の住人。清楚な見た目とは裏腹に格闘技を得意としており、すぐに手が出るタイプ。仕事でもそれが原因で失敗してしまう。そのため、両腕を包帯でぐるぐる巻きにして封印し、技を使えないようにした。しかし、両腕を封印してからキック力が冴え渡るようになり、その鋭い蹴りを見込まれ、ムエタイの巫女ファイターとなった。

エドガルド

凶悪な面構えをした海賊の男性。もともとは異世界の住人。ソフィの提案により、異世界にある氷の国のご当地キャラクターであるエドっぴーのアピールを、大都会TOKYOで行う事になった。エドっぴーの着ぐるみを着て、各地で営業をして大いに人気を博したが、休憩時間中に海を見た事で海賊の魂が蘇(よみがえ)り、観光用のスワンの船に乗って太平洋へ旅立ってしまう。

ソフィ

サイドテールの髪型をした女性。もともとは異世界の住人。氷の国の王女で、氷の国のご当地キャラクターであるエドっぴーのアピールを、大都会TOKYOで行う事を計画している。東京は過去「江戸」と呼ばれており、その関係から名前が似ているエドっぴーを売り出すのは必然だと主張し、エドガルドを説得していた。エドっぴーが人気になるのを見込んで、事前に大量のグッズを作るなど、商才に恵まれている。

エドっぴー

氷の国のご当地キャラクター。エドガルドをモチーフにしており、全体的に海賊っぽい姿をしたキャラクター。語尾に「ぴーっ」と付けてしゃべるのが特徴。着ぐるみの中に入っているのもエドガルドで、全身全霊でエドっぴーというキャラクターのかわいさをアピールしていた。

クレア

汽車の車掌っぽい格好をしている少女。もともとは異世界の住人。ルーントレインという異世界の汽車を走らせる能力を持つ。しかし、大都会TOKYOでルーントレイン走らせると怒られる事から運転不足に陥り、すっかり元気がなくなっていた。見かねたキャトラからプラレールをプレゼントされるが、それをきっかけに重度の鉄道オタクになってしまう。

アピュト

ツインテールの美少女。もともとは異世界の住人。「キッキッキッ」と笑うのが特徴。主人公に思いを寄せており、料理を振る舞って彼の心を摑もうとする。しかし、肉じゃがの作り方を勉強していた矢先に、お米を愛するマイのアドバイスを受け、ライス中心の料理で主人公にアタックしていた。

主人公

朗らかな少年。もともとは異世界の住人。スマートフォンアプリ『白猫プロジェクト』の主役を務めている。穏やかな性格で、口数が少ない。アピュトから密かに思いを寄せられており、マイのアドバイスを受けてアピュトが作った大量のライス料理を振る舞われていた。

マイ

豪奢な着物を身につけた美しい女性。もともとは異世界の住人。お米が大好きで、「お米の伝道師」を自称している。主人公のために肉じゃがを振る舞おうとしたアピュトに対し、強引にお米料理を中心としたレシピをたたき込む。その目的は、主人公の心をお米に傾かせる事にあった。

ゼロキス

背中に蝙蝠のような翼が生えている悪魔の少年。もともとは異世界の住人。パンが大好きで、同じくパンが好きなエリオットから勝手にパン友扱いされている。パン作りに励んでいる最中にエリオットからの電話を受け、作る工程を事細かに説明していた。

エリオット

右目に眼帯をしている少年。もともとは異世界の住人。軍服を身につけている。パンが好きで、同じくパンが好きなゼロキスを一方的にパン友に認定している。パン作りに励んでいるゼロキスに電話した際、「パン作ってるんだ」というゼロキスの言葉を「パンツ食ってるんだ」と聞き違え、妄想が爆発してしまう。

クルーシャ

セクシーな格好をしたエクソシストの女性。もともとは異世界の住人。本名は「クルーシャ・ブラッティ」。大都会TOKYOに来てからは、「塩エステ・エクソビューティサロン東京店」の経営者兼一流エステティシャンとして、多くの女性を魅了している。

ヴィルフリート

長髪の男性。もともとは異世界の住人。全身から荘厳かつ耽美な雰囲気を漂わせている。頭に2本の角が生えている不死者の帝王。笑いを研究しており、その過程で落語に精通している。大都会TOKYOに来てからは、若者の流行に合わせ、スライム風呂に入ったり、複数の炭酸飲料を一気飲みする動画を動画サイトにアップしていた。

リアム

傭兵の男性。もともとは異世界の住人。手先が非常に器用で、キャトラからは最高の大工と評価されている。しかし、傭兵としてのプライドが高いため、大工呼ばわりされるのを嫌がっていた。腕を見込まれ、飛行島一行が大都会TOKYOに来てから1周年を記念するモニュメントを作る大役を任されていた。

ブランシュ

頭に花飾りを付けた女性。もともとは異世界の住人。見た目は可憐だが力が強く、巨大なハンマーを振るって過酷な力仕事をこなしていた。一行が大都会TOKYOに来てから1周年を記念するモニュメントを、リアムといっしょに制作していた。

エクル

背中から白い羽が生えた天使の少女。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、デパートの地下食品街を巡り、試食品を食べ回っていた。それをキャトラに咎められ、自立するためにティッシュ配りのアルバイトを始める。素敵な笑顔で通行人を魅了し、あっという間にティッシュを捌(さば)いていた。

ザック

忍者の男性。もともとは異世界の住人。後先を考えない刹那的な生き方を実践するタイプ。公園の噴水で体を洗っている際にエクルと知り合い、彼女に対して自立した生き方を教えていた。ほしいものがあるとすぐに散財してしまうため、給料はすべてフランが強制的に預かっている。

バケコ

お化けの女性。もともとは異世界の住人。額に三角巾を付けている。「すごウィ」「お願ウィ」のように、微妙になまった言葉遣いを特徴とする。大都会TOKYOに来てからは、メリドとジュダの二人とトリオを組み、ゴキブリを退治する「BMJサービス」として活動している。ゴキブリの退治方法は物理攻撃のみ。

メリド

呪術を扱う不気味な青年。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、バケコとジュダの二人とトリオを組み、ゴキブリを退治する「BMJサービス」として活動している。ゴキブリの退治方法はスモークタイプの殺虫剤を炊く事。

ジュダ

フードを目深にかぶったクールな青年。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、バケコとメリドの二人とトリオを組み、ゴキブリを退治する「BMJサービス」として活動している。ゴキブリの退治方法は棺桶型のゴキブリホイホイを設置する事。

フィオーラ

髪が葉っぱになっている少女。もともとは異世界の住人。髪の毛がボリューミーなダグラスを見て、自分と同じ体質の人間だと思い込み、ピザやドーナツばかり食べていると本当に植物になってしまうという、恐ろしいアドバイスをしていた。

ヒナ

非常に小さな少女。もともとは異世界の住人。クリスマスの夜に、クリスマスツリーに似た髪の毛を持つダグラスを見かけ、髪の毛に大量の小枝を突っ込んで巣を作ろうとする。一度はダグラスに断られるが、結局根負けしたダグラスの頭の上に巣を作っていた。

シャナオウ

アンドロイドの青年。もともとは異世界の住人。若武者のような恰好をしている。「お手付き」を「OTETSUKI」といったりするなど、独特な言語感覚を持つ。ヨシナカをはじめとする面子を集めて新年のGENPE-KARUTA勝負に挑んだ際は、アンドロイド的な能力を存分に駆使して、ヨシナカと一進一退の攻防を繰り広げていた。

ヨシナカ

アンドロイドの青年。もともとは異世界の住人。若武者のような恰好をしている。「ソーリー」「殲滅デストロイ」など、おかしな英単語を交えてしゃべるのが特徴。シャナオウをはじめとする面子を集めて新年のGENPE-KARUTA勝負に挑んだ際は、アンドロイド的な能力を存分に駆使して、シャナオウと一進一退の攻防を繰り広げていた。

メルクリオ

吸血鬼の青年。もともとは異世界の住人。「偉大なる夜の帝王の眷属たる吸血鬼」を自称している。花嫁になる女性を日夜探している。態度と口調は尊大だが、見た目が少年にしか見えないため、人間の女性からは軽くあしらわれていた。

バイパー

クールで無口な青年。もともとは異世界の住人。甘いものが大好きで、大都会TOKYOに来てからは、各地の甘味処を巡ってパフェやぜんざいを食べまくっている。ケイからは真の漢(おとこ)、益荒男(ますらお)として認識されており、追跡調査をされていた。夜になると、酒をたらふく飲んでいる。

ケイ

ショートカットの髪型をした女性。もともとは異世界の住人。ショウの姉。バイパーにあこがれを抱いており、弟のショウを引き連れてバイパーの追跡調査をしていた。真の漢の生き様を目に焼きつけ、己が生き方の指針にする、というのが表向きの目的だったが、本当はバイパーの好みを知りたいという私情が動機だった。

ショウ

短髪の青年。もともとは異世界の住人。ケイの弟。ケイに指示されてバイパーの昼間における行動をいっしょに調査していた。ケイが私的な動機でバイパーの調査をしている事に気づいており、お茶に誘えばいいと諭していた。

シズク

ショートカットの髪型をした女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、イサミと剣の鍛錬をしている。通常の状態ですでに酒気を帯びており、定期的にひょうたんに入っている薬の一種を飲む事で、シラフの状態を維持できる。警官に酒を飲みながら鍛錬していると勘違いされ、薬を飲む事を止められているあいだに、酔っぱらった状態になってしまった。

イサミ

右目に傷を負った男性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、シズクと剣の鍛錬をしている。通常の状態ですでに酒気を帯びており、定期的にひょうたんに入っている薬の一種を飲む事で、シラフの状態を維持できる。警官に酒盛りしながら鍛錬していると勘違いされ、薬を飲む事を止められているあいだに、酔っぱらった状態になってしまった。

ルビィ

ショートカットの髪型をした女性。もともとは異世界の住人。バレンタインデーを前にして、みんなに配るためのチョコレートを持っていた際にキャトラとアイリスに会い、ひこうじま公園の恋愛事情について、キャトラ主導で妄想を繰り広げる事になる。

スピカ

星詠みを得意とする女性。もともとは異世界の住人。お金が手元からすぐになくなってしまう事に悩んでいた。その悩みを解決するため、ルーシーのアイドル性に目をつけ、芸能界入りさせた。自身は敏腕マネージャーの座に納まり、大金を稼いでいたが、いつしかルーシーの気持ちをないがしろにするようになり、彼女に逃げられてしまう。

ルーシー

悪魔の少女。もともとは異世界の住人。純真無垢な性格をした怪力の持ち主。語尾に「なのだ」と付けてしゃべるのが特徴。少々寂しがり屋で、多くの友達をほしがっていた。たくさん友達ができるというスピカの言葉を信じ、芸能界入りした。持ち前のスター性で一躍人気子役の仲間入りを果たすが、分刻みのスケジュールと、ファンとは遊べない現実に疲れ果て、スピカのもとを去ってしまう。

ガーネット

戦士の女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOの地で武勲を立てようと張り切っていたが、平穏な世界なため武力を行使する機会がなかった。今は健康ランドに勤めており、戦士として培った技術を浴槽の掃除に活用しながら日々を過ごしている。漫画家になったカレンの取材を受け、彼女の漫画に登場していた。

モニカ

竜に乗っている女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来てからは、竜の「ソルト」の能力を活かし、宅配便の仕事をしている。人も物もなんでも運ぶ便利な宅配便として有名になり、結構な稼ぎを得ていた。漫画家になったカレンの取材を受け、彼女の漫画に登場していた。

ブルー

動物と会話ができる青年。もともとは異世界の住人。動物園に勤めており、カムイの飼育係を務めていた。カムイと信頼関係を築こうと努力しており、悩みを聞き出そうとしていた。最終的にカムイの気持ちを(勝手に)汲み、熊舎を大幅に改装して大自然な空間へと変貌させる。

レクト

ヒーローにあこがれている引っ込み思案な少年。もともとは異世界の住人。異形の姿になれる変身能力を持っている。リネアに懇願され、ヒーローショーのヒーロー役をやる事になったが、おとなしい性格が災いしてまともに仕事をこなす事ができなかった。ショーの最中に一線を越えて変身をするが、結局グダグダなままヒーローショーを終えてしまう。

リネア

ショートカットの髪型をした女性。もともとは異世界の住人。調査旅行の費用を稼ぐために、ヒーローショーで司会のお姉さんとして働いている。ヒーローにあこがれを抱いているレクトにヒーロー役を依頼するが、目論見が外れ、ヒーローショーはグダグダに終わってしまう。

パルメ

背中から翼の生えた少女。もともとは異世界の住人。白鳥に変身する事ができる。ヒーローショーの幹部役の女性がケガをした場面に偶然遭遇し、代役として舞台に立つ事になった。ヒーロー役のレクトが変身した姿を見て悪人だと思い込み、自身も変身してレクトを止めようとする。

クライヴ

騎士の男性。もともとは異世界の住人。本名は「クライヴ・ローウェル」。大都会TOKYOに来てからは、人気メンズモデルとして人気を博している。夜な夜な「姫喫茶」と呼ばれるマニアックな店に通い詰めており、姫に仕える騎士という役割を存分に堪能していた。

ディーネ

湖に住む精霊の女性。もともとは異世界の住人。本名は「ディーネ・オンディーネ]。大都会TOKYOに来たあとは河川で暮らし、ゴミを投棄する不届き者に説教する日々を送っていた。汚れた河川を清浄にするには政治家になるのが近道だと判断し、都政に出馬。まさかのトップ当選を果たす。

レイヴン

背中に翼の生えた男性。もともとは異世界の住人。狐のお面をかぶっている。とあるメモに書かれていた「にくじゃが」という言葉の意味を知るために、なんでも悩みを解決するというカフェバーに顔を見せていた。「じゃが」の心地よい語感がなにかを握っていると推察する。

チタ

チャラい雰囲気を漂わせた少年。もともとは異世界の住人。頭から獣のような耳が生えている。コミュニケーション能力に長けており、相手が誰であっても物おじせず、マシンガンのような勢いでギャル語をしゃべる。「クマロン」に頼まれ、引っ込み思案なリーゼロッテのコミュ力アップに協力していた。

リーゼロッテ

人付き合いが苦手な少女。もともとは異世界の住人。熊のぬいぐるみのような姿をした「クマロン」を所持し、いつもクマロンと会話している。コミュニケーション能力に欠けるのがコンプレックスになっており、クマロンが連れて来たチタからコミュ力アップの方法を学ぶ事になった。

ルーグ

生真面目な性格の男性。もともとは異世界の住人。両腕にかけられた「禁呪」を解く方法を探している。大都会TOKYOに来たあとに、異世界とは異なる高い医療技術がある事を知り、呪いを解いてもらうために病院へと足を運ぶ。しかし、内科医では呪いを解く事はできず、最終的に神社を紹介される。

モコ

帽子をかぶった、獣の耳を持つ少女。もともとは異世界の住人。時間をあやつる事ができ、大人へと変身する事もできる。非常に心優しい性格をしており、公園で遊んでいる時に会社で失敗をした会社員の男性を励ますために、手もみをしたり、頭を撫でさせたりしていた。

ナギ

生き物に好かれる性質の女性。もともとは異世界の住人。大都会TOKYOに来たあとに、爬虫類カフェに勤め始めた。生き物を惹きつけるその体質から、多くの爬虫類に群がられていた。その才能を活かし、新サービスである、竜との触れ合いを任される事になる。

場所

ひこうじま公園

大都会TOKYOにある広い公園。異世界から迷い込んだキャトラ達がテントを張って暮らしている。公園内には噴水があり、ザックはそこで水浴びをしていた。住人が公園に住み着いてから1年が経過した際に、キャトラをモデルした巨大なモニュメントが建てられた。

クレジット

原案

コロプラ

監修

コロプラ

SHARE
EC
Amazon
logo