もいちど彼と

もいちど彼と

8年前、音信不通になってしまった初恋の彼と再会。好きなまま、未練ばかりが残っていた主人公は彼が黙って消えた本当の理由を知る。社会人になった二人が、高校時代に間違ってしまった初恋をやり直す、復縁ラブストーリー。再会してすぐに同棲という急展開ながら、キスまでの関係だった高校生のように初々しい毎日を送る。小学館「プチコミック」2020年5月号から連載中。

正式名称
もいちど彼と
ふりがな
もいちどかれと
作者
ジャンル
同棲
レーベル
フラワーコミックス α(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

東京のアプリ会社で忙しく働く日向野里世は、同窓会のため、久しぶりに地元の仙台に帰っていた。8年前に別れも告げられぬまま、音信不通になってしまった彼、橘紫月と東京へ戻る新幹線で再会する。何事もなかったように普通に話ができて嬉しかった里世。紫月とは高校生の時に知り合い、1年後の夏に付き合い始め、秋にはじめてのキス。なぜか冬には連絡が途絶えてしまう。気持ちが残ったまま、理由も分からず紫月とは自然消滅。自分から動いていればとの後悔もあった。別れ際、思いきって紫月に連絡をくれなくなった理由を聞くと「他にいい子ができたから」と言われ、ショックを受ける。その話を同僚の黒羽鷹にすると、「浮気男と付き合うのは何人目だ。ロクでもない男とばっかり」と図星をつかれる。その日、黒羽とのアポイントが入っていたのは広告代理店で働く紫月だった。同僚と仕事の繋がりがあったことに驚き、声も出せない里世。紫月のことが気になりながらも、帰宅しようと会社を出たところで、別れたはずの元彼が里世の前に現れる。その元彼は浮気をした上に里世にも執着する身勝手な男だった。彼は里世の部屋に盗聴器をつけ、GPSで位置情報も確認していた。揉めているところに会社から出てきた紫月と黒羽が割って入り、警察を呼ぼうとした時、そのストーカーは逃げてしまった。紫月は里世の震える手をそっと両手で包み、盗聴器のついた自宅には帰らないほうがいいと自分の家に里世を連れて帰った。里世が「8年前、本当はずっと待っていた」と本音を話すと、紫月は「自分の未熟さで合わせる顔がなかった」と深く謝り、「もう一度チャンスをくれないか」と里世を抱き寄せた。こうしてお互いにまだ気持ちが残っていることを知った二人は1か月限定で同棲することに。相手を想うあまりわがままを言えなかった二人は、本当の自分をさらけ出し、少しずつ距離を縮めていく。

登場人物・キャラクター

日向野 里世 (ひがの りせ)

アプリ会社で働く女性。ゲームを担当。几帳面で仕事熱心。恋愛に関しては相手に流されやすく、自分の意見を言えないことが多かった。付き合っている彼氏によく浮気されてしまう。高校生の時に付き合っていた橘紫月を8年たっても忘れられずにいる。二桜高校出身で天文部に所属していた。ココアにシナモンを入れて飲むのが好き。

橘 紫月 (たちばな しづき)

日向野里世が高校生の時に付き合っていた元彼。高校時代は一華高校天文部の部長。頭も顔も良く、気が利いてコミュニケーション能力も高い完璧な男性。好きな相手にかっこ悪いところを見せられず、過ちを犯してしまう。黒髪ストレートで前髪を斜めに分けている。広告代理店の電堂DAに勤めるやり手営業マン。紅茶が好き。

黒羽 鷹 (くろは たか)

日向野里世の大学時代からの友人。里世と同じアプリ会社で働いている。まつ毛が長く、目鼻立ちのハッキリしたイケメン。大学一のモテ男と言われていた。大学の頃からなにかと里世の手助けをし、見守っている。気さくで里世が心を許し、なんでも相談できる男友達。里世からは「クロ」と呼ばれている。

書誌情報

もいちど彼と 3巻 小学館〈フラワーコミックス α〉

第1巻

(2020-08-07発行、 978-4098711161)

第2巻

(2020-12-10発行、 978-4098711949)

第3巻

(2021-06-10発行、 978-4098713523)

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