概要・あらすじ
ある日突然、忍者の隠れ里「百池の里」に連れてこられた轟快太は、里の姫である明日香姫のムコになるべく、女の子だらけの里で楽しくも厳しい修行の日々を送ることになる。教育係のくノ一、アヤメも快太のことが気になっている様子。明日香姫に想いを寄せる野乳獣兵衛Jr.から送られてくるさまざまな刺客と戦いながら、快太は一人前の忍者を目指すのだった。
登場人物・キャラクター
轟 快太 (とどろき かいた)
ちょっとエッチな11歳の少年。忍者の隠れ里「百池の里」の領主とは、戦国時代から先祖が縁があるという理由で、明日香姫のムコ候補になる。以後は百池の里に連れてこられ、明日香姫と結婚するべくアヤメの指導のもとで忍者の修行を始める。のちに忍者の素質を開花させ、やわらか忍法秘伝の書「煩悩魔人」を生み出す。アクシデントに巻き込まれるとしょっちゅう股間のあるものを露出する。
アヤメ
百池の里のやわらか流筆頭くノ一で、轟快太の教育係を務める。当初は明日香姫に近づけないようにテストをするなど快太を認めていなかったが、次第に快太のことが気になる存在となっていく。分身の術を使えたり、剣技で熊を退けるほどの凄腕で、梅浦那闇によると、百池ナンバーワンの使い手とのこと。
明日香姫 (あすかひめ)
百池の里の姫。世間知らずだが、美人でおだやかな性格。男性のいない環境で育ったため恋愛事に疎く、風呂で轟快太と裸で鉢合わせになった際も動じなかっただけでなく、快太の股間のあるものにも興味を示した。快太のことを気に入っており、いつも快太と一緒にいるアヤメを羨ましく思っている。
お婆さま (おばばさま)
轟快太のお目付け役の老婆で、百池の里では明日香姫を守る役割を担う。アヤメの曾祖母。百池の里には女性ばかりが生まれるため、一族に近い縁戚の男性である快太を明日香姫のムコ候補として推薦した人物。「お婆さま」と呼ばれているが、本名は「渚」という。100年前は美少女で、かつて快次郎と結婚の約束をしていた。
ユリネ
轟快太に想いを寄せる百池の里の少女で、妖怪のような外見の持ち主。快太が忍の術を体得できなかった場合、明日香姫ではなくユリネと結婚して里の労働力になることが決まっており、それを聞いた快太はがぜんやる気を出すきっかけとなった。
野乳獣兵衛Jr. (やにゅうじゅうべえじゅにあ)
蜘蛛隠れ流忍者の首領。かつて明日香姫に助けられたことがあり、以降彼女に想いを寄せている。美形だがスケベで、特に明日香姫のことになるとデレデレになる。明日香姫と結婚するために、轟快太に刺客を送り込んだり、タコ型のメカで襲撃して明日香姫を誘拐したりとさまざまな妨害工作を行う。ちなみに今までのムコ候補は、すべて抹殺してきた。 そのような経緯から、ムコ候補としては残りモノであると快太に伝え、ショックを与えた。
梅浦 那闇 (うめうら なやみ)
大人気美少女アイドル歌手。その正体は、蜘蛛隠れ流くノ一の「歌姫なやや」。野乳獣兵衛Jr.の命を受け、轟快太を殺しにやってきた。忍としては相当な腕の持ち主で、アヤメと互角の戦いを繰り広げるほど。99センチのFカップ巨乳を誇っていたが、アヤメの作戦でニセ胸とバレてしまう。
快次郎 (かいじろう)
百池の里の忍者だったが、修行中の事故で死んでしまい、現在は幽霊となっている。かつて相思相愛だったくノ一の「渚」に再会して口づけをすることで成仏できるという。その目的を果たすため、轟快太の身体に乗り移って彼女を探した。女風呂で探索を行ったため、のちに快太がお仕置きに受けることになる。アヤメが「渚」に瓜二つだったため、快太の身体のままアヤメに口づけを迫った。 得意技は火炎の術。
ポコ丸 (ぽこまる)
轟快太を倒すため、野乳獣兵衛Jr.により送り込まれた刺客の忍犬。女の子に執拗に懐いてデレデレするスケベな犬。得意技は強烈な蹴りで、本気になれば岩も砕くことができる。快太を倒すと女の子との楽しい日々が終わってしまうので、役目を果たすのをためらっていた。究極奥儀の蹴りで快太を倒そうとするが、足の短さゆえに蹴りが届かず、逆に快太に倒される。
蜘蛛隠れ流女王様パイアール (くもがくれりゅうじょおうさまぱいあーる)
蜘蛛隠れ流のくノ一。修行が嫌になって外の世界に逃げ出した轟快太を捕獲し、快太に一生解けないとされるホレホレ催眠忍法をかけてしもべにした。催眠で強化された快太とアヤメを同士討ちさせようと試みたが、愛情を込めたアヤメの口づけによって術が解かれてしまい、敗北する。
イズナ
野乳獣兵衛Jr.の妹。修行の旅から帰ってきて、退屈しのぎに百池の里にやって来た。ヨーヨーを武器に使う超実力派のくノ一姫。戦闘においては、アヤメが窮地に陥るほどの高い実力を持つ。大の男嫌いで、なかでも轟快太のようなタイプが一番嫌いと公言していたが、戦いのさなかのアクシデントで快太にファーストキスを奪われたことをきっかけに、乙女心が目覚めてしまう。
蜘蛛隠れくノ一金潰しのお銀 (くもがくれくのいちきんつぶしのおぎん)
蜘蛛隠れ流のくノ一で、ポコ丸の上司にあたる。デパートで会った轟快太を逆ナンパするが、実は金潰しで快太を倒そうと目論んでいた。今まで潰したタマの数は998個で、快太のものを潰せばちょうど1000個になると豪語していた。
花梨 (かりん)
アヤメの妹。やわらか流くノ一の審査を受けるためにやってきた。以前にも審査を受けているが、その時は忍術、体術は合格だったが、女の武器である胸の大きさで不合格となっていた。アンパンを詰めてニセ胸を作っていたことが轟快太にバレてしまうが、快太の協力のもと、審査に受かるための作戦を練る。